滋賀夕刊新聞社は滋賀県長浜を中心に政治、経済、文化の情報をお届けする新聞です。



2014年03月31日

増税で老舗食堂、閉店

「価格転嫁できない」苦渋の決断
 28年間、庶民に親しまれてきた米原市池下の「みしま食堂」が30日、閉店した。休業の決め手となったのは「消費税の増税」で「これ以上、値上げして、お客様に迷惑をかけることはできない」と苦渋の決断に至った。
 店は1986年、旧山東町が老人福祉センターの趣味講座の受講生や近くの三島池を訪れる観光客の憩いの場として、山小屋風の建物を同センターに併設した。
 地元の山東老人クラブ連合会が運営し、当初は調理人と女性スタッフの計3人で切り盛り。平成に入り、観光客が三島池のカモやオシドリ、桜並木や紅葉を大挙して見に来るようになり、店の売り上げは最盛期、年間700万円。老人クラブの役員らも手弁当で仕事を手伝った。
 しかし、コンビニやスーパーなどが安価な弁当を販売し始めると、客足が次第に遠のくように。店では閑散期となる夏場、テコ入れ策として中華冷麺やざるそばなどを。また、従来のうどん、そばに加え、丼ものなど、新メニューを取り入れるなど営業努力も。
 麺など材料費の高騰で料金改定を迫られ、人気の「三島うどん」は当初の260円から350円を経て、今は400円に。人件費削減のため、食券自販機の導入も検討したが、「ふれあいを大切にしたい」と「もぎり」の食券販売を続けた。
 ここ数年の実績は全盛期の半分以下。老ク連から「生きがい事業対策費」として助成金を受けても、採算を割るように。そこに追い打ちをかけたのは4月からの消費税アップ。値上げも考えたが「これ以上、価格転嫁できない」と店をたたむことを決意した。
 30日の最終営業には多くの客が訪れ「味が良いのにもったいない」「続けて欲しい」との声も。同店は「時代の波に呑み込まれたあげく、最終的に消費税の増税が効いた。(施設の)今後の活用法については検討中」と話している。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月29日

遊休地で太陽光発電

長浜市がレンタル、第1号が決定
 長浜市は遊休地を太陽光発電システムの設置事業者にレンタルする制度を設けており、このほど第1号となる事業主が決まった。
 市は空いている市有地や市営施設の屋根などにソーラーパネルなどを設置する事業者を公募しており、これまで施設では西黒田公民館や湯田小の体育館、湖北支所など7カ所を事業者に貸し出している。
 市有地については昨年12月から今年1月にかけ、市内2カ所の貸し付けを募集したところ、湖北町海老江の雑種地(空き地)約900平方㍍に対し、合同会社「竹内商事」(竹内佳奈子代表・本社=五村)から応募があった。
 対象地は旧湖北町時代、隣接する知的障害者入所更生施設「湖北寮」(現在はまこも)の施設用地として、取得した際の余剰地。これまで早崎内湖の再生事業での残土置き場や駐車場になっていたが、「今後も新たな利活用が望めない」として、太陽光発電のレンタル用地として活用することに。
 同社は虎姫小体育館の屋根に太陽光発電システムを設置している会社。市有地のレンタル料は20年間で約270万円。47・2㌔㍗の発電設置を設置し、発電した電気を関西電力に売電する計画。今後、関電に申請、契約し、夏までに設置を完了したい考え。
 市によると、このシステムは一般家庭用の約10倍の発電量があり、売電価格は年間200万円にのぼる、とみられる。
 市内には複数の遊休市有地があるが、太陽光発電システムを設置するには▽広い土地▽日照が良い▽近くに電柱がある▽今後、有効利用や転売などが見込まれない—など、条件がある。
 市環境保全課は「資源や財産を有効活用する上でも、市として出せる土地を貸し付けてゆきたい」と話している。
 市は前回、応募が無かった木之本町木之本の宅地約1200平方㍍について、受付期間を9月30日まで延長し、事業者を募集している。問い合わせは市環境保全課☎(65)6513へ。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月28日

