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2014年07月31日

「高松之城、水責ニ申付候」

長浜城博物館で特別展「秀吉の中国攻め」
 長浜城歴史博物館は特別展「秀吉に備えよ!続・羽柴秀吉の中国攻め」を開いている。書状や刀など約70件の資料を展示して、秀吉の飛躍の契機となった中国攻めを、迎え撃った播磨、但馬、備前などの武将たちの視点から描き出している。
 「羽柴秀吉書状 得居右衛門佐宛」は秀吉が備中高松城攻撃の様子を伝えた書状。文中に「高松之城取巻、境丈夫ニつきまわし、水責ニ申付候」とあり、丈夫な堤防を築いて水攻めにした様子がかがえる。宛名の得居氏は瀬戸内海の鹿島水軍の一族と考えられている。
 「刀 銘兼常」は竹中半兵衛の愛刀で、室町時代中期に活躍した美濃国関の刀鍛冶・兼常の作。毛利吉成(勝信)に譲り、その後、山内忠義(土佐藩第2代藩主)の所有となった。
 展示は午前9時から午後5時、9月8日まで。入館料は大人400円、小中学生200円(湖北地域は無料)。
 なお、8月24日午後1時半から臨湖で鳥取県立公文書館県史編さん室の岡村良彦室長による講演がある。


次回は賤ヶ岳合戦
 8月3日放送のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」では賤ヶ岳合戦が登場。本編終了後の「官兵衛紀行」では長浜城歴史博物館の所蔵する「羽柴秀吉書置 羽柴秀長宛」が紹介される。
 書置は、賤ヶ岳合戦で柴田軍と対峙する秀吉の弟・秀長に、秀吉が後方の長浜城から送った文書で、増援に備えて砦の周囲にある小屋を黒田官兵衛らの部隊が手伝って壊すように指示している。官兵衛が合戦に参加していたこと裏付ける貴重な資料で、同博物館は3日から特別公開する。


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2014年07月30日

「車早舟」を忠実に復元

徳田さんの遺作、大野さん「日の目を」
 江戸後期、当時としては画期的な動力「外車」により琵琶湖の観光船として活躍した「車早舟」を忠実に復元した模型が、西浅井町大浦の「北淡海・丸子船の館」に展示されている。復元したのは昨年8月、急逝した同町菅浦の徳田喜博さん(当時63)。寄託した親友の大野吾朗さん(53)=高月町保延寺=は「徳田さんと、先人の遺業を知ってほしい」と呼びかけている。
 徳田さんは漁師の傍ら、アユを養殖していたが、手先が器用だったため、仕事が少ない冬場は、友人の別荘を建築するなどしていた。
 地元には湖上運輸の主役として活躍した丸子船が現存しており、徳田さんは木材で船の模型を作るように。平成11年、滋賀大学の「江戸時代の米原湊」という企画展で、「車早舟」を見て、その魅力にとりつかれた。
 車早舟は船体前方の両側に羽根板(外車)を取り付け、漕ぎ手が車軸の足踏み板に乗って羽根を回して進んだ。当時、ペルーが来航しておらず、外輪船の技術は伝わっていなかった。25人乗りの観光船で、米原港を夕方出港し、翌朝、大津港に到着した夜行船。最盛期には湖上を115隻が運行していた。
 徳田さんは「早舟新造図」(1852年)という絵図を基に、復元を始めたが、構造や寸法が実際に使われていた船と異なることが判明。長年の漁師の経験を基に、羽根板の角度を斜めにしたり、船底を平らにするなど、改良を加えた。
 長い歳月をかけ、展示用と自宅保管用の2隻の「車早舟」のほか、御座舟、千石舟、外洋船など計6隻を製作したが、一般公開はしなかった。
 やがて徳田さんは体調を崩し、この世を去ることになるが、同じ日曜大工仲間で、徳田さんを師匠と慕っていた大野さんは「日の目を見せたい」と展示を考えた。
 車早舟は丸子船の館と大野さんの自宅にあり、大野さんは語り部として、偉業を伝えたいとしている。問い合わせは大野さん℡(85)5729へ(午後6時以降)。


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2014年07月29日

伊香、27年ぶりの準決勝で涙

夏の高校野球、古豪が完全復活
 夏の高校野球滋賀大会は28日、彦根球場で準決勝の2試合が行われ、27年ぶりにベスト4入りした伊香は近江に1対11、6回コールドで敗れたが、観客席からは「良くやった」と惜しみない拍手が送られた(以下敬称略)。
 伊香は1回表、中川駿(びわ)のライト前ヒット、山本誇(湖北)のセンター前ヒットなどで2アウト2、3塁。2回表も先頭バッターの小滝亮平(木之本)のライト前ヒットで出塁し、好機を作るが、あと1本が出ず、得点に繋がらなかった。
 一方、近江はバントヒットなど、足を絡めた攻撃で2回と3回に3点ずつ加点。伊香は4回、相手のエラーで3塁まで進塁した西田裕太(鏡岡)を、小滝がスクイズで返したものの、投打に優る近江が6回までに11点を奪い、試合を決めた。


