「モンデクール長浜」開店

テナント多彩、駅直結で立体駐車場備える
JR長浜駅前に10日、平和堂の新店舗「モンデクール長浜」がオープンした。積雪にもかかわらず、午前9時の開店前から買い物客が駆けつけ、新店舗への期待の高さをうかがわせていた。
モンデクール長浜は昭和44年開店の平和堂長浜店に代わる新しい店舗で、鉄骨3階建て、店舗面積2937平方㍍。食品や日用品を扱う平和堂直営の「フレンドマート」をはじめ、レストランやパン屋、洋菓子店などの専門店が入居し、観光客向けに地元の名産を揃えたコーナー「おうみお土産小路」も。2階を駅舎とデッキで結び、168台収容できる立体駐車場も備えている。
開店を前に行われたオープンニングセレモニーでは同社の平松正嗣・営業統括本部長、谷口英邦・フレンドマート長浜駅前店店長、藤井勇治長浜市長、高橋政之・長浜まちづくり株式会社社長、下村郁夫・北船北町自治会長の5人がテープカットで開店を祝った。
谷口店長は「長浜の玄関口として支えられた長浜店に代わり、地域に愛される店作りに精進したい」とあいさつし、藤井市長は「モンデクールの開店を機会に、長浜の玄関口である駅前の再編に取り組みたい」と述べた。
旧長浜店は平和堂の県内3店舗目として45年間、長浜駅前のシンボルとして営業を続けた。今月7日に閉店したが、当日は朝から約500人の買い物客が詰めかけ、長年利用した愛着ある店舗を名残惜しんでいた。
なお、官民で進める長浜駅東側の再開発は、国の中心市街地活性化法に基づく支援を受けながら、3地区で実施。第1弾のモンデクール長浜が開店したことで、今後、旧平和堂長浜店跡地での組合方式による商業施設整備に着手する。商業施設完成後は旧郵便局跡地(現在は駐車場)へのマンション建設に取り組む予定。
2015年02月10日 15:47 | パーマリンク
- 02月 16日 明治期の古民家「活躍の場を」
- 02月 15日 長浜ものがたり大賞決定
- 02月 14日 長浜小合唱団「キャッツ」熱演
- 02月 13日 けがなく、楽しくプレーして!
- 02月 12日 漆と焼き物とイラスト