洋ラン200鉢ずらり

会員16人が育てる、テオリアで展示
 ラン愛好家でつくる「はまらん会」(辻彦太郎代表)は28日から大通寺東側の十里街道生活工芸館テオリアで洋ラン展を開いている。30日まで。
 会員16人がカトレア、シンビジューム、デンドロビュームなど約200鉢を展示している。展示期間中に花を咲かせるように、日当たりを調整したり、ビニール袋で包んで保温したりと、会員がそれぞれが自宅で丹精込めて育ててきた。
 辻代表は「ランを育てるのは難しいと誤解されがちだが、害虫や日当たりに気をつける程度で意外に手がかからない。温室も必要ない」と話している。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月27日

連日完売「黒田パンべぇ」

木之本のつるや、官兵衛博に合わせ
 「サラダパン」で有名な木之本町木之本の「つるや」(西村豊和社長)は、開催中の黒田官兵衛博覧会に合わせ、オリジナル商品「黒田パンべぇ」を販売。1日50個の限定販売だが、連日、完売の人気ぶり。
 新商品は「黒田」にちなんで、カボチャあんをブラックココアの生地で包み、上には赤いクッキー生地を乗せ、官兵衛のかぶとをイメージした。
 和菓子のような柔らかい食感で、甘みと酸味がマッチしており、スイーツ感覚で楽しめる。半年間の試行錯誤を重ね、「納得できる味に仕上がった」(西村豊弘専務)。
 パッケージは長浜市のデザイナー・清水康夫さん(35)が描いた影武者・パンべぇが「べぇ〜」と舌を出したユニークなデザイン。西村専務は「博覧会を地元で盛り上げるため、きっかけを作りたかった。見た目にインパクトがあり、若い人たちに楽しんでもらえれば」と話している。今は店頭販売のみだが、販路を拡大する予定。1個160円(4月〜165円)。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月26日

駅周辺で清掃活動

長浜商議所女性会
 長浜商工会議所女性会(川瀬洋子会長)の会員が24日、JR長浜駅周辺の清掃活動に取り組んだ。春の訪れに合わせて、県内7女性会が各地の表玄関である駅周辺を一斉に清掃する取り組みで、長浜では19人が参加。ペットボトルやタバコの吸殻、傘などを拾い集めた。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月25日

ジャンボ布ぞうり完成

山東デイサービス、地域住民と
 米原市長岡の山東デイサービスセンターの利用者がボランティアや職員とともに、ジャンボ布ぞうりを完成させ、話題となっている。
 布ぞうりはスポンジに古くなったカーテンを巻いて幅10㌢のヒモ状にし、昔ながらの手法で編んだもので、長さ160㌢、幅70㌢。同センターではわらじ作りは手先を動かすため、認知症予防にもつながるとして、制作した。
 ボランティアのアドバイスを受けながら、利用者と地域の人たちが力を合わせ、ジャンボ布ぞうりに加え、健康に良いとされる自分用の「マイぞうり」も作った。
 ボランティアで参加した植田千鶴さん(長岡)と梶田とめ子さん(西山)は「みんな和気あいあいの雰囲気で作れた。お年寄りも楽しそうだった」と話していた。
 完成したジャンボ布ぞうりは施設内に展示している。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月24日

着物のテイスト楽しんで

長浜高校華道部が創作、展示へ
 長浜高校華道部は着物の生地を使ったオリジナルドレスなどの和装アートに挑戦。曳山祭りに合わせた市街地展示に向け、奮闘している。
 同部は外部講師を招き、本格的な生け花や手芸を習っている。呉服店「しん大はし」(大橋眞佐子代表)は長浜の伝統産業、浜縮緬に親しんでもらおうと、着物のハギレや古布を同部に提供。部員たちに「和のテイスト」を楽しんでもらうことに。
 24人の部員たちは3グループに分かれ、「花にかかわったもの」をテーマに、今年1月からハギレのタペストリーと着物仕立てのドレスを制作している。
 タペストリーは生地を縫い縮め、 ギャザーを寄せた花をハート型にあしらったものと、花柄の四角い布を貼り合わせた大きな壁掛け。ドレスは赤と花柄の生地を着物のように前で重ね合わせ、服地に飾りの「吊し雛」などをあしらっている。
 顧問の佐藤千絵教諭は「普段は個人プレーだが、今回はチームプレー。皆、意欲的に頑張っている」と話し、部長の上松裕奈さんは「初の校外展示。変わった形の作品になるかも。地域の人たちに見てもらえれば」と目を輝かせていた。
 なお、作品は今月末に完成する予定で、生け花とともに曳山祭りの期間中、4月12〜15日の午前10時から午後4時(初日は正午から)まで、宮前町の神前西自治会館で展示する。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月20日