感謝の気持ち教わる、 選手たちの声
 試合中、球場を埋め尽くした伊香ファンや応援団からは「あきらめるな」「これから」と声援が送られ、敗戦が決まると、「よくやった」「頑張ったぞ」などと選手たちを称える大きな拍手が沸き起こった。
 試合後のインタビューで中川駿は「自分たちの力を出し切れた。最後まで諦めなかった。チームメイトはボクらの宝」と話し、エースの佐治浩輔(浅井)は「悔しいけど、自分たちの『チームの色』が出し切れたと思う」と述べ、キャプテンの藤井翔真(びわ)は「熱い応援がありがたかった。このチームはまさに家族のよう。3年間やってきて感謝の気持ちを教わった」と振り返った。
 小島義博監督は「勝てなかったのは自分の責任。選手たちは良くやってくれた。野球が勝てば、学校が盛り上がり、学校が元気になると思い、その一心で指導してきた。昨年、今年、次のチームへと選手たちが新しい歴史を切り開いてくれた。伊香が良くなっていくよう頑張りたい。応援していただいた保護者やOBの皆さんに感謝の気持ちで一杯です」と述べた。


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2014年07月28日

新長浜市議26人決まる

31歳中川亮初当選、西邑はトップ
 長浜市議選は27日投開票され、新議員26人の顔ぶれが決まった。投票率は57・82%で、前回より6・32ポイント下がった。
 当選者は現職15人、新人10人、元職1人。 共産党は3議席から4議席へと拡大を狙ったが、現状維持にとどまった。公明党は2議席を維持。維新は新人が敗れた。女性は2人。
 トップ当選は新人で元情報システム会社社長の西邑定幸氏(65)=錦織町=。旧びわ町の有権者の支持を集め、2822票を獲得した。次いで現職の藤井繁氏(60)=唐国=が旧虎姫町を中心に支持を集め2481票を獲得した。
 最年少候補の元議員秘書・中川亮氏(31)=高月町高月=は3位で当選。有力な地盤を持たない選挙戦だったが、当選確実となり、川崎町の事務所は支持者の拍手に包まれた。中川氏は「このご恩にしっかり報いるため、長浜市を引っ張ってゆきたい。叱咤激励をしていただきながら、一歩、一歩、前に進んでゆきたい」と決意を語った。


確定は午前1時25分、トラブルで遅れる
 開票作業は遅れた。今回から新型の票読み取り自動分類器を2台導入したが、開票直後から電源トラブルで1台が稼働できなくなった。また、同姓、同名候補の按分票の振り分けなどで、集計が遅れ、確定したのは28日午前1時25分だった。
 また、長浜市のホームページにアクセスが集中し、一時、開票速報を見られなくなった。
 開票速報用の特別サイトを開設していたが、周知不足で、多くの有権者が市のホームページに直接アクセスしたため。4年前の市議選でもアクセスの集中でサーバーに負担がかかり、開票速報を見られないトラブルがあった。


長浜市議選開票結果
当 2,822 西邑 定幸(65) 錦織町 無新
当 2,481 藤井  繁(60) 唐国町 無現
当 2,472 中川  亮(31) 高月町高月 無新
当 2,304 松本 長治(47) 木之本町杉野 無現
当 2,249 浅見 勝也(45) 高月町高月 無現
当 2,238 轟  保幸(64) 余呉町上丹生 無新
当 2,140 石田 節子(67) 西浅井町塩津浜 無現
当 2,080 草野  豊(63) 高山町 無新
当 1,866 竹本 直隆(58) 湖北町尾上 無現
当 1,863 吉田  豊(62) 大宮町 無現
当 1,837 鋒山 紀子(57) 加納町 公新
当 1,835 柴田 清行(50) 木之本町木之本 無現
当 1,724 竹内 達夫(73) 新庄寺町 共現
当 1,627 中嶌 康雄(57) 大辰巳町 無現
当 1,598 鬼頭 明男(40) 湖北町速水 共新
当 1,575 森田 義人(65) 高月町横山 無現
当 1,544 東  久雄(67) 小野寺町 公現
当 1,475 山崎 正直(53) 末広町 無新
当 1,466 中川  勇(63) 相撲町 無新
当 1,457 矢守 昭男(46) 北野町 無新
当 1,419 浅見 信夫(65) 朝日町 共現
当 1,324 押谷與茂嗣(66) 野瀬町 無現
当 1,309 柴田 光男(65) 相撲町 無現
当 1,294 西尾 孝之(56) 湖北高田町 無元
当 1,259 阪本 重光(70) 東上坂町 無現
当 1,247 佐金 利幸(61) 南小足町 無新
  1,240 中川 末治(70) 新庄中町 無新
  1,233 斉藤 佳伸(62) 早崎町 共新
  1,165 落合 武士(61) 木之本町黒田 無現
  1,149 井関 智幸(47) 七条町 無新
   983 伊吹 正弘(62) 尊勝寺町 無現
   916 西尾 貞司(45) 新栄町 無新
   646 中川 幸一(56) 安養寺町 無元
   582 傍嶋 利雄(40) 木之本町木之本 維新


