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「湖北でオペラを」

南浜町の鳥塚貴絵さん
 地元の小中学校で音楽講師をしている南浜町の鳥塚貴絵さん(37)は、湖北地域で市民に親しまれるオペラ作りを目指して、活動。6月から定期公演を計画している。
 鳥塚さんは国立音大を卒業後、一旦、養護学校の教員となったものの、地元合唱団のピアノ伴奏をするうち、「湖北でもっと音楽活動がしたい」「本当の自分が追い求めているものは…」とソプラノ歌手に転身。
 3年前、余呉の創作オペラ「菊石姫」の主演をきっかけに舞台芸術の魅力にはまり、オペラの道に進むことを決心。本格的に学ぶため、イタリアオペラの第一人者・ 千代崎元昭さんの門下生に。
 オペラに対しての愛着が深まり、故郷での上演を夢見るようになったが、地元では「観覧料が高い」「わかりくにい」などのイメージが強かった。
 昨年12月、余呉で「歌劇リゴレット」を企画したが、鳥塚さんはこれらの課題を克服するため、いくつかのアイデアを盛り込んだ。
 千代崎さんの門下生や音楽仲間に手弁当で協力してもらい、舞台装置を簡略化。演奏会形式にして入場料を低価格(2000円)に設定。初心者でもわかりやすいよう「あらすじ」入りのパンフレットを作成。もちろん、内容には妥協を許さず、あくまでも本格オペラを目指した。
 上演すると、ほぼ満席の盛況で観客たちは皆、食い入るように舞台に見入っていた。鳥塚さんは手応えを感じ、年2回の定期公演や学校での舞台を考えており、「湖北でオペラをしてみたい、観てみたいという人はたくさんいるはず。『生』の舞台の熱いエネルギーを感じて、新しい世界を知ってもらう一歩になれば」と話している。


2014年01月15日 16:11 |


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