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みんなに支えられ

ジェリービーンズがエール送る
 発達障害児や見守りが必要な子どもたちを支援している市民グループ「オレンジスマイル」(森秋子代表)は23日、臨湖でロックバンド「ジェリービーンズ」のコンサートを開いた。
 同団体は2012年、発達障害児らを持つ母親が集まり、発足。情報交換の場として月1回、サークルを開き、親子活動としてクッキング教室やハロウィンパーティーなどを催している。
 ジェリービーンズは大津出身の3人組で、不登校・引きこもりの少年たちだった。彼らの歌には経験したことが歌詞に込められており、聞く人の心に響く音楽となっている。
 コンサート開催に対して、オレンジスマイルから「中には長時間、じっとしていられず、苦しくなったり、大きな音に驚いて、騒ぎ出し、これまでコンサートに行ったことがない子もいる」と事情を打ち明けた。しかし、3人は、「音楽のボリュームを下げ、子どもが飽きない楽しいステージになるよう工夫しましょう」と快諾した。
 ステージでは「太陽と月と僕らの唄」「ピースフルデイズ」「ありがとうの向こう側」などを熱唱。ほぼ満席となった観客席は拍手と歓声の渦に包まれた。
 ステージでドラムの山崎雄介さんは「小学3年で学校を遅刻、欠席するようになり、気がつけば、みんなからはぐれた気持ちになり、よそ者扱いされるようになった。5年が限界で、先生に『字が汚いな』と言われ、『ボクはダメな奴』と決めつけ、自殺しようと思った」と不登校になった経緯を話した。
 睡眠薬を飲もうとした時、母に抱きしめられながら「あんたがいるだけでええ」「不登校は悪いことでない」「何があっても母さんは味方」と言われ、命が助かったと述べ、会場の子どもたちに「みんなに支えられ、元気になった」「苦しくなった時、自分の大切な人のことを思い出して」とアドバイスしていた。


2014年11月25日 17:58 |


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