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2015年01月31日

内保町の歴史や風習を網羅

11年かけ編さん、「今昔物語」を発行
 内保町自治会が地元の歴史や文化、風習などをまとめた郷土誌「ふるさと内保 今昔物語 縁」を発行した。「内保史を語る会」のメンバーのべ9人が11年がかりでまとめた435ページからなる大作で、町内全世帯に配布する。
 昭和40年ごろまで150戸ほどの集落だった内保町は近年の宅地開発で500戸を超えた。新住民や若者世代が知らない地元の歴史や伝統、風習を記録に残して後世に伝えるため、2003年に男性5人で語る会を発足させ、メンバーを入れ替えながら農政会館に保管されている資料をはじめ、社寺に伝わる古文書、地元の古老からの聴き取りなどで地道に調査を続けてきた。
 郷土誌は「古文書に見る内保」「神社仏閣」「戦争」「災害の記録」「人々の暮らし」など9章からなる。古墳時代から生活の営みがあったこと、少なくとも鎌倉時代から「内保」の名称が使われていたことなど同町の起源に関する資料をはじめ、新田開発や農政会館建設などの事業、姉川地震(明治42年)の被害の様子、昭和28年頃から行われていたタバコ栽培などの農業、オコナイや冠婚葬祭、内保で使われている方言などをまとめている。
 また、戦争記録の章では、太平洋戦争への出兵者や銃後を守った体験者の回想録を掲載。満洲事変から太平洋戦争終結までの15年間の内保町出身者の戦没者氏名も紹介している。
 語る会のメンバーの一人、西橋義仁さん(67)は「古文書の解読を専門家に依頼したり、漢文を高校教諭に読み解いてもらったり、苦労も多かった。住民の皆さんに読んでもらうことで、若い人と、昔から住んでいる人の縁を取り持つことができれば」と話している。
 A4判。600冊を発行し、市内9図書館や県立図書館に寄贈した。3000円(税込み)で販売も。問い合わせは農政会館☎(74)1091(不在の時あり)。


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2015年01月30日

ニットの風合い感じて

中村ヒロ子さんの作品展
 湖北町速水、湖北公民館で最近、流行している手作りニットを集めた作品展が開かれている。
 出品者で同館のニット&リフォーム教室を開いている中村ヒロ子さん(65)=殿町=は、20歳の時から洋裁を始め、ニットの魅力に惹かれ、13年前から大津、守山などで技術を学び、インストラクターの資格を取得した。
 ニットは伸縮性に富んでおり、風合いや肌ざわりが良く、近年、若者にも定着。大手アパレルメーカーも新商品を数多く出すようになった。中村さんは受講生に素材を生かした縫い方などを教えている。
 ギャラリーには平成24年、神戸で開かれたファッションショーに出品した衣装や圧縮ニット、レースニットを扱かった洋服のほか、スウェーデン刺繍を施したり、布と革をコラボしたバッグなど計約40点を展示。中村さんは「ニット特有のしなやかさ、動きやすさ、機能性を感じてもらえれば」と話している。
 午前8時半から午後6時、2月26日まで。水曜と祝日休館。無料。