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2014年07月25日

元巨人・西村監督が勇退

長浜高校野球部、定年迎え
 元プロ選手の高校野球指導者、長浜高校監督の西村高司さん(59)が24日、今夏で勇退することを選手らに伝えた。
 西村さんは高月町高月出身で、伊香高3年の時、4番、投手、キャプテン。夏の県大会では準優勝だったが、非凡なセンスが見初められ、昭和47年、ドラフト2位で巨人に入団した。
 しかし、1軍経験は少なく、3年で自由契約となり、幼い時から夢見ていた高校野球の監督になろうと、中京大学に入学。
 当時、プロ経験者は日本学生野球協会の規定で、退団後、10年を経過しないと高校野球の指導者になれなかったため、大学卒業後は木之本中や長浜北高などでソフトボールの監督を務めた。長浜高校では7年前から野球部の部長となり、4年前から監督に。今年12月で定年を迎える。
 西村さんは「いい子をしっかり預かり、トップレベルの選手にしようと毎日、頑張ってきた。野球を通じた人間形成をいつも心がけ、『野球で教えてきた』」と指導者人生を振り返っている。
 なお、同校の監督には前部長の安本利久さんが就任。西村さんは部長となり、現場をサポートする。


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2014年07月24日

横山隧道を地域遺産に

大正時代のレンガ造トンネル
 大正時代のレンガ造トンネル「横山隧道」を地域遺産として保存、活用しようと、米原市菅江の元長浜高校教諭・高森慶司さん(63)が活動を開始した。
 隧道は長浜市鳥羽上町と同所を結ぶ長さ164㍍のトンネル。明治から昭和にかけ活躍した土木技術者・村田鶴氏が設計したもので、出入り口や内面はモダンなレンガ積み。氏が設計した建築物の多くは、日本土木学会が選定する近代土木遺産に指定されている。
 この隧道が完成するまでは当時の西黒田村と東黒田村を往来するには、険しい山道を越えなければならなかった。高森さんの曽祖父で東黒田村の村長や坂田郡会議員も務めた高森慶多郎氏は、両村の住民の悲願だった隧道整備を実現するため、奔走。西黒田村の北村幾太郎村長に協力を求め、県などに陳情。両村の住民が多くの私財を投げ打ち、大正12年、横山隧道が完成した。
 隧道はその後、県道として長浜と米原を結ぶ東西の重要なトンネルとして使われ、地域の流通や人々の暮らしに役立ったが、平成14年、新横山トンネルの開通で役目を終え、現在、使用されていない。
 長年、放置されたままで、取り付け道路なども傷みが目立ち始めており、見かねた高森さんはボランティアで雑木伐採などをしており「このトンネルをイベントなどで再びスポットを当て、まちおこしに生かしたい。先人たちが残した貴重な遺産を地元の人たちに知ってもらえたら」と話している。


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2014年07月23日

運転のクセを科学で分析

長浜自動車学校、安全講習の新システム導入
 長浜自動車学校(加田町)は、運転時の癖などを科学の目で客観的に評価する安全運転講習の新システム「オブジェ」を導入。実効性のある講習会を開いている。
 「オブジェ」はドライバーの頭と右足に装着したセンサーとGPSで、人と車の動きを感知し、自動計測。データをコンピューターで解析した上、運転行動を科学的に診断するシステム。
 講習では実際に公道を走行し、道路状況と合わせ、頭のセンサーでドライバーの見ている角度や時間を、足のセンサーでアクセルとブレーキの踏み具合などを調べ、波形の長さ、折れ線グラフなどで表示。運転中の癖や習慣などが具体的にわかる。
 また、データは右左折時の首振り角度やアクセル・ブレーキのかけ方など項目別に「右確認不足」「やや速度を出しすぎ」などと分析され、A〜Eまで5ランクで総合評価。実際と自分が思っている技量のギャップに気付く人が多い、という。
 22日には長浜市のスクールバス送迎員を対象にオブジェの交通安全教室が開かれ、運転手14人が同校周辺を約10分間、走行した。木之本幼稚園送迎バスの運転手・高畠幸信さんは「一応、目視で確認しているのだが、見通しの良い交差点の減速や確認不足を指摘された。自分で癖は気付かない。今後は姿勢を正しくし、視野が十分確保でき、安全にブレーキが踏めるよう心がけたい」と話していた。
 同校は昨年から、地域の交通安全教室センターとして危険予測に重点を置いた企業向けの実践型の交通安全教室を開いている。同校講習課の小川忠和課長は「オブジェで自分の欠点を知ってもらい、地域から事故が1件でも減るよう、役に立ちたい」と語っている。講習などの問い合わせは長浜自動車学校℡0120(63)3739へ。


