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片桐且元、没後400年記念

五先賢の館でロングラン企画展
 北野町、五先賢の館は地元ゆかりの戦国武将「片桐且元の没後400年」企画展を開いている。
 片桐家は代々、浅井家家臣として、小谷城落城寸前まで長政に従ったことで知られ、中でも須賀谷出身の且元(1556〜1615年)は秀吉からも信頼され、近江衆の一人として活躍。賤ヶ岳七本槍として名を馳せた。
 秀吉没後は豊臣家の重臣として淀殿と秀頼に仕え、豊臣家を救うため、敵将・徳川家康と交渉するなど心血を注いだが、かえって淀殿らに疑われ、志はならなかった。
 豊臣家の滅亡直後、急死。病死したとの説も。今年は且元の没後400年目にあたり、企画展では書状や賤ヶ岳合戦図などゆかりの21点を並べ、田根地域の偉人「五先賢」の一人にも数えられる且元の業績などをたどる。
 「伝片桐且元毛髪」は元服の際に剃った前髪。武家の元服は数え年12〜16歳の男子が氏神の前で整髪した。
 本邦初公開の「岐隼合戦之図」は関ヶ原合戦の前哨戦、岐阜城周辺の戦いを図示したもの。合戦に且元は参戦していないが、秀頼直臣の七手組の猛将たちが、西軍として参陣。織田秀信が岐阜城の守将だったが、東軍に攻められ敗北している。その後、秀信は高野山で出家した。
 「片桐且元書状」は且元が、同郷の小堀遠州から徳川家康が富士へ鷹狩りに出かけた情報を教えてもらったことに対する礼状。現在、展示しているのは複製だが、7月9日から実物を特別公開する。
 午前9時から午後5時、11月30日までのロングラン展示。水曜と祝日の翌日休館。入館料は大人300円。入館者にはオリジナル缶バッジをプレゼント。長浜城歴史博物館と両館入場で割引特典も。
◇   ◇
 5月26日午後2時からは長浜城歴史博物館・太田浩司館長の講演会。「大坂の陣・片桐且元」をテーマに、来年、放映されるNHK大河ドラマ「真田丸」の主人公・真田幸村との話題を交えながら、同じ「反・家康」だった且元の生きざまを語る。参加無料。


2015年05月13日 15:03 |


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