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2015年01月29日

JR長浜駅前再開発、南地区の平和堂新店舗完成

東地区は低層商業施設整備へ
 JR長浜駅前で移転整備工事中の平和堂の新しい店舗が完成し、2月10日にオープンを迎える。駅前では民間事業者や組合(準備中)が中心市街地活性化事業にちなむ国の補助金を受けて、南、東、北の3地区で再開発を計画。第1弾となる南地区、平和堂の整備が完了したことで、今後、東地区、現平和堂建物跡地での開発事業がスタートする。
 現在の平和堂長浜店は昭和44年に開店。築45年を経過し老朽化が目立っていたことから、南西にある駐車場に建設していた。建物は2階建てで、平和堂直営の「フレンドマート」のほか、テナントとしてファミリーレストラン、100円ショップ、洋菓子店、パン屋、喫茶店、携帯電話販売店など複数の店舗が入居する。2階部分を長浜駅舎とデッキで結び、立体駐車場も完備している。
 長浜市の駅周辺整備基本構想では▽南地区約0・6㌶(新しい平和堂)▽東地区0・5㌶(現平和堂店舗と周辺の商業施設)▽北地区0・2㌶(旧郵便局跡地、現在は駐車場として利用)の3カ所で、官民一体となった再開発を計画。
 南地区の事業完了に伴って着手する東地区では、平和堂を含めた周辺店舗を一部を除いて解体し、おおむね2階建ての商業施設(延べ床面積約4800平方㍍、一部5階建て)を整備する。現在、地権者14人による再開発準備組合が県に再開発事業の認可申請中で、認可が下り次第、組合を正式に発足させ、事業を具現化させる。
 現平和堂建物の解体は今秋に始まる予定。なお、再開発予定地域の食堂1店舗が組合への参加を見送ったほか、角地に建つ曳山の山蔵も解体することなく「曳き家工事」で移動させる。2017年3月の事業完了を目指す。
 北地区は東地区の開発に伴う工事ヤードとして活用した後、低層に商業スペースなどを備えた集合住宅(マンション)を整備する計画。開発事業は長浜市が出資する第3セクター「まちづくり長浜」が行う。事業完了時期は未定。


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2015年01月28日

長浜曳山祭のユネスコ登録を応援

東京でPR&イメージソング
 国の重要無形民俗文化財の長浜曳山祭がユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録されるよう、地元で応援の気運が盛り上がっている。
 長浜西中の2年生は4月の修学旅行で、「しゃぎり」を披露。東京から長浜曳山祭を広くPRする。
 同中では平成18年から伝統文化学習の一環として、地元の指導者を講師に招き、笛や鉦を奏でるしゃぎりのほか、琴、尺八、語りなど10講座を学んでいる。
 これまでの修学旅行では国会議事堂などの見学や、お菓子作りなどの体験学習、東京ディズニーランド、横浜散策などが定番だったが、今年は多くの人に長浜の良さをPRし、さらに日本文化も盛り上げようと、発表会を開くことに。
 公演は旅行2日目、新宿西口広場イベントコーナーで、しゃぎりや剣舞、尺八などを披露。他の伝統文化を学んでいる生徒たちは長浜を紹介する「語り部」やビラ配りなどで舞台をバックアップする。
 2年生は昨年11月、京都の平安神宮でミニ発表会を開いているが、本格的な舞台披露は今回が初。長浜曳山祭は全国32件の「山・鉾・屋台行事」の一つとして無形文化遺産候補になっており、平成28年秋ごろ正式決定される。同校は「ユネスコ登録を応援したい。外に向けて、地域の伝統文化を発信できれば」と話している。
 なお、一行の184人は4月22日から2泊3日の日程で東京、横浜などを巡る。


「愛する長浜」北村さんの曲採用
 曳山の関係者でつくる「長浜曳山祭ユネスコ無形文化遺産登録推進会議」は長浜小学校合唱団の指導をしている北村美佳さんが作った「愛する長浜」をイメージソングに決めた。
 この曲には歌の前奏や間奏に、しゃぎりが挿入されていることや「深い歴史と美しい伝統を守り続ける笛の音鳴り響く」などと、曳山祭にマッチした歌詞が盛り込まれていたこともあり、イメージソングとして採用された。
 北村さんは「大人から子どもへのメッセージ。市民の意気込みや心意気を盛り込んだ曲」と述べ、同会議の家森裕雄副会長は「無形文化遺産登録に向け、気運が高まっていくことを期待したい。市役所などの時報として、流してもらえると嬉しい」と話している。
 この歌は今後、同合唱団の発表の場などで披露される。