滋賀の特産品300種以上

新店舗「黒壁AMISU」 21日開店
 元浜町の長浜大手門通りと北国街道の交差する一角に21日、黒壁の新店舗「黒壁AMISU(あみす)」がオープンする。県内の隠れた特産品を黒壁が厳選して扱い、店内に300種以上の商品を並べる。
 黒壁の弓削一幸社長が手掛ける改革「黒壁ルネッサンス」に伴って新しく誕生する店舗で、「あみす」は「見立て」との意味を示す造語。黒壁社員が県内各地の産地で滋賀特有の歴史、風土、文化に根ざした「ホンモノ志向」の商品を見立て、取り寄せている。
 エザキせんべい製菓(八幡東町)のせんべい、魚友(湖北町尾上)の佃煮、佐藤酒造(榎木町)の地酒、柏原田園交流センター田園味噌加工グループ(米原市柏原)の塩麹、醤油麹など湖北地域の特産品をはじめ、信楽・朝宮丘陵の茶、安土の野菜せんべいなど、100の企業、団体、個人から商品を取り寄せた。いくつかの商品は黒壁がパッケージデザインを一新し、消費者が手を伸ばしやすいように配慮した。
 黒壁AMISU事業部長の前田雅美さん(写真)は「昔から滋賀は京都の『縁の下の力持ち』と言われ、滋賀で生産された魅力ある商品が京都産として売られてきた」と説明し、「これらの商品を滋賀の特産品としてブランド化した。地元の方にもその魅力を知ってもらい、地元のお土産選びにも使っていただければ」と話している。
 21日午前10時半からテープカット。23日までの3日間は生産者や職人が商品の魅力を紹介してくれる。営業時間は午前10時から午後5時まで(4月以降は午後6時まで)。定休日なし。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月19日

1338人が学び舎に別れ

長浜市内28小学校で卒業式
 長浜市内の小学校28校で19日、一斉に卒業式が開かれ、6年生1338人が中学校へと巣立った。
 長浜小学校では178人が6年間の思い出の詰まった学び舎に別れを告げた。ジャケットやネクタイなどで正装した卒業生が一人ずつ前田康一校長から卒業証書を受け取った。
 前田校長は式辞で、組体操やロープジャンプ大会に触れ、「こうした体験で、人は一人では生きていけないことを学んだのではないか。人は誰でも生きている限り、誰かの恩恵を受けている。だからこそ感謝の心を持ち、謙虚さと素直さを忘れず行動しなければならない」と語り、「『ありがとう』の言葉を大切にして下さい」とはなむけの言葉を贈った。
 卒業生は「別れのことば」で6年間の思い出を振り返り、在校生の拍手に見送られ式典会場を後にした。


上草野、最後の卒業式 140年の伝統校、7千人を輩出
 今月末で閉校となる上草野小学校(野瀬町)では最後の卒業式が開かれ、卒業生8人が在校生や教職員、保護者に見送られ、学び舎を後にした。
 体育館で行われた式典では八木正隆校長が卒業生に「各界で活躍し、上草野の名を世界に知らしめて欲しい」とお祝いの言葉を送り、1人1人に卒業証書を手渡した。
 卒業生は壇上で「どんな困難があっても、力強く歩んでゆきます」「自分のやりたいことをやり遂げます」「将来、医者になって難病の人を助けたい」などと抱負を力強く語り、最後に卒業生全員で「素晴らしい浅井小を築いてください」と在校生にエールを送った。
 同校は140年前、明治6年に設立。6948人の卒業生を送り出した。4月からは下草野小学校と統合され、浅井小学校としてスタートする。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月18日

