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鉄砲の伝来と湖北

浅井歴史資料館で企画展
 浅井歴史民俗資料館は戦国時代、湖北地域で作られた鉄砲にスポットを当てた企画展「鉄砲伝来と湖北」を開いている。
 天文12年(1543)、嵐で種子島に中国船が漂着し、乗船していたポルトガル人から、初めて2丁の鉄砲が伝えられた。その後、国友、堺など各地で鉄砲が作られ、新しい技術やネジの開発により、日本の歴史は変わった。
 国友村では種子島に伝来した翌年から鉄砲作りが始まる。ネジの開発は大量生産に結びつき、いち早く導入した浅井氏や信長、秀吉により国友鉄砲鍛冶は保護され、徳川家康による「大坂の陣」への大量注文もあり、最盛期には70軒の鍛冶屋と500人を超える職人がいた。企画展では6丁の火縄銃をはじめ、初公開の古文書など35点を並べ、詳しい解説文とともに、鉄砲の歩みをたどる。
 江戸後期の鍛冶職人・国友源之進珍英の作った火縄銃は、八角形の銃身で、筒上や台に鶴や松、唐獅子牡丹などをあしらい、装飾性に富んでいる。
 草野鍛冶屋集落に伝わる砲術書「大世流鉄砲相伝之秘書」(江戸後期)は銃の撃ち方や火薬の作り方、精神論などが記されているが、射撃法は、口伝とされ具体的な記述はされていない。初公開。
 午前9時から午後5時、7月5日まで。入館料は大人300円。月曜休館。なお、展示説明会は20日午後1時半から。


2015年06月10日 16:24 |


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