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2015年01月27日

チャンバラで健康増進

西浅井、長浜殺陣クラブ斬新会
 「チャンバラで健康を増進」—西浅井町の「長浜殺陣クラブ斬新会」は音楽に合わせ、木刀を振りながら楽しく体を動かすエクササイズ「チャンバラフィットネス」で体力作りをしている。
 代表の土井健守さん(西浅井町大浦)は東映の時代劇役者として20年余り活躍。「遠山の金さん」「暴れん坊将軍」「水戸黄門」などに出演していたが、時代劇の減少により、役者を廃業。憧れの田舎暮らしをしようと、10年ほど前、西浅井に移住した。
 自身が現場で得られた快感を地元の人たちに伝えようと「チャンバラフィットネス」を考案し、5年前、地域の子どもたちを集めて「斬空剣士」を結成した。
 運動は形の基本を守りながら竹刀や長刀を振り回しながら、音楽に合わせて体を動かす。音楽は時代劇のテーマソングやアニメソング、オーケストラによる協奏曲など多彩。
 チャンバラフィットネスは全身の筋肉を使う有酸素運動で、リズム感、バランス感覚、記憶力、集中力を養う。大人の参加者が増えるようになり、2年前、「斬新会」を発足。毎週木曜、西浅井体育館に集まり、10人が練習中で、2月15日、長浜文芸会館で開かれる長浜舞台芸術交流祭で、日ごろの成果を披露する。


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2015年01月26日

貴重な文化財を守れ

長浜八幡宮で消防訓練
 文化財防火デー(26日)にあわせ、24日、長浜八幡宮で消防訓練が行われた。
 訓練は、境内で落葉を燃やしていたところ、風によって本殿に火が移ったとの想定で行い、長浜消防署、消防団、神前東町自警団などの関係者約50人が参加。文化財の搬出や消火、参集殿に取り残された神社関係者の救出作業を行った。
 長浜消防署の山本晃司副署長は「国民共有の貴重な財産を、後世に伝えるため、防火意識の高揚に努めて欲しい」と話していた。
 文化財防火デーは昭和24年1月26日に法隆寺金堂壁画が焼損したのを教訓に制定された。今年は19日からから30日までを文化財防火運動期間として、湖北地域消防本部では社寺4カ所での防災演習のほか、文化財を保有する社寺での防火検査などを実施している。


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2015年01月23日

昔の暮らしを学ぼう

浅井資料館に小学3年、22校
 大依町、浅井歴史民俗資料館で毎年この時期、市内の小学3年生が「昔の暮らし」を体験する授業が行われている。
 同館は昭和30年頃まで使われていた脱穀機や千歯こき、石臼など古民具を数多く所蔵し、同館のサポーター団体「あざい歴史の会」のメンバーが講師となり、道具の使い方などをアドバイスしている。
 毎年、市内をはじめ、彦根などの小学校が学習に訪れており、今年は15日から2月18日のまでの間、計22校が来館する。
 23日には地元、浅井小の43人が訪問。中川忠雄さんら10人から石臼回しや炭火アイロンなど昔の生活を学んだ。


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2015年01月22日

春を先導、ロウバイ

廣田さん、南呉服町で見つける
 季節の風物詩をカメラで追い続けている虎姫診療所所長の廣田光前さん(66)は南呉服町できれいなロウバイを見つけ、写真に収めた。
 ロウバイは、ろう細工のような梅に似た花を付けることからこの名が付いた。17世紀ごろ中国から渡来したとされる。花の少ない正月ごろ、真っ先に咲き始めるため花言葉は「先導」。
 廣田さんによると、湖北地域で見かけるのは、ほとんどが花の外側だけでなく内側も黄色い「素心ロウバイ」。豊国神社の近くを歩いていたところ、偶然、民家の庭先でロウバイを見つけ、家人の了解を得て、撮影したといい「ロウバイは年明けに咲くトップバッター。季節を感じてもらえれば」と話している。


