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渇水から希少種を守ろう

田村山ふもとに保護池を整備
 田村山に生息するカスミサンショウウオを保護するため、8日、田村山生き物ネットワークのメンバーらが、田村山ふもとに保護池を整備した。
 カスミサンショウウオは滋賀県のレッドデータブックに掲載されている希少種で、湖北地域では複数の場所で生息が確認されている。田村山のカスミサンショウウオは長浜バイオ大学の齋藤修教授が発見し、保護活動を続けている。
 田村山のふもとの用水路が産卵場所となっているが、渇水のためふ化した幼生が全滅した年もあり、齋藤教授の呼びかけで地元住民や学生らが保護・研究活動に取り組み、2年前、長浜バイオ大の敷地内に整備した人工池では、成長した成体が産卵に戻ってくるなどの成果が得られた。
 この日、整備した池は約20平方㍍。保護活動に取り組む長浜バイオ大学生、虎姫、米原高校生、地域住民らが、池底に石や砂利を敷き、周囲にコナラの木を植えた。渇水防止のため、井戸も設けられた。
 齋藤教授は「早ければ3年ほどで産卵に戻ってくる。希少種を守ろうという意識が高まれば」と話している。
 整備費は約80万円で平和堂財団からの補助金50万円などを活用した。


2013年12月09日 16:06 |


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