滋賀夕刊新聞社は滋賀県長浜を中心に政治、経済、文化の情報をお届けする新聞です。



楽しみながら里山を守る

木之本・伊香具山友会
 木之本町飯浦の「藤ヶ崎」の里山を守ろうと「伊香具山友会」が発足。メンバーたちが童心に返って、雑木の伐採や山小屋作りなどを楽しんでいる。
 藤ヶ崎は賤ヶ岳の西約1㌔から琵琶湖に突き出ている岬。約4〜5㌶の雑木林にはコナラやクヌギなどが生えており、1950年代までは林業が盛んだったが、炭の衰退により、人が入らなくなり、山にはうっそうと雑草が生い茂るように。
 一昨年の6月、山の所有者から「先人が管理してきた財産を何とかしたい」と、林業経験のある横関隆幸さん(同町大音)に相談があり、楽しみながら山の保全活動ができる場を作ろうと、仲間たちに声をかけ、「伊香具山友会」が発足した。
 集まったメンバーは会社を定年退職した人を中心に約20人。県の助成金などを活用しながら、山の整備に取りかかった。
 会では、「こうしなくてはいけない」というルールは設けておらず、「事故が起きても自己責任」。時間的な制約も設けず「急がば回れ」をモットーに、会員が都合のよい日に活動している。
 これまで伐採した木を運び出す林道を整備したほか、山の斜面に4畳半ほどの山小屋を建設。森を切り開いたため、竹生島や奥琵琶湖が一望できるようになり、山小屋からの眺めは「最高の景色」(横関さん)になった。
 昨年10月には若い人たちにも山の楽しさを知ってもらおうと、イベントを開催。今後は山の自然などを利用し、ツリーハウス作りやシイタケの植菌などを計画している。


2015年01月20日 15:56 |


過去のニュース


しが彦根新聞
滋賀夕刊電子版
滋賀夕刊宅配版
滋賀夕刊デジタルトライアル
“新聞広告の資料請求、ご案内はこちらから"
 
長浜市
長浜市議会