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2015年01月21日

茶道教室で「綺麗さび」発信

八幡東町の森内さん、茶室を整備
 八幡東町の森内労務管理事務所会長の森内茂樹さん(69)が、江戸時代初期の大名茶人・小堀遠州の流れをくむ武家茶道「遠州流」の茶室「自成庵」を事務所の一角に開いた。2月1日から茶道教室を開き、その「綺麗さび」の魅力を広く伝える。
 森内さんが茶道と出会ったのは18歳のころ。当時、勤めていた企業の社員研修で永源寺を訪れ、座禅と茶道を体験。以来、時間を見つけては永源寺に通い詰め、管主の休日には禅堂を自由に使うことを許された。「座禅と茶道は不即不離の関係。いつの日か茶道を学ぼうと思うのは自然だった」と振り返る。
 社労士の資格を取り、30歳で独立・開業してからは仕事に追われ、本格的に茶道を始めたのは25年前。15年ほど前からは地元にゆかりのある遠州流茶道を始め、2年前に上席師範となった。茶名は「宗茂」。
 遠州流は「わび・さび」の精神に、美しさや華やかさ、明るさを加え、「綺麗さび」と称される。坂田郡小堀村(現長浜市小堀町)出身の遠州を祖とするが、地元の長浜で広がりに欠けているのが実情。遠州流では2017年10月に長浜での全国大会が決まっており、森内さんは「全国大会をきっかけに、茶道文化をはじめ、江戸時代に培われた日本の文化を見直すことができれば」と、遠州流茶道の普及を目指している。
 昨年の事務所の全面改装に合わせて、4畳半の茶室と8畳の待合を整備し、茶道教室を開くことになった。一般的な「実技」だけでなく、自作のテキストを活用するなどして「座学」も重視。社労士として社員教育や能力開発研修などで培ったノウハウを活用した新しい指導方法を掲げる方針。
 稽古はマンツーマンで、平日午後1〜9時の間で調整。定員30人。月2回で受講料3000円。初期費用として扇子や袱紗、稽古用エプロンなど1万円。問い合わせは森内労務管理事務所℡(64)1141へ。


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2015年01月20日

楽しみながら里山を守る

木之本・伊香具山友会
 木之本町飯浦の「藤ヶ崎」の里山を守ろうと「伊香具山友会」が発足。メンバーたちが童心に返って、雑木の伐採や山小屋作りなどを楽しんでいる。
 藤ヶ崎は賤ヶ岳の西約1㌔から琵琶湖に突き出ている岬。約4〜5㌶の雑木林にはコナラやクヌギなどが生えており、1950年代までは林業が盛んだったが、炭の衰退により、人が入らなくなり、山にはうっそうと雑草が生い茂るように。
 一昨年の6月、山の所有者から「先人が管理してきた財産を何とかしたい」と、林業経験のある横関隆幸さん(同町大音)に相談があり、楽しみながら山の保全活動ができる場を作ろうと、仲間たちに声をかけ、「伊香具山友会」が発足した。
 集まったメンバーは会社を定年退職した人を中心に約20人。県の助成金などを活用しながら、山の整備に取りかかった。
 会では、「こうしなくてはいけない」というルールは設けておらず、「事故が起きても自己責任」。時間的な制約も設けず「急がば回れ」をモットーに、会員が都合のよい日に活動している。
 これまで伐採した木を運び出す林道を整備したほか、山の斜面に4畳半ほどの山小屋を建設。森を切り開いたため、竹生島や奥琵琶湖が一望できるようになり、山小屋からの眺めは「最高の景色」(横関さん)になった。
 昨年10月には若い人たちにも山の楽しさを知ってもらおうと、イベントを開催。今後は山の自然などを利用し、ツリーハウス作りやシイタケの植菌などを計画している。


