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次世代へ繋ぎたい農村文化

元農高教諭が「楽楽ファーム」設立
 長浜農業高校の元教諭・福永善吾さん(60)=新庄馬場町=が、高齢者の生きがいづくり、若者への農村文化の継承を目指し、町内に一般社団法人「ばんば楽楽ファーム」を設立。今月は味噌作りのワークショップを開き、日本の伝統食の継承に取り組んでいる。
 福永さんは昨年3月末に農高を定年退職したのを機に、地元の仲間とファームを設立した。里山の荒廃や農村文化の衰退に胸を痛め、「田んぼが荒廃すると集落が衰える。田んぼの文化を次世代に残さなければ」との思いからだった。
 ファームでは水稲や野菜の苗を栽培する育苗事業、農園を貸し出す市民農園事業、農業や農産物の加工を体験してもらう農村体験事業を三本柱に、準備を進めている。
 今月は4日から4日間の日程で味噌作りのワークショップを開き、子連れの2家族に指導。地元産のコシヒカリと大豆を材料に、麹作りから取り組み、温度管理の大切さなどを教えた。今後も、ファームで収穫した野菜で、トマトソース作り、野菜スープ作りなどのワークショップを企画する。
 福永さんは「次世代に農村文化を伝えるには、高齢者の皆さんにも、スポーツで健康を維持するように、生きがいづくりのために農業を活用してもらいたい」と話し、事業への参加や協力を呼びかけている。なお、ファームでは市民農園1区画100平方㍍を年間5万円で貸し出している。苗や資材の準備不要で、技術指導もある。企業の社員研修や地域活動の受け入れも。問い合わせはファーム℡090(5090)3636へ。


2014年02月07日 16:51 |


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