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継続か刷新か、市長選告示

現職藤井氏に維新石井氏が挑戦
 長浜市長選は16日告示され、日本維新の会公認の新人・石井幸子氏(50)と、無所属現職の藤井勇治氏(63)=自民、公明、民主、みんな推薦=が立候補。23日の投票日に向けて舌戦を開始した。
 政党など各種団体から支援を受けて盤石の態勢を整えた藤井候補が、元地方議員の石井候補を迎え撃つ構図。双方の議論が噛み合う争点が存在せず、市民の関心は低いが、4年間の藤井市政に対する評価が問われることになる。


「長浜丸は沈没寸前」石井陣営、改革断行訴える
 石井陣営は神照町の事務所前で約200人の支持者を前に出陣式を行い、維新の会の国会議員らが応援に駆けつけた。
 石井候補は「市長1期4年の退職金1500万円を即座に廃止し、市役所の無駄を省き、民間に任せられることは民間に任せる。公務員制度改革をする。天下り根絶する」と改革を訴えたうえ、「藤井さんには改革できない。しがらみがあるからだ」と断じた。「長浜市を船に例えると、長浜丸は船底に大きな穴が開き、浸水して沈没寸前」「改革して穴を塞ぎ、将来という目的地へたどりつくように一緒に船をこいでください」と支持者に呼びかけ、「長浜市の抱える権限とお金を一部の人が握っている。これを市民の手に取り戻し、市民に再分配する」と決意を語った。
 応援に駆けつけた東徹参院議員は「維新の精神をしっかり持つ石井候補を市長に当選させて欲しい」、杉田水脈衆院議員は「硬直した市役所のシステムを変えていかなければ」「しっかりと物事を進めるには女性の力も必要」と訴えた。
 岩永裕貴衆院議員は「なんで埼玉から、なんで長浜なんやという厳しい声も頂いたが、ようやくスタートラインに立てた」と振り返り、「現市長の事務所の中には各業界の推薦状が壁一面に張ってある。維新の会はそうした推薦状を頂かずに選挙する」と語り、「責任ある改革を断行しなければならない」と訴えた。


「次の4年間で花開く」藤井陣営、市政継続が合言葉
 藤井陣営は八幡中山町と高月町唐川の2会場で出陣式。会場に詰め掛けた支持者を前に、藤井候補はこの4年間の実績と、福祉や教育などを軸とした公約を訴えた。
 八幡中山町の選挙事務所には国会議員や県議、県内の首長、市議ら約500人が出席。藤井候補は市政運営を草花の栽培に例え「市長就任後、種を蒔き、水を与え、太陽を浴びせ、育ててきた。施策が実り、次の4年間で花開くという大事な時期に来た」と語り、「選挙マニフェストには8つの政策、66の項目を盛り込んでおり、ひとつひとつ丁寧に仕上げてゆきたい。福祉の充実、教育の充実、若者の定住化などを目指し、長浜に住んで良かったといえるようにしたい。みんなが幸せになるよう、1週間、先頭を切って全力で頑張りたい」と決意を語った。
 高橋政之総括責任者は「相手は維新の会。選挙は水もので、風が吹けば苦境に陥る。しっかりやってゆきたい」とあいさつした。
 応援に駆けつけた政治家らは「継続の市政で、大勝利を」(上野賢一郎衆院議員)、「確かな選択を」(有村治子参院議員)、「基盤はできた。次の1期は仕上げ」(土田良夫市議会議長)などと藤井候補の必勝を訴えた。一方、冨士谷英正県市長会会長(近江八幡市長)は「軍艦と田舟の戦いだが、軍艦が撃沈される時もある」などと、楽観論を引き締めた。


2014年02月17日 16:03 |


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