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2015年01月19日

赤と紫のつるし雛

長浜オリジナル、虎姫時遊館で
 三川町の虎姫時遊館で、かわいい「つるし雛」と「七宝まり」が展示され、来館者の目を引いている。
 展示しているグループ「長浜つるし」は木田則子さん(加田町)を講師に、2年前から長浜公民館で創作活動をしている。
 つるし雛は江戸時代、雛人形が高価で買えなかった家庭で普及したとされ、娘の幸せを祈り、巾着やサルボボ、桃などを布で縫い、すだれのように吊した。発祥地は山形、福岡、静岡だが、木田さんは静岡県稲取地区の人から習った手法をベースに、赤と紫を基調としたオリジナルのつるし雛にしている。
 木田さんは「作る仲間が続々と増え始めている。シンプルで、誰でも作れますよ」と話している。会場にはつるし雛のメインとなる飾り「七宝まり」も展示。2色の布を多面体で縫い合わしており、鮮やか。約40点。午前9時から午後5時、2月4日まで。月曜休館。無料。


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2015年01月17日

梅の香ほのか、慶雲館

長浜盆梅展、開幕から1週間
 長浜盆梅展が慶雲館で開幕して1週間。樹齢400年の八重咲き紅梅「不老」のつぼみが膨らみ始めるなど、間もなく見ごろを迎える。
 今年で64回目を迎える盆梅展には、市の管理する300鉢の中から約90鉢を入れ替えながら展示。すでに満開となっている鉢もあり、梅のほのかな香りが館内に漂う中、観光客らが可憐な花や、雄雄しい枝ぶりに見入っている。観覧料は大人500円、小中学生200円。午前9時から午後5時、3月10日まで。


盆梅フォトコン
 長浜観光協会は長浜盆梅展のフォトコンテストを実施している。今年の盆梅展を撮影した写真を募り、最優秀に賞金10万円、入賞者にホテル宿泊券などをプレゼントする。応募は3月17日まで。プリント、デジタルの2部門ある。詳細は長浜盆梅展のホームページか長浜観光協会へ。
◇   ◇
 長浜観光協会は22日午後2時から慶雲館で写真講座を開く。盆梅展フォトコンテストの審査員長で、写真専門誌「フォトコン」の藤森邦晃編集長が撮影方法など指導する。参加費1500円(観覧料込み)。申し込みは同協会☎(65)6521へ。


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2015年01月16日

朝日軍に神田村の的場さん

映画のモデル、バンクーバーで野球
 現在、公開中の映画「バンクーバーの朝日」のモデルとなった大正期の日系人野球チーム「朝日軍」の初代メンバーに、長浜出身者とみられる人がいたことが関係者の調べで明らかになった。
 朝日軍の会長だった松宮外次郎さんの孫・松宮哲さん(彦根)によると、長浜出身とみられるのは的場仁市さん(通称・トム的場)。
 的場さんはチーム発足当時のメンバーの1人で、サードを守り、クリーンナップを打っていたが、太平洋戦争の勃発で、アングラ捕虜収容所に収監され、1941年当時の名簿には「的場仁市、46歳、坂田郡神田村(現在の長浜市加田、加田今町)」と書かれており、戦死した同僚の山口正直さんの埋葬では世話役をした記録も残っている。
 的場さんの出身地とされる加田町には現在、「的場」姓は存在せず、地元の人は「ここからカナダに移民した人はいないのでは」と話している。
 一方、「的場」姓が多い米原市春照では明治期、複数がカナダに移民しており、その中に同姓の男性(自動車エンジニア)がいたらしい。
 初代チームには5人の彦根出身者がいるが、的場さんが誰を頼りに、どのような経緯でカナダに渡ったのかは不明。松宮さんは創設時のメンバーや朝日軍に関する情報を集めており「細かいことでも構わないから教えて欲しい」と呼びかけている。