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2014年07月22日

26議席めぐり熱い舌戦

長浜市議選34人立候補、27日投票
 長浜市議選(定数26人)が告示され、34人が立候補。27日の投票へ向けて、懸命に支持を呼びかけている。
 定数は現在の30人から26人に減り、8人オーバーの激戦となっている。立候補したのは現職17人、新人15人、元職2人。党派別では共産4人、公明2人、日本維新の会1人。
 子育て支援、安心・安全のまちづくり、超高齢化社会への備え、再生可能エネルギーの普及など、各候補が思い思いの政策を掲げ、原発やTPPなど国政課題も絡めて訴える候補も。それぞれの地盤を中心に選挙カーを走らせて名前を連呼し、知名度アップに躍起となっている。
 有権者数は9万6435人。投票は市内131カ所で。期日前投票は26日まで本庁、北部振興局、各支所で受け付けている。午前8時半から午後8時まで。


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2014年07月19日

初の近畿大会、期待膨らむ

北近江排球倶楽部、部員わずか6人
 余呉小学校などで活動する小学生バレーボールチーム「北近江排球倶楽部」が8月3日に京都で開かれる近畿大会に初出場する。部員わずか6人で、1人の故障も許されない中での快挙に、保護者らの期待が膨らんでいる。
 チームは身長160㌢を超える選手2人を含む6年生4人が主力。全員がレギュラーのため、4年生の部員は入部2カ月程で試合デビューした。
 今年6月に草津市で開かれたファミリーマートカップ全日本バレー小学生滋賀大会に出場。身長とジャンプ力を生かした空中戦で勝ち進んだ。決勝では過去5年連続優勝している強豪の比叡平に敗れたものの、初めての準優勝で近畿大会への出場権を手に入れた。
 山路健一監督は「近畿大会ではベスト4を狙いたいが、胸を張ってプレーし、とにかく大会を楽しんでもらいたい」と選手に期待し、キャプテンの山瀬慎也君(永原小6)は「勝つだけが目標ではなく、皆を笑顔にするような試合にしたい」と抱負を語っている。このほか、チームの選手は次の皆さん。中洲和也(永原小6)、橋本勇紫(びわ北小6)、坂本泰聖(永原小6)、水上蒼唯(余呉小5)、橘真吾(塩津小4)。
◇   ◇
 なお、チームでは部員を随時募集している。詳細はインターネットで「北近江排球倶楽部」で検索を。


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2014年07月18日

必死、自然のエネルギー

コアユの遡上、廣田さん撮影
 この時期、コアユの遡上が姉川で盛んに見られ、その姿を虎姫診療所所長の廣田光前さん(66)がカメラに収めた。
 琵琶湖にすむコアユは3月ごろから、生まれた川を遡り、秋の産卵に備える。雨が降った後、水かさが増すと、群れとなって泳ぎ、障害物を飛び越える際は、川面を高くはね上がる。
 廣田さんは16日の朝、桜町の姉川で、冷たい水にひざまで浸りながら、コアユの遡上を写真や動画に収めた。
 ヤナを飛び越える際は、ほぼ垂直にジャンプしており、廣田さんは「団体のように近づいてきて、魚の体温が足に伝わってくる。皆、必死で一生懸命。自然のエネルギーを感じた」と話している。


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2014年07月16日

あいさつ運動で和やかに

「学校変えたい」北星定時制生徒会が
 長浜北星高校定時制の生徒会は定期的にあいさつ運動と交通安全啓発をしており、和やかな雰囲気作りと事故防止にひと役買っている。
 定時制には15歳から28歳までの62人が通っており、全体の約3分の1が外国人。仕事と勉強を両立している生徒も多い。
 生活習慣や環境の違いから、コミュニケーションなどもとれず、深夜徘徊などで警察の世話になる生徒もいたが、生徒会長の和泉結友さん(4年)は「学校を変えたい」「活気ある学校にしたい」と思っていた。
 生徒はほとんどが車、バイク、自転車で通学しており、夜、帰宅する際、危険な場面も。和泉さんらは下校時、正門の前で交通安全を呼びかける運動を始めることを思いついた。
 生徒会が以前、文化祭で使った幟をリメイク。「STOP」「通学路注意」の文字とともに、かわいいイラストを描いて、お色直し。
 先月25日から毎週水曜、授業が終わると真っ先に、生徒会の5人が校門近くに立ち「おつかれ〜」「無灯火あかんで」「自転車のケータイあかんで」と生徒たちに声をかけている。
 言葉をかけ、あいさつするうちに学校の雰囲気が変化し始め「和やかになった」(三上保彦副校長)といい、長浜署交通課の西口しお里巡査長は「自発的に生徒会が啓発するのは珍しいケース。継続してほしい」とエールを送っている。


