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チリ紙で心情を表現

現代アートの横山さん、画集発刊
 チリ紙で見えない心情などを描写している高畑町の現代抽象画家・横山敏明さん(77)は過去7年間の選抜作品を集めた画集を発刊した。
 横山さんはびわ、浅井中や長浜養護学校で美術教諭を務め、引退後は長浜の美術教室アトリエ賛画で講師をしながら、創作活動を続けている。
 洋画から発展し、泥にボンドを混ぜ、命の原点を問う抽象画を描いていたが、単調な作風から脱却しようと、昔、便所で使われていた無漂白のチリ紙でのアートを思いついた。
 薄灰のチリ紙を幅1・5㌢ほどに裁断し、台紙の上に貼り付け、断面や紙のすき間、穴などで心や命などを表現する。代表作「存在32(闘魂)」(100号)は命の根源を表現しており、薄い紙を無数に貼っているため、完成までに2カ月を要した。
 絵の具などを使わない「ミクストメディア」と呼ばれる技法を駆使しており、画集は日本の現代アーティスト100人を紹介するシリーズの1冊として藝術出版社から出版された。
 横山さんは「チリ紙はワラのような素朴な風合いで、自由に曲げたり、伸ばしたりできる。創作を通じて見知らぬ人との関わりなど、いろんな発見があった」と話している。
 B5判、23点を紹介。300部を印刷し、知人、友人らに配布した。残部あり。問い合わせは横山さん☎(74)2183へ。


2015年02月03日 10:37 |


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