長浜西中3年西川さん、2度目の受賞

北方領土作文、県民会長賞
 長浜西中3年の西川佳那さん(15)は、北方領土返還運動滋賀県民会議(会長=宇賀武県議会議長)が募集していた「私たちと北方領土」作文コンクールで県民会長賞を受賞した。西川さんは一昨年も同賞に輝いており、2度目。25日から根室市などを訪問する。
 コンクールは次代を担う若者に北方領土問題を正しく理解し、関心を持ってもらうため、県内の中学生から募集。21中学583人から応募があり、西川さんの作品はしっかりとした内容で、純粋な思いを表現したことなどが評価され、知事賞(最優秀賞)に次ぐ、優秀賞に選ばれた。
 作文は「北方領土を思う」をタイトルに、2年前、納沙布岬から見た北方領土のことを思い出しながら、「その無念さは想像以上のものがある」などと故郷を奪われた元島民の気持ちを代弁。返還には粘り強い政府の外交や国民の返還運動、その歴史を教える学校教育が大切で、日露間のパイプを太くし、信頼関係を築く中で双方に受け入れ可能な解決策を見つけることが必要とし、元島民が過ごした故郷が一日も早く、返還されることを願っている、とまとめている。
 2度の受賞で西川さんは「ニュースや新聞でロシア外交の記事が目にとまるようになった」と話し、「中学最後の思い出になった」と喜びを語っている。
 なお、入賞者5人は25日から28日まで根室市を訪問。元島民の前で作文を発表し、地元の中学生らと交流する。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月17日

地域手作り夜間学習会

千草町で、中学生17人学ぶ
 千草町の住民が子ども達の勉強を見守る夜間学習会「ひと・まち塾」が毎週木曜、開催されている。
 塾は地域の保護者でつくる「千草町児童生徒育成会」(片桐誠会長)が中学生の学力向上を目指し、町内外からボランティア講師を募って、長浜教育集会所で開いている。自治会や保護者会など、地域が手作りして学習会を開くのは余り例がなく、先進的な取り組みとして注目されている。
 2年目を迎えた今年度は地元の大学生や元会社員、元教員らボランティア講師9人が協力し、町内の中学生の4割にあたる17人が受講。年間42回の学習会を終え、今月13日夜、「閉塾式」が開催された。
 閉塾式で、中学生は「楽しく勉強できて良かった。今年からの受験勉強に生かしたい」「1年間、勉強に集中でき、期末テストの点数も上がった。今年も頑張りたい」と、この1年の感想と新学期への決意を述べた。
 高校受験に合格した3年生も「高校では勉強、スポーツに尽力したい。将来、後輩たちにここで勉強を教えられるようになりたい」とあいさつ。ボランティア講師に花をプレゼントするなどして感謝の心を伝えた。なお、育成会では常時、ボランティア講師を募っている。問い合わせは教育集会所℡(63)9258へ。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月15日

「三成会議」3市長が共同宣言

「スクラム組み魅力を全国へ発信」
 戦国武将・石田三成の魅力を全国に発信するための「三成会議」が15日、彦根市古沢町の清凉寺で開かれ、三成ゆかりの長浜・米原・彦根の3市長による共同宣言が行われた。三成会議は、三成ゆかりの地の団体が一堂に集まって、その功績や関連情報を発信し、三成の歴史的評価を高めるために3市が共同で設立した組織。長浜は生誕の地、米原は三献茶の逸話が残る観音寺、彦根は三成が城主を務めた佐和山城跡でそれぞれ知られている。
 この日の会議には、長浜9団体、米原6団体、彦根11団体の計26団体の代表が参加。3市長が「石田三成に逢えるまちづくり」宣言に署名した後、彦根の大久保市長が宣言文を読み上げ、全国の三成ゆかりの地に参加を呼びかけた。
 長浜の藤井勇治市長は「3市でスクラムを組んで、三成の魅力を全国に発信したい」、米原の平尾道雄市長は「観音寺に来ていただき、三成の人となりを知ってほしい」、大久保市長は「皆さんの力で盛り上げていただき、再来年の三成の大河ドラマにつなげてほしい」とあいさつした。
 三成会議は今後、年に1、2回のペースで実施。来年度は事務局が長浜に置かれ、藤井市長が代表を務める。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月14日