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人間、人生、世界に飽きず

堤さん「アキナイクラブ」発足
 定年退職し、豊かな第二の人生を歩みたい人たちが定期的にあつまり、見識を高める「アキナイクラブ」が20日、発足する。人材や不用資源を有効活用し、楽しい暮らしを提案する。
 発起人の堤博司さんは「ダスキン十字屋アイトム」(宮司町)の社長として精力的に活動していたが、65歳となり今春、会長に退いた。
 高度成長期を仕事中心で生きてきた団塊世代は会社を離れると、今までの人間関係の輪から解き放たれ、孤独に陥ることも。しかし、中には現役時代、バリバリに活躍した人たちも多く「これまでの体験から得た教訓や知見を放っておいてはもったいない」と堤さんは同じ考えの人たちを集め、クラブを立ち上げることに。
 コンセプトは「人間にアキず、人生にアキず、この世界にアキナイ人を目指す」。定例集会では最近、話題となっている「言葉の乱れ」や「食事と病気」などをテーマに、有識者からアドバイスを受けながら、議論。使わない農機具や電化製品などを持ち寄り、メンバー間でのリサイクルなどを考えている。
 今のところ、元銀行マン、大学客員教授、司法書士らが参加見込み。堤さんは「マンパワーや資源を発掘し、有効活用する互助会的なグループになれば」と話している。
 集会は毎週水曜の夕方から、西友楽市店生活館2階スペース。会食例会は土曜日の昼を予定。年齢性別経歴問わず。会費は月1000円(会食は実費)。問い合わせはダスキン十字屋アイトム℡(62)2321へ。


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2014年07月15日

W杯球、北郷里小学校に

石田郵便局がレプリカを寄贈
 サッカーW杯ブラジル大会の公式球「ブラズーカ」のレプリカが15日、長浜石田郵便局から北郷里小学校にプレゼントされた。
 ブラジル大会の公式スポンサーを務めるゆうちょ銀行が子どもたちにサッカーに親しんでもらおうと、全国の小学校にレプリカボールを贈っている。
 北郷里小学校で行われた贈呈式では柴田昌宏局長から児童代表の藤田祭鳳君、森圭太朗君(いずれも6年生)にボールが手渡された。保育園児の頃からサッカーをプレーしている藤田君は「このボールで練習し、日本代表になってW杯で優勝したい」と語り、日本代表の試合をテレビ観戦した森君は「W杯が盛り上がっていたので、そのボールをもらえて嬉しいです」と話していた。
 柴田局長は「日本は残念な結果になったが、皆さんも練習を頑張ってW杯を目指してほしい」と話しかけていた。同校では児童会がボールの使用ルールを決めて、休み時間などに利用する。


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2014年07月14日

三日月氏、接戦制する

嘉田知事と二人三脚奏功
 任期満了に伴う県知事選は13日投開票され、元民主党衆院議員・三日月大造氏(43)が、自民、公明、維新滋賀総本部の推薦する元内閣官房参事官・小鑓隆史氏(47)との接戦を制し、初当選を果たした。共産党県常任委員・坪田五久男氏(55)も及ばなかった。投票率は50・15%で前回を11・41ポイント下回った。
 2期8年務めた嘉田由紀子知事が勇退を表明したことで、新人3人の戦いとなった知事選は、「卒原発」など嘉田県政の継承を訴える三日月氏と、安倍政権との関係を強調し嘉田県政からの転換を訴える小鑓氏による、事実上の一騎打ちとなっていた。
 三日月氏が政治団体「チームしが」を設立して「民主隠し」を徹底したのに対し、小鑓氏は自民党幹部や閣僚を大量投入するなど政党選挙を展開し、双方が対照的な戦術を取った。4年前の知事選で過去最多の42万票を叩き出した嘉田票をいかに取り組むかが課題となっていたが、無党派層を意識した三日月氏が多くを取り込むことに成功し、勝利を招いた。
 三日月氏は嘉田知事と二人三脚で選挙戦に挑んだ。小鑓候補を「中央からの押し付け」と批判して、県民による「草の根自治」を提唱。民主党や連合滋賀の組織を活用したが、民主色を徹底して排除し、無党派のイメージを先行させた。衆院議員4期の実績を持つ同氏は演説会などで県民目線の細かな県政課題を取り上げるなど、他候補との違いを見せつけていた。
 小鑓氏は官僚を辞めての知事選挑戦。アベノミクスの政策立案に関わった経歴を掲げ、経済振興、国や市町との関係改善を訴えた。自民、公明、各種業界団体が持ち前の組織力を発揮。自民党は「最重点選挙」に掲げ、石破茂幹事長、菅義偉官房長官など党幹部や閣僚らを次々に投入した。三日月氏と「横一線」となった終盤には無党派層に人気の高い小泉進次郎氏や橋下徹・維新共同代表らを急きょ滋賀入りさせるなど、過去に例を見ない豪華な組織戦を展開させた。
 坪田氏は集団的自衛権の閣議決定や消費税増税など自公政権を徹底して批判したが、党支持者以外への広がりは限定的だった。
◇   ◇
 選挙結果を受けて、長浜市の藤井勇治市長は「新しい県政は、綿密に市町との連携を図り、県民の声に耳を傾け、強いリーダーシップをもって推進されるものと期待いたします」と話している。
 民主党の大橋通伸県議は「3・11以降、隣接する若狭原発に対し、県民はとりわけ敏感に感じるようになった。エネルギー政策の転換がサイレントマジョリティ(物言わぬ多数派)のようになっている。集団自衛権の閣議決定後、県民の三日月氏への期待は膨らんできたように思えた」と話し、自民党の川島隆二県議は「3区の(三日月氏の)リードを1、2、4区で挽回できなかった。嘉田人気というより『草の根自治』という言葉が県民の共感を呼んだのではないか。『自民党の物量作戦』対『草の根自治』という構図を作られてしまった」と分析している。


