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ハイブリッド車いす、開発

東北部工業技術センター。片手で旋回、モーターでアシスト
 「車いすもハイブリッドの時代」—モーターにより、片手でラクラク動かすことができる「軽量型片手用パワーアシスト車椅子」の試作品ができあがり、2月12日、県東北部工業技術センター(三ツ矢元町)の研究報告会で発表される。
 病気やけがなどで、片手のみで車いすを操作する人向けで、片輪の外側に異なる大きさの3つの「ハンドリング」を設置。内側のリングは右車輪、外側のリングは左車輪と直結されており、簡単に左右に曲がることができ、中央のリングを回そうとすると、摩擦クラッチが作動し、両輪が動く。
 また、回す人の力をセンサーで検出し、不足分のトルク(駆動力)をモーターでアシストする。
 片手のみの操作で直進、右折、左折の基本走行が可能となり、坂道や屋外走行も楽々。難しい操作や介助者の手を借りることも不要。軽量コンパクト化を図っており、重量はシニアカーの半分程度(30㌔)に納まる見通し。
 同センターの主任専門員・酒井一昭さん(58)は彦根の地場産業、バルブの開発で長年、培った技術を生かし、来るべき高齢化社会に向け、福祉機器を開発。自立支援型介助ロボットを製品化している。
 今回の開発は2年前から、県立大学の安田寿彦教授と共同研究してきた。酒井さんは「製品化、実用化に向けては企業の協力が不可欠」と述べ、「改良を重ね、コンパクト化、コストダウンしたい」と話している。


機器利用講習会と研究報告会
 県東北部工業技術センターは2月12日午後1時半から、機器利用講習会と研究報告会を開く。
 今年度、導入した環境試験室の事例を大西熱学の石田貴秀さんが紹介。本年度、職員が開発した研究や新機器を報告する。参加無料。申し込みは10日までに同センター℡(62)1492。


2016年01月22日 15:46 |


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