奥琵琶湖の桜、全容解明

葛籠尾崎東側、9割がテング巣病
 桜の名所として知られる奧琵琶湖のソメイヨシノの大半がテング巣病に侵されるなど、2年間の調査でその実態が明らかになった。
 長浜市の森林レンジャー・橋本勘さん(38)は一昨年から桜を調査しており、テング巣病の発症度合いなど、より詳しいデータをまとめるため昨年5月から、湖岸道沿いと奧琵琶湖パークウェイの約22・6㌔区間を5ブロックに分け、調査。▽1本1本の木にタグ付け▽樹種と発症度合い▽幹周りと病症▽GPSによる場所の特定など、9カ月かけ調べた。
 総本数は3181本で、ソメイヨシノが約9割(2649本)を占め、次いでヤマザクラ(111本)オオシマザクラ(107本)と続き、全16種が自生。
 ソメイヨシノの77%、2039本がテング巣病で、地元有志「桜を守る会」による手入れなどが行われている大浦周辺は比較的軽症(72%)だが、手入れが施されず日当たりの悪い葛籠尾崎東側で病症が深刻化(88〜96%)していることが判明した。
 奧琵琶湖パークウェイは開設時の昭和51年から60年まで3200本。その後、約800本が追加植樹され、地元では「4000本の名所」と伝えられていたが、800本余りが枯れてしまっていた。 


テング巣病の対策
 テング巣病は枝の一部がこぶ状に膨らみ、天狗が巣を作ったかのように、小枝がほうき状に伸びる伝染病。放置しておくと、周囲の木にも移り、樹勢が衰退し、枯れてしまう。
 奥琵琶湖の桜の樹勢は衰えておらず、今後の対処として、病気が目立つ枝を継続的に切除することが必要。市では年間300万円の予算を投入し、10年計画で桜の保全を進めている。
 ソメイヨシノは人工的に作られた桜。病気に弱く、樹齢も80年程度と短いため、橋本さんは「今後は樹木への施肥や病気に強い品種に植え替える必要がある」としている。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月13日

セツブンソウ祭り

見頃の今週末、米原市大久保で
 セツブンソウふれあい祭りが15、16の両日、米原市大久保公民館で開かれる。
 セツブンソウは節分ごろに花を咲かせるキンポウゲ科の多年草。日本原産の植物で、関東以西に分布。石灰岩地帯を好み、落葉樹林内の斜面などにまとまって自生する。
 地区内には西日本随一の群生地があり、地元の人によると、今年は例年より2週間ほど咲き始めが早く、この時期が見ごろ、という。
 祭りの初日(午後1時〜5時半)は米原市教委との共催で、峠のシシ垣見学会、千葉大・金田平太郎准教授の講演会、Mt・伊吹吹奏楽団のコンサートなど。
 2日目(午前9時〜午後3時)はセツブンソウ自生地見学会、地場産マーケット、グルメ、田舎カフェなど。なお、自生地見学は3月中OK。問い合わせは伊吹市民自治センター℡(58)2221。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月12日

琵琶湖の水草たい肥、人気

長浜はダンプ10台分、2時間で「完配」
 県は琵琶湖で厄介者の水草をたい肥化し、農作物の生育などに役立つか、実証実験しており、県民に無料配布している。早崎町で行われた配布会では、順番待ちの軽トラックの長蛇の列ができ、用意された大量のたい肥がわずか、2時間で無くなった。
 水草は平成6年の大渇水以降、南湖で異常繁殖し、夏場は湖底の約9割を覆うまでなっている。このため、水の流れを悪くしたり、湖底を汚泥化するなど、魚介類の生態系に悪影響を及ぼし、漁船や観光船の妨げや腐敗臭も問題となっている。
 昔、農家では田畑の肥料として、水草を採っていたが、近年は生活様式の変化や化学肥料の普及で、使われなくなっている。県は毎年、5000㌧余りの水草を刈り取り、資源を有効活用するため、近江八幡市の干拓地で、たい肥化する実験を行っている。
 集められた水草は不純物を取り除き、乾燥させながら、半年から1年ほど、寝かして自然発酵。繊維質が減って、土のようになり、地中の微生物を活性化させる土壌改良効果があるという。
 無料配布は当初、近江八幡での年1回、1会場のみだったが、人気を呼び、ここ2年間は秋と冬の2回に。大津、守山、米原でも配布されるようになった。
 今年2〜3月、県内7会場で、たい肥462立方㍍が配布され、計852人が来場。配布量、来場者とも前年比約2倍に。8日の長浜会場(早崎)には155人が来場し、10㌧ダンプ10台分を配ったが足りず、さらに4㌧ダンプ2台分を追加(計84立方㍍)。開始2時間で品切れとなった。