 【バンクーバー朝日軍】(1914〜41年)。カナダへ移住した人たちが作った野球チーム。当時、バンクーバーのパウエルには滋賀県出身者が多数移民し、日本人街を作った。彦根出身の宮崎伊八さんの提唱で15、16歳の少年を中心とした「朝日軍」が結成され、現地の白人リーグに加入。太平洋戦争が始まるまでの27年間、地元チームと対戦。小技を絡めた攻撃やフェアプレーで観衆を魅了し、在留邦人に元気を与えた。


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2015年01月15日

長浜の魅力、絵画で発信

渡伊を前に、市民ギャラリーで展示
 長浜市は姉妹都市ヴェローナ(イタリア)に長浜の魅力を知ってもらうため、市内小中学生から風景などの絵画を募集。今夏のヴェローナでの展示を前に、市庁舎3階の市民ギャラリーで作品を展示している。
 両市で互いに子ども達から作品を募り交換展示する企画で、長浜城や子ども歌舞伎、竹生島などを描いた40点の応募があった。うち入選以上の22点は今夏、ヴェローナへ送り、市内で展示される予定。一方、ヴェローナ市でも長浜での展示に向け、子どもから絵画を募る予定。
 両市は1992年、ヴェローナ市に販売会社があったキヤノンの仲介で姉妹都市提携を結び、2012年には提携20周年を記念して藤井勇治市長が同市を訪問した経緯がある。
 なお、市民ギャラリーでは応募のあった40点すべてを展示。2月13日まで。審査で入賞したのは次の皆さん。
 ▽最優秀賞=新美乃理(長浜西中3)▽優秀賞=川崎俊輔(古保利小6)、松居洋輝(南郷里小6)▽特別賞=野卋渓優奈(鏡岡中3)、西河鈴奈(南郷里小6)、藤田拓実(木之本小6)。


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2015年01月14日

浅井文化ホールに猫、恐竜

早川さんの切り絵、人形劇イメージ
 浅井文化ホールで14日から、米原市曲谷の切り絵作家・早川鉄兵さん(32)の巨大アート作りが始まった。16日までの制作期間中、自由に見学できる。無料。
 切り絵は縦4㍍、横7㍍で3月28日、同ホールで上演される人形劇「11ぴきのねこ どろんこ」をモチーフにしている。
 人形劇はやんちゃな11匹のネコと泥んこ遊びが大好きな恐竜ジャブとの友情を描いており、人形劇団クラルテが演じる。
 早川さんはこれまで、森の動物たちをイメージした近江鉄道のラッピング電車や米原駅自由通路の展示コーナーに大きな作品を描いている。今回はネコや恐竜をデザインしたかわいい作品をホールの西側ガラス面に掲示する。
 早川さんは「下絵なしで制作しているから、最後までどうなるか、わからない。完成が楽しみ」と述べ、同ホールは「親子で撮影ポイントとして利用してほしい」と呼びかけている。
 なお、作品は3月28日まで展示。人形劇のチケット販売は1月24日から同ホール、臨湖、平和堂くらしのサービスコーナーで。親子ペア2000円、大人1500円、中学生以下1000円。


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2015年01月13日

新春特大号 漢字で遊ぼうパズル(東浅井・米原版解答)


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新春特大号 漢字で遊ぼうパズル(長浜版解答)


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「未来をつくる立場に」

新成人が決意、市内で1129人が参加
 長浜市の成人式が11日、市内3会場で開かれ、対象者1328人のうち86%にあたる1129人が出席。華やかな振袖やスーツ姿の新成人が旧友との再会を喜び、新たな門出に決意を新たにしていた。
 長浜ロイヤルホテルでは長浜東・西・南・北・浅井・びわの各中学出身者741人が出席。大塚義之副市長は「自分の行動に責任を持ち、失敗を恐れることなく、何事にもチャレンジ精神と、夢と希望をもってますます大きく飛躍して欲しい」とあいさつ。
 新成人代表の西尾奏さん(20)と、藤井美咲さん(20)は「今まで社会の中で守られている存在であった私たちが、きょうからは社会を構成し、未来をつくる立場となる。この未来を作っていくことこそが今まで守り、育ててくださった方々への恩返しになる」と、社会貢献を誓った。
 式典後には新成人有志の企画した「交歓のつどい」があり、恩師のビデオレターの上映や抽選会などを楽しんだ。
 なお、式典では黙祷や国歌斉唱中に新成人がステージに登って叫ぶ妨害行為があり、来賓代表で祝辞に立った東久雄議員は「新成人の皆さんには公共心を養ってほしい」と苦言を呈していた。


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2015年01月09日

福いっぱい持って帰って!

