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長浜ゆかりの五月人形

長浜城博物館で展示、24日まで
 長浜城歴史博物館は「端午の節句」(5日)に合わせ、「長浜ゆかりの五月人形」展を開催している。
 立身出世を願う絵画や、長浜ゆかりの資料として豊臣秀吉と加藤清正の五月人形など全10点を展示している。
 「五月人形(豊臣秀吉・加藤清正・雑兵・馬)」は、唐冠をかぶり甲冑を着用して座る豊臣秀吉と、長い槍を持ち、片膝をつく加藤清正の人形で、飾り馬と旗持ちが付いている。博物館によると、端午の節句に、有名な武者をモデルにした武者人形を座敷に飾るようになったのは江戸時代中期からで、秀吉と清正像をセットにした人形の作例は多い。同作品は明治時代、長浜市内で縮緬業を営んでいた旧家に伝わったもので、市内で買い求められた。博物館は「長浜町衆のハレの日の暮らしぶりを知ることが出来る資料」と説明している。
 また、「狩野永岳画封侯図陣羽織」は前後に、彦根出身の絵師・狩野永岳が松の木の上の猿猴と、蜂を描いている。「蜂」は「封」に、「猴」は「侯」に音が通じるため、「封侯」つまり出世を意味する吉祥の画題。坂田郡醒井村(米原市醒井)で庄屋・問屋をつとめた江龍家の当主・清雄(18338〜1904年)の所用とされる。清雄は井伊直弼の忠臣・長野主膳から国学を学んでおり、博物館は「その関係から彦根藩の御用絵師であった永岳に陣羽織の揮毫を依頼したのかもしれない」としている。
 午前9時から午後5時まで。入館料は大人400円、小中学生200円(湖北地域は無料)。期間中無休。


2015年05月01日 15:41 |


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