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2014年07月11日

夏はジャンボにんにく

道の駅あぢかまの里で試食会
 西浅井町塩津浜、道の駅「塩津海道あぢかまの里」は27日、地元特産のジャンボにんにくの試食会を開く。
 町内の農家でつくる「水の駅農林水産物出荷組合」(松井義治組合長)では5年前から新たな特産品として獣害に強いとされるジャンボにんにくの栽培に取り組み、約20軒が6000個を出荷している。
 ジャンボにんにくは通常のニンニクと比べ、重さは8〜10倍(700㌘前後)で、ほんのり甘くてにおいが少なく、タマネギ感覚で食べられる。ニンニクはコレステロールの抑制や糖尿病、ガンの予防に役立ち、肌荒れや疲労回復にも効果がある、とされる。
 揚げニンニクやスライスチップス、焼肉のたれなどに最適で、同所では「美容と健康にオススメ。ジャンボにんにくで夏を乗り切って」と話している。1個200円〜400円。
 午前11時と午後1時からの試食会では、野菜ソムリエの土井詩子さん(大浦)が、ジャンボにんにくを使った中華風炊き込みご飯と唐揚げを調理し、手軽にできる料理法をアドバイスする。問い合わせはあぢかまの里℡(88)0848へ。


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2014年07月10日

恋のランデブー飛行

ハッチョウトンボ、山室湿原で
 米原市、山室湿原で世界最小とされるハッチョウトンボが、恋のランデブー飛行を繰り返している。
 同湿原は谷間にある約1・5㌶の湿地帯。地質調査や残存する花粉などから今から2万年以前にできた。ここには珍しいトキソウやカキランのほか、食虫植物のモウセンゴケなどが自生。体長15㍉のハッチョウトンボもおり、自然の宝庫。
 ハッチョウトンボはオスが赤、メスが黄色で、繁殖期になるとさらに色づく。メスの数が極端に少なく、オスは相手を見つけたり、気に入ってもらおうと、この時期、盛んに湿原を飛び回っている。
 この様子を撮影した虎姫診療所所長の廣田光前さんは「ここは一連の動作を観察することができる希少な場所。2万年の歴史を子孫に引き継ぐためにも、この自然を残してほしい」と話している。なお、ハッチョウトンボは9月ごろまで見られる。


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2014年07月09日

高畑にあった横山道場

秘伝書など、五先賢の館で展示
 五先賢の館(北野町)で、江戸時代、高畑町にあった古武道の小笠原流「横山道場」にスポットを当てた企画展が開かれている。
 小笠原流は戦のための作戦を学ぶ兵法、武家礼法、弓馬術を基本とした流派。全国的に人気があり、剣術・槍術・柔術・兵法の講義が行われ、多くの門弟を輩出した。田根地区には江戸時代中期から幕末にかけ、横山道場があったが、時代ともに衰退し、現存していない。
 高畑町の横山廣雅さん方から横山道場に関する資料が見つかり、寄贈を受けた長浜城歴史博物館で整理調査したところ、秘伝書や武術の内容を記した目録、稽古帳など貴重な資料が確認された。
 「裏千之棒目録」は棒術の技のカタログといえ、目つぶしや頭割り、陰嚢つぶしなど、確実に相手を殺害できる技について述べられ、一部の技は極秘とされ、口伝えとし、詳細は書かれていない。
 また「必勝兵法目録」は技のほか、精神面について記され「稽古はさぼり、怠けるものでない」と説いている。
 同館では、胴衣や面など計20点を展示。西原雄大学芸員は「地域に埋もれていた武道場。過去と現代の勝負に関する考え方の違いを見てほしい」と話している。開館時間は午前9時から午後5時、9月2日まで。入館料は大人300円。水曜休館。22日午後1時半からは公開講座。西原学芸員が「田根に存在していた小笠原流道場」をテーマに話す。