豊国神社で長浜十日戎開幕
 湖北の新春の風物詩「長浜十日戎」が9日、豊国神社で開幕。朝から参拝客が続々と訪れ、商売繁盛や景気回復などを願って縁起物を買い求めていた。
 「商売繁盛で笹もってこい」の呼び込み音頭がスピーカーから流れる中、参拝客は今年1年の福を願って、福笹や熊手を手に参拝。甘酒の接待を受け、顔をほころばせていた。
 笑顔で神様と参拝客を橋渡しする巫女は約80人で、白衣、緋袴姿で奉仕した。市内の金融機関に務める高田朝香さん(下之郷町)は「参拝客に福が来るように笑顔でおもてなししたい」、友人の紹介で参加した会社員・小林恵理子さん(草津市)は「千早に選ばれているので、あすの宝恵駕籠行列では笑顔を振りまき、福をいっぱい持って帰ってもらいたい」と話していた。
 長浜十日戎は11日まで。期間中、1日3〜5回の福餅まきがあるほか、10日午後1時半から「宝恵駕籠錬行」があり、藤井勇治市長扮する恵比須様と福娘らによる行列が豊国神社と長浜八幡宮を往復する。


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2015年01月08日

50年目の長浜十日戎

豊国神社であす開幕、音頭新調
 新春の風物詩「長浜十日戎」(長浜恵比須宮奉賛会主催)が9日から3日間、南呉服町の豊国神社で開かれる。
 今年は昭和41年の開催から50年の節目にあたり、奉賛会では「復活50年大祭」として例年以上に賑やかに催す。
 「商売繁盛で笹持って来い」の呼び込み音頭を新調し、「長浜恵比寿は出世の神さん、笹に宝の福つけて、吉兆吉兆と、えびす顔えびっさんや〜」と、境内で賑々しく流す。餅まきの舞台では生演奏も。また、福笹などの縁起物の購入者には巫女奉仕者らが手締めを行うよう取り決め、「長浜戎手志芽」と銘打った。
 参拝客を笑顔でもてなす巫女奉仕者は公募で約80人が集まり、恵比寿福娘には田中美子さん、中川美乃里さん、高橋和さん、加藤千都さん、堀居亜美さんのほか、デンマークからの留学生ローゼンハーゲン・ホルスト・マリアさんが選ばれた。
 3日間は終日、福笹など吉兆頒布を行い、献灯寄進者には祈祷。1日3〜5回の福餅まきがある。本戎の10日には午後1時半から「宝恵駕籠錬行」があり、藤井勇治市長扮する恵比須様と福娘が豊国神社と長浜八幡宮を往復。復路で5回、福餅をまく。11日午後3時からは古いお札や吉兆を焼く「焼納祭」がある。


賑わい祈願し餅つき
 長浜恵比須宮奉賛会(吉田豊会長)は8日、豊国神社境内で餅つき神事を営み、長浜十日戎の賑わいを祈願した。
 奉賛会の役員をはじめ、上野賢一郎衆院議員ら政治家や地元経済界の関係者らが参加。「景気回復」「商売繁盛」など威勢の良い掛け声で餅米15㌔をつき、鏡餅にして本殿に供えた。