今後も「無料」継続、たい肥、効果あり
 県は来場者にモニター用紙を配布し、用途や施肥量と生長具合、収穫量などを調査している。これまでの調べで、湖北では畑、湖南・湖東ではプランターに使用されている場合が多く、通常使用している肥料と比較して、約9割が収穫量を「多い」「変わらない」と感じている。県は「肥料効果がある。今後も改良を重ね、品質を向上したい」と話している。
 なお、今後も無料配布を続け、当面、有料化は考えていないという。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月11日

長浜のおいしいたこ焼き

徳田さん、南三陸で自慢の腕振るう
 十里町でたこ焼き屋「八船」を営む徳田智史さん(31)は9日、宮城県南三陸町の商店街イベントで、自慢の腕をふるい、まちおこしにひと役買った。
 徳田さんは家業の包装資材業傍ら、8年前から、週末のみ「八船」を営業。また、市民ボランティア団体「源希倶楽部」の代表として、同町を3回訪問し、支援活動をしている。
 町内の歌津地区には仮設の「伊里前福幸商店街」(山内義申組合長)がオープンしたものの、軽食を提供する店がないため、人影もまばら。徳田さんは南三陸特産のタコを生かして「たこ焼き復興プロジェクト」を企画。源希倶楽部が調理機材一式をプレゼントし、震災3年目を迎える3月に合わせて開店準備を進めていた。
 9日は同商店街のワカメ収穫祭があり、徳田さんは前日からテント設営などを協力。当日は175食を用意したが、長蛇の列ができ、昼過ぎには完売した。売上金5万2500円は全額、商店街に寄付した。
 また、イベント中、商店街の女性スタッフに「八船」秘伝のたこ焼きレシピを伝授しており、同商店街ではイベントごとに、たこ焼き屋を出店する予定。
 徳田さんは「商店街の人が『長浜のおいしいたこ焼き』という看板を作ってくれた。「八船」の味が東北の味覚と合ったようで、皆、笑顔で食べてくれていた。これからもできる限り交流を続けたい」と話していた。


長浜社協の義援金、2億4千万円超
 東日本大震災から3年。被災地への義援金は件数、金額ともに激減している。
 長浜市社会福祉協議会に寄せられた義援金は7日現在、2億4665万4011円。1000万円4件、100〜999万円65件など、大口も多数あったが、昨年9月20日以降、10万円以上の寄付はないという。義援金は来年3月31日まで同協議会本所、各センターで受け付けている。日本赤十字社、共同募金会を通して被災者に見舞い金として現金支給されている。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月10日

寒空に500発の花火

高月あかり祭りに1000人
 まちおこしイベント「高月あかり祭り」が8日夜、JR高月駅東側駐車場で開かれ、約1000人(主催者まとめ)の来場者が寒空に舞い上がった花火に酔いしれた。
 地元の若者たちでつくる「高月にぎやかし隊」(弓削雅外代表)は、湖北を盛り上げようと「夜景つくりに帰ってきゃんせ」をテーマに、約1万個のキャンドルグラスを動物やハートの形などに並べたほか、「特急電車に乗りたい」「パティシェになりたい」「野球で優勝したい」など、子どもたちの夢を描いたメッセージをグラスの周りに貼り付けた「え〜やろ、こほく」の文字アートも。
 花火大会はニューヨークヤンキース田中将大投手のテーマソング「あと ひとつ」に合わせて、スターマインなど500発が打ち上げられ、大きな歓声が上がっていた。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月07日

