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藤井氏が大差で再選果たす

長浜市長選、投票率は大幅下落
 長浜市長選は23日投開票を迎え、無所属現職の藤井勇治氏(63)が3万2895票を獲得し再選を果たした。日本維新の会新人の石井幸子氏(50)は1万0885票で及ばなかった。当日の有権者数は9万5752人、投票者数は4万4313人。投票率は46・28%で前回より12・12ポイントも低下した。
 投票が締め切られた午後8時過ぎ、当選確実の速報が早々と流され、事務所に嘉田由紀子知事や県内各市の市長が祝福に駆けつけた。
 藤井氏は「市民の皆さんの力強いご支援に感謝する。地域振興、福祉、医療、防災、教育の充実など、2期目の市政は合併効果をあげ、市民の声をしっかり聞いて市政を運営したい」「皆が住んで良かった、住んで誇りを持てる長浜市をつくっていきたい」と抱負を語った。
 この20年間、長浜市長が1期4年ごとに交代するジンクスがあったが、「20年ぶりに悪い記録を打破できたのは市民のおかげ」と語った。
 嘉田由紀子知事が「12万都市の舵取りは大変だと思うが、2期目に市民が選んだことを知事として嬉しく思う。県もしっかり応援していきたい」と祝福すると、上野賢一郎衆院議員は「藤井市政の第2期目、ますますパワーアップして素晴らしいスタートを切ることを祈念する」、田島一成元衆院議員は「4年間しっかりと足跡を残して頑張ってこられた。だから不運なジンクスを乗り越えて勝利を勝ち取られた。これからの4年間、市民の声をしっかりと受け止め、公平公正な市政運営を」とあいさつした。
◇   ◇
 市長選は国政経験が豊富な現職の藤井氏に、石井氏が日本維新の会の公認を受けて挑戦する一騎打ちの構図だった。
 藤井氏は後援会をはじめとする組織を整え、国会議員、県議、市議らが支援。岸田文雄外務大臣が応援に駆けつけるなど、地方都市の首長選には例を見ない豪華な布陣で、人脈の広さを見せ付けた。
 2期目の新たなスタートに藤井氏は「しっかりと合併の効果を上げて、元気で活力ある長浜に全力投球したい」と抱負を語っている。
 元埼玉県杉戸町議の石井氏は維新の会の長浜市議との出会いを縁に、昨年、長浜に移り住み、市政刷新を訴え街頭演説を繰り返してきた。選挙では市長退職金1500万円の廃止、幼稚園、学校給食、中学校までの医療費などの無料化を訴え、女性目線の市政改革を訴えた。大差で敗れたものの、選挙から一夜明けた24日も朝から街頭に立って有権者に結果を報告。石井氏は「きょうからが新たなスタート。今の市政がこのまま続くのは困る。長浜の政治の状況を市民の皆さんにお伝えし、民度を上げる活動をしていきたい」と話している。


2014年02月24日 16:22 |


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