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まいバーラちゃんの旅

「感謝の気持ち」近江公民館が絵本に
 米原市、近江公民館のゆるキャラ「まいバーラ」のマスコット人形が、全国で人から人へと手渡されながら戻ってきたという実話を基にした絵本「まいバーラちゃんの旅」が発刊された。現在、予約を受け付けている。
 人形の旅は震災後、全国の人々を元気づけようと、同館を運営するNPO団体「おうみ地域人権・文化・スポーツ振興会」が企画。
 2012年10月、親交の深い俳優の赤井英和さんが住む東京から始まり、人づてに手渡され、約半年間で関東、中国、九州など11都県、19カ所を巡った。
 人形にはメッセージ手帳も添えられ、その土地の人々の思いを綴ってもらい「感謝の気持ちを忘れていた。いつもありがとう」「クリスマスプレゼントは平和」など震災の傷が癒えぬまま、日々を過ごしている被災者の言葉などが寄せられた。
 同館はこれらの思いを後世に伝えようと、絵本にすることに。物語はシンガーソングライター・真依子さん(36)、挿絵はイラストレーター・藤林麻弥さん(36)=いずれも米原市=に依頼。
 まいバーラの生い立ちから旅立ち、米原に戻るまでの旅日記が綴られており、東京、築地市場で魚と一緒に楽しく踊ったり、旅行好きのお兄さんとの出会いなども。戻ってきた花壇には出会った笑顔の数だけ、美しいバラが咲いたことなどが描かれている。
 真依子さんは「まいバーラちゃんの目線で書いた物語」とし、藤林さんは「素敵な文章、素敵なシーンを生かせるよう気を配った」と話している。
 同館は被災地の福島県浪江町に100冊を寄付し、近く原画展も開催。山田裕美館長は「多くの人に感謝の気持ちを伝えたい。親子で読んでもらえれば」と語っている。横A4サイズ、オールカラー16ページ。1冊1200円(税別)。問い合わせは近江公民館☎(52)3483へ。


2015年03月04日 19:00 |


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