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茶道教室で「綺麗さび」発信

八幡東町の森内さん、茶室を整備
 八幡東町の森内労務管理事務所会長の森内茂樹さん(69)が、江戸時代初期の大名茶人・小堀遠州の流れをくむ武家茶道「遠州流」の茶室「自成庵」を事務所の一角に開いた。2月1日から茶道教室を開き、その「綺麗さび」の魅力を広く伝える。
 森内さんが茶道と出会ったのは18歳のころ。当時、勤めていた企業の社員研修で永源寺を訪れ、座禅と茶道を体験。以来、時間を見つけては永源寺に通い詰め、管主の休日には禅堂を自由に使うことを許された。「座禅と茶道は不即不離の関係。いつの日か茶道を学ぼうと思うのは自然だった」と振り返る。
 社労士の資格を取り、30歳で独立・開業してからは仕事に追われ、本格的に茶道を始めたのは25年前。15年ほど前からは地元にゆかりのある遠州流茶道を始め、2年前に上席師範となった。茶名は「宗茂」。
 遠州流は「わび・さび」の精神に、美しさや華やかさ、明るさを加え、「綺麗さび」と称される。坂田郡小堀村(現長浜市小堀町)出身の遠州を祖とするが、地元の長浜で広がりに欠けているのが実情。遠州流では2017年10月に長浜での全国大会が決まっており、森内さんは「全国大会をきっかけに、茶道文化をはじめ、江戸時代に培われた日本の文化を見直すことができれば」と、遠州流茶道の普及を目指している。
 昨年の事務所の全面改装に合わせて、4畳半の茶室と8畳の待合を整備し、茶道教室を開くことになった。一般的な「実技」だけでなく、自作のテキストを活用するなどして「座学」も重視。社労士として社員教育や能力開発研修などで培ったノウハウを活用した新しい指導方法を掲げる方針。
 稽古はマンツーマンで、平日午後1〜9時の間で調整。定員30人。月2回で受講料3000円。初期費用として扇子や袱紗、稽古用エプロンなど1万円。問い合わせは森内労務管理事務所℡(64)1141へ。


2015年01月21日 16:04 |


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