隣近所の4人に感謝状

連係プレーで人命救助と初期消火
 湖北地域消防本部は7日、民家火災で人命救助に貢献した4人に感謝状を贈った。
 宮前英之消防長から感謝状を贈られたのは、いずれも高月町磯野の上松智秋さん(51)、平井幸代さん(50)、宮部幾夫さん(77)、上松広幸さん(59)。
 火災は昨年9月4日午前8時半ごろ、1人暮らしの無職男性(70)方で発生。上松さんは隣の屋根から煙が出ているのをいち早く発見し、煙で真っ暗な階段に立ちすくんでいた男性を救助。隣近所の3人との連携で、119番通報や屋外消火栓による初期消火をし、民家は畳などを焦がすボヤ程度で済んだ。
 4人は毎年、地域で行われている防災訓練に参加。「無我夢中で大声を出して、近所の人に助けを求めた。落ち着いて行動できたのは日ごろの訓練の成果」と述べ、宮前消防長は「隣近所の連携や冷静沈着な判断が被害を最小限に食い止めた。貴重な体験。地域の中で防火、防災のリーダーとして活躍してほしい」と賞賛していた。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月06日

小川さんら8人、自衛隊へ

激励会で「日本、ふるさとを守る」
 今春、長浜市内から自衛隊に入隊する若者8人への激励会が5日、市役所で開かれ、藤井勇治市長が「不屈の精神と使命感を持って頑張って下さい」と激励した。
 小川貴也さん(26)=今川町=が航空自衛隊幹部候補生学校へ、他の7人が陸上自衛隊に入隊する。小川さんは虎姫高、神戸大、同大学院を経て化学メーカーに就職したが、「飛行機を飛ばしたい」との子どもころからの夢を叶えるため、応募。筆記、面接、適正検査、飛行機搭乗などの数々の試験をクリアし、大学院卒枠で全国唯一の合格者となった。F15戦闘機のパイロットを目指し、奈良基地で訓練に臨む。
 この日の激励会では8人を代表して「厳しい訓練でくじけそうになることがあると思うが、我々一人ひとりが強い自衛官となることが、日本を守り、このふるさとを守ることに繋がるという信念を強く持ち、たゆまぬ努力を続けたい」と決意を語った。
 陸上自衛隊に入隊する7人は高卒3人、大卒2人、社会人2人で、いずれも今津駐屯地で国防への訓練に励む。
 藤井市長は衆院議員時代に中国を訪れた際に国防予算の不透明さを実感したことに触れながら、「国民の生命と財産を守るため、厳しい任務もある。奮闘をお願いしたい」と語りかけていた。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月05日

帰りそびれたコハクチョウ

体調不良?湖北にとどまったまま
 湖北地方で大半の渡り鳥が北帰りする中、早崎ビオトープに1羽のコハクチョウがとどまっている。外傷などはなく「なぜ、帰らないのか?」と愛鳥家らをやきもきさせている。
 コハクチョウは越冬するため、毎冬、シベリアから南下。南限とされる滋賀県には数百羽が飛来し、今シーズンは443羽が訪れた。
 家族やペアなどで集団行動し、気候を予測して北帰りする。春の足音が近づき、湖北では2月中旬から北帰りが始まったが、3月になっても群れから離れ、地元から飛び立たないコハクチョウの姿が見られるようになった。
 目撃した人によると、この鳥は早崎ビオトープや付近の尾上港で羽を休めたり、陸に上がって寝転んでいるが、しばらくすると姿を消す。
 湖北野鳥センターによると、北帰りしていない成鳥がこれ以外にもう1羽おり、別々に行動しているようで、双方とも体調を崩しているという。
 体の色が黒く、痩せているため、ここ数日、地元の人から心配する声が相次いでおり、センターが保護しようとしているが、居場所を変えるため、頭を悩ませている。
 同センターは「帰りそびれたと思われるが、北帰りする場合も。しばらく注意して様子を見たい」と話している。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月04日

