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市役所辞めて、うどん屋「うどん馳走 山石土平」

自慢の麺と出汁、大きな天ぷら
 もちもち、つるつるした麺と旨みのある出汁にこだわった天ぷらうどんの店がオープンし、連日、食通で賑わっている。
◇   ◇
 岩坪さんは大学卒業後、長浜市役所の職員となり、庁舎建設整備室、生涯学習文化スポーツ課などに勤務。料理とは無縁で、自宅でも台所に立ったことは無かった。
 45歳を過ぎた頃から「何か挑戦してみたい」と思い始め、「簡単にできそう」と安易な考えで、1週間、東京のうどん学校に通ったが、「今までの経験がまったく役に立たない」「奥が深い」と考えの甘さを痛感した。
 そのような中、「ふたば食堂」(公園町)を半世紀余り営んでいた義父・高木実太郎さん(享年81)が昨年10月、急逝。「今までのうどん屋のイメージを変えよう」と一念発起し、義父の店を生かして、憧れの開業を目指した。
 役所を退職した岩坪さんは、同じ脱サラでうどん屋を繁盛させている神奈川県の店で1カ月間、修業を重ね、京都や大阪のうどん店100店舗余りを食べ歩き。ようやく納得する味にたどりついた。
 のどごしにこだわった麺は3種類の国産麦をその日の気温、湿度などに合わせて調合しており透明感バツグンの伸びのあるしなやかさを持つ。
 出汁は北海道産の真昆布と瀬戸内産のいりこ、4種類のかつお節を使い分け、一晩じっくり水出しする「水出し製法」で、すっきりした味わい。
 メニューは冷たい「ぶっかけ」「ざる」と温かい「かけ」に存在感がある野菜やまいたけ、かしわの天ぷらなどをトッピング。イチ押しは3品の天ぷらを乗せた「讃岐天ぶっかけ」(880円)=写真=。1月限定の「蕪と揚げ餅のそぼろあんかけうどん」(同)も人気で、グルメをうならせている。岩坪さんは「まずは3年。長く続けたい」と目を輝かす。
 営業時間は午前11時半〜午後2時半、金土曜は午後5時半〜8寺半までの夜の部も。日曜定休。公園町3の19 ℡(53)4639


2016年01月16日 16:11 |


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