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2015年01月07日

「普段着」の長浜を発信

長浜生活文化研究所がホームページで
 何気ない日常の暮らしの中から、長浜の持つ魅力を掘り起こし、広く発信しようと、市民有志が「長浜生活文化研究所」(佐野元昭代表)を設立。昨年末からホームページで特集記事の公開を始めた。
 移住・定住を目標にした長浜市の委託事業で、湖北地域で体験型ワークショップを企画する市民団体「KOKOKU」と、湖北の魅力を動画で伝えている「STUDIOこほく」を母体に昨年末、9人で設立。長浜の暮らしにまつわる「人」「住」「食」「技」「風景」などを取材し、写真や映像でその魅力を伝えている。
 サイトは日常の暮らしを伝える「日々の暮らし」、研究成果をレポートする「暮らし特集」などからなり、小谷上山田町で山林資源を生かした建築と農業に取り組む「上山田どっぽ村」、空き家となった町家の維持・管理と住宅再生を行う「長浜町家再生バンク」、市民手作りの「長濱ゆう歌舞伎」のほか、秋の風物詩の干し柿作り、湖北の自然を満喫するサイクリングなど、現在22本の記事を掲載している。
 今後は記事の掲載に加え、体験型のワークショップも企画しており、随時、ホームページで告知する。
 同事業の「仕掛人」で、市民広報室の川瀬智久副参事は「長浜に移住・定住したくなるように、まずは『長浜っていいね』と認知してもらう必要がある。観光という『ハレ着』ではなく、『普段着のながはま』を発信することで、移住・定住の入り口なれば」と話している。ホームページのアドレスは「http://naga-labo.org/」。


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2015年01月06日

新庁舎にEVスタンド

電気自動車用の急速充電器を設置
 長浜市役所新庁舎の駐車場に、電気自動車用急速充電器「スーパー充なりくん」が設置され、6日、関係者にお披露目された。
 充電器は電気自動車(EV)やプラグインハイブリッドカー(PHV)のバッテリーを充電するもので、一般車のセルフスタンド(給油所)に相当する。充電器には30分で80%までチャージできる「急速」タイプと、7〜8時間で完了する「普通」タイプがあり、同所には市内で2台目となる「急速」タイプが設置された。
 市内には「日産リーフ」など42台のEV、PHVが登録(昨年11月現在)されているものの、普及はいまひとつ。市では地球温暖化防止対策として注目されているEVなど「エコカー」の促進を図るため、一般社団法人「次世代自動車振興センター」の助成を受け、急速充電器を設置した。愛称のネーミングは市職員のアイデア。
 市によると今月1日からの供用で、3台が利用。中には高島市の人が充電したケースもあった、という。
 充電は自家用車限定。時間は午前8時半から午後5時15分。事前申請は市環境保全課(土日は宿日直室)へ。料金は当面無料。設置費約550万円うち3分の2を同センターが補助した。


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2015年01月05日

「魅力ある地方創生を」

藤井市長、仕事始め式で訓示
 多くの企業や官公庁で仕事始めを迎えた5日。新庁舎が全面開業した長浜市では、藤井勇治市長が「気持ちを一新して、おもてなしの心で的確な行政サービスを提供して欲しい」と市幹部を前に訓示した。
 式には市幹部や市議ら約100人が出席。藤井市長は「新しい年は地方創生の本番。地方創生は国と地方のあり方を根本から変える壮大な事業。国の支援を待つのではなく、自治体から提案して国を動かすのが地方創生の精神」と石破茂・地方創生担当大臣の言葉を紹介し、「英知を結集し、長浜の魅力ある地方創生のため、職員の真剣な取り組みをよろしくお願いします」とあいさつした。
 職員を代表して、未年生まれの久保田逸子さん(23)が自身の担当する国際交流について「試行錯誤しながら様々な取り組みを実践すべく意気込んでいる」と語り、「より良い長浜をつくるため、職員一同、誠実さ、情熱を持ち職務に取り組む。市民の目線に立ち、おもてなしの心で接し、行政に対して信頼と親しみを持っていただけるよう努めてゆきたい」と抱負を述べた。


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