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2014年07月08日

愛犬と泊まれるホテル

関西最大級、ドッグランも
 関西最大級の愛犬同伴型のドッグリゾート「ホテルビワドッグ」が8月28日、彦根市新海浜町にオープンする。
 JR近江八幡駅前でホテルニューオウミを運営する「エッチ・エヌ・オー」(近江八幡市)が、「ワンちゃんと一緒に楽しい時間を過ごし、家族の絆を深める場所」をコンセプトに約1万4876平方㍍の琵琶湖畔の敷地に建設。
 全室レイクビューの客室15部屋のほか、レストラン、ラウンジ&バーなどを備え、大浴場以外の施設を愛犬と一緒に過ごすことができる。屋外には共用(約1300平方㍍)、小型犬用(約480平方㍍)、ほかの犬と遊ぶのが苦手な犬向けの貸し切り用(約1900平方㍍)の3カ所のドッグランを整備。排せつ用のビニール袋やタオルなどの散歩グッズ、琵琶湖で泳ぐ際の犬用ライフジャケット、シャワールームを配備している。
 レストランでは同ホテルのシェフによる本格的な和食・洋食のほか、犬用の「スペシャルメニュー」も用意しており、一緒に食事ができる。
 ドッグランのみの利用も可(有料)。予約は今月25日から。宿泊代など問い合わせは同ホテル℡0748(36)8817。


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2014年07月07日

4選手が近畿、全国大会へ

ソフトテニスで、「最後まで諦めない」
 長浜ソフトテニスジュニアの4選手が今月開幕する近畿大会と全国大会に出場する。
 12、13日に長浜ドームで開かれる近畿大会に出場するのは、4月の県大会で3位入賞した金澤拓夢君(神照小6)・雑賀智彦君(長浜北小6)ペアと、9位の佐野愛門君(虎姫小6)・酒井大輔君(びわ北小6)ペア。金澤・雑賀ペアは31日に大分県で開幕する全国大会にも出場する。
 全国大会3回目となる雑賀君は「6年生最後の夏の大会。日ごろの練習の成果をしっかり出したい」、金澤君は「最後まで諦めずに全力で頑張る。目標はベスト4」と意気込んでいる。佐野・酒井ペアは「緊張せず、いつも通りのプレーで試合し、最後まで諦めない」と抱負を語っている。


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2014年07月05日

「植物学の父」の標本

多賀さん宅で、貴重な資料見つかる
 米原市大清水の元伊吹町長・多賀榮之さん(78)方でこのほど、「日本の植物学の父」と呼ばれる植物学者・牧野富太郎博士らが昭和初期に収集したとみられる草花の標本が大量に見つかった。寄託を受けた伊吹山文化資料館では「絶滅種などがあるかも」と、琵琶湖博物館に鑑定してもらう考え。
 木箱3個に入った標本は父・左京さん(故人)が生前、集めていたもので、土蔵の改修中、2階から見つかった。植物が新聞紙の間に押し花のように保存してあり、ビニールひもで束ねられた紙の上には墨で、年号や採取地、同行者や寄贈を受けた人の名前が書いてある。
 年代はほとんどが昭和初期。採取地は伊香や伊吹山、朽木や日野、比叡山のほか白浜など。同行者は牧野博士のほか、日本の植物分類学の基礎を築いた小泉源一博士、日野町出身の植物学者・橋本忠太郎博士の名も。
 左京さんは元教員で伊吹村文化財保護審議員を務め、植物を研究。牧野博士らと親交が深かったため、独自に保管していたとみられる。
 博士たちが集めた標本は貴重なため、地元の博物館、資料館で保管されているのがほとんど。琵琶湖博物館の芦谷美奈子学芸員(植物学)は「現存しないものや、分布が変わったもの。どこの博物館にも収蔵されていない標本が見つかる可能性も。大変貴重な資料」と話している。
 【牧野富太郎博士】1862年、高知県生まれ。独学で植物学を研究。東京大学理学部植物学教室で植物分類学の研究に打ち込み、94年間の生涯で収集した標本は約40万枚。新種や新品種など1500種類以上の植物を命名し、日本植物分類学の基礎を築いた。没後、文化勲章を受章。


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2014年07月04日

機能強化へ支援棟着工

市立長浜病院、本棟北側に4階建て
 市立長浜病院(大戌亥町)の機能強化を目指し、診療支援棟の建設工事が始まった。4日、現地で起工式が行われた。
 支援棟は病院本棟の北東の旧夜勤職員用駐車場跡地に建設し、鉄筋コンクリート造4階建て、延べ5300平方㍍。1階に救急外来、MR、CT、中央監視室、2階に医局、女性専用の宿直室やラウンジ、3階にICU、手術室、血管造影装置、4階を多目的に利用できるスペースとした。
 支援棟の整備により、がん拠点病院としての機能強化、血管障害に対する迅速、高度な医療、各種検査機能の集約に加え、女性医療スタッフ向けの設備環境の充実を図る。
 設計・監理は日建設計大阪オフィス、施工は竹中工務店京都支店。総事業費は約27億円。
 起工式には藤井勇治市長をはじめ、市、病院、議会、工事関係者約50人が出席した。