歴史ある深坂古道を復活

近江と越前を結ぶ最短路、40年経て
 西浅井と敦賀を結ぶ最短路「深坂古道」の復旧工事がこのほど完了した。奥びわ湖観光ボランティアガイド協会は新年度、歴史上のエピソードが数多く残る峠道をハイキングルートにし、観光資源として活用する計画。
 深坂古道は古来「深坂越え」と呼ばれ、近江(西浅井町沓掛)と越前(JR新疋田駅付近)を結ぶ約3・8㌔の峠道。主要道として賑わい、万葉の歌人・笠金村や平安時代の歌人・紫式部が通った道として知られている。
 高低差(標高370㍍)がある難所だったため、近世、豊臣秀吉が比較的容易に通行できる「新道野越え」(現在の国道8号線)を新設。その後、深坂古道は次第に使われなくなり、さびれていった。
 滋賀県側は約40年前から、約700㍍の区間が茂みに覆われ、閉ざされたままだった。長浜市は「奥びわ湖水源の森保全・啓発事業」の一環として、昨年5月から、長年使われていなかった峠道を復旧。草木を伐採したり、橋を整備し、案内標識を設けた。
 福井県側には紫式部や笠金村が詠んだ歌碑が建立されており、道中には平清盛の運河計画挫折が建立のルーツとされる「深坂地蔵」、荷物の受け渡し場所となった「問屋場」の石垣跡などが残るほか、幕末、敦賀湾と琵琶湖の間に計画された運河の遺跡、40年前まで住んでいたと見られる住居跡など歴史の面影が存在する。
 同協会ではJRとタイアップしたハイキングなどを計画している。
 【深坂地蔵】平安末期、平清盛が日本海と琵琶湖を結ぶ運河作りを息子の重盛に命じたが、発掘途中、大岩を割ろうとしたところ、石工が激しい腹痛に襲われたため、工事は中断。その岩の裏側には地蔵が描かれていた、というエピソードがあり、今もその場所には「掘り止め地蔵(深坂地蔵)」が祀られている。旅人が道中の安全を祈願して塩を供えたことから「塩かけ地蔵」という別名も。以前は地蔵の顔に塩を塗る風習があったが、傷みが激しく今は禁止されている。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月03日

「一度、食べて」湖北の味

食の供宴「グルメの集い」170人
 湖北の郷土料理を楽しむイベント「グルメの集い」が2日、湖北町尾上の朝日漁業会館と、道の駅湖北みずどりステーションで開かれ、県内をはじめ広島、大阪などから訪れた約170人の参加者が、湖魚料理に舌鼓を打った。
 今年で24回目となるイベントは朝日漁協、朝日地区地域づくり協議会などでつくる実行委員会が企画。朝日漁協の杉本敏隆組合長が「味には自信がある」とうなぎのすき焼き「じゅんじゅん」や、ふなの子造り、ビワマスの煮付け、しじみ汁など計7品を提供すると、参加者は熱々の鍋料理や新鮮な味覚を満喫した。
 5回目の参加となる疋田武子さん(彦根)は「(じゅんじゅんは)ここでしか味わえないため、楽しみにしている。臭みもなく、淡泊。味わったことがない人は一度食べてみては」と話していた。


| | トラックバック ( 0 )

2014年03月01日

長浜市一般会計519億円

4年ぶり税収増、市債残高は減
 長浜市は2014年度の当初予算案を発表した。一般家計は約519億円で前年度比2・4%減となったが、両年度に計上された新庁舎整備事業費を除けば、1・0%増の積極型となる。
 介護保険や公共下水道などの8特別会計、病院事業などの3企業会計を含めた総額は1051億円で3・2%増。
 一般会計は、歳入の根幹となる市税が4年ぶりの増加となる171億2000万円(前年度比1・9%)。景気回復の兆しから個人市民税が4・0%増の56億2200万円、法人市民税が5・8%増の12億9500万円を計上している。地方交付税は9・5%増の140億9000万円。市債は43億1400万円を発行し、残高は前年度比23億7400万円減の515億3500万円となる見込み。
 歳出は、人件費が74億3600万円(前年度比0・02%減)、長浜駅周辺整備や豊公園再整備、庁舎整備などの投資的経費が59億2100万円(9・9%減)、福祉関連の扶助費が102億0700万円(1・2%増)、借金返済にあたる公債費が74億1700万円(16・8%減)。
 財政健全性の指標の一つであるプライマリー・バランス(市債発行と公債費を除いた一般会計の歳入と歳出のバランス)は、31億円の黒字としている。


| | トラックバック ( 0 )


しが彦根新聞
滋賀夕刊電子版
滋賀夕刊宅配版
滋賀夕刊デジタルトライアル
“新聞広告の資料請求、ご案内はこちらから"
 
長浜市
長浜市議会