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2014年07月03日

夫婦、笑顔で「バイバイ」

中嶋洋品店、37年の歴史に幕
 五村のスーパーマーケット「Mikawaya」内、中嶋洋品店が2日、閉店した。地元のおばちゃんたちのファッションリーダーとして、親しまれてきた店が37年間の幕を閉じた。


 店主の中嶋和夫さん(82)=木之本町飯浦=は、中学卒業後、大阪の繊維問屋で修業。独立してオーダーメイドの紳士服を製造販売する店を営んでいたが、37年前、両親の住む木之本に帰省した。
 地元で商売を始めようと知人から虎姫駅前の空き家を紹介してもらい、小さな間口を借りて妻の八千代さん(79)と洋服や靴下、肌着などを売る洋品店を始めた。
 3年後、近くにスーパー「サンメイトヤマネ」がオープンしたため、テナントとして入店。夫婦それぞれの店を切り盛りしていたが、その後、スーパーに一本化した。客層は主にハイミセスで、おなじみさんばかり。中嶋夫婦との会話を楽しみに来店する人も多く、店内は憩いの場になっていた。
 洋服店は季節や流行を先取りしなくてはならず、仕入れ品はすべて買い取り。中嶋さんは長年培った「確かな目」で、大阪から商品を仕入れていたため、客足が途絶えることはなかった。
 しかし、近隣に安価で販売する大型チェーン店が進出すると、影響も出始めた。また、歳をとるとともに、年中無休の営業や木之本からの通勤、除雪なども体に響いていた。
 スーパーの閉店で店じまいが決まると、顧客からは「あえんようになるのは寂しい」「どこかで、してーな」と残念がる声や「元気でいてや」など惜別の言葉も。中嶋さんは「37年間、親、兄弟以上に親しまれ、励まされてきた。心からの言葉をいただいて感謝したい」と述べ、千代子さんも「夫婦揃って、笑顔で『バイ、バイ』と言えて良かった」と話していた。


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2014年07月02日

小学生の頃から今まで

西浅井で石田さんの作品展
 西浅井町塩津浜の元中学美術教諭・石田正和さん(69)の作品展が西浅井公民館内、市民交流フロア「ぶらっと」で開かれている。亡き母が残してくれた小学生時代のクレヨン画から近作の彫刻まで約100点を並べている。
 石田さんは多摩美術大学彫刻科を卒業後、木之本、高月、湖北、びわ中などで美術を教えていたが、創作活動は休止していた。45歳の時、学生時代、専攻していた彫刻を再開し、高月の石材店に入門。石彫で男女や親子の関係を表した「明日へ」「冬の予感など」、御影石で半抽象的な作品を作った。その後、生徒たちに木版画の多色刷りや油彩、点描画を教えるうちに、自らも描画するように。
 石田さんの創作活動への思いは小学生時代にさかのぼる。母の芳子さん(故人)は、幼い頃から図工が好きだった石田さんを見て、息子が学校から持ち帰った絵を針で綴り、スクラップブックのように大切にしまっておいた。「体育と図工が大好きだった、母の影響を受けたのかも」—石田さんがこのことを知ったのは20歳の時だった。
 作品展では小学校時代に描いたクレヨン画の「ふな」「ぼくの家」や思い出に残る「豊公園のサルたち」などを並べている。半世紀余りを経過し、色あせているが、石田さんは「母の愛情を感じてもらい、戦後、間もない頃の暮らしや子どもたちの様子などを思い出してもらえれば」と話している。午前8時半から午後5時、31日まで。月曜、第1、3日曜と祝日休館。無料。


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2014年07月01日

「献血で人の命救いたい」

長浜北高生徒会が企画、40人余りが協力
 若者の献血離れが深刻化する中、長浜北高校の生徒会が献血を呼びかけ、1日、生徒40人余りが献血に協力した。
 高校生の献血率が低いことを知った生徒会が「生徒に献血を知ってもらおう」と初めて企画。県赤十字血液センターの職員から講義を受け、献血への協力を呼びかけるチラシを各クラスに貼るなどして準備を進めてきた。
 生徒会の呼びかけに40人余りが賛同。移動採血車で血圧測定や医師の問診を受けた後、献血した。採血は5分程度で終わり、河合尚斗君(1年)は「若い子の献血が少ないと聞いて、やってみようと思った。献血で人の命を救えるのは、かっこいいこと」、酒井桜子さん(1年)は「病気の人の役に立ちたいと思い、協力することにした」と語った。
 生徒会の蒲生彩夏会長(2年)は「実際に協力してくれる人がいるのか不安だったが、たくさんの生徒が協力してくれて嬉しい。今後も献血で人の命が助かるということを全校生徒に伝えていきたい」と話し、県赤十字血液センター献血推進課の竹村淳一課長は「生徒会が献血を主催するのは他に例がない。生徒自身が献血に関心を持ち、ボランティアに取り組んでくれることは嬉しい」と話している。


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