滋賀夕刊新聞社は滋賀県長浜を中心に政治、経済、文化の情報をお届けする新聞です。



2013年12月27日

長浜で迎春準備、着々

八幡宮で巫女、農高で寄せ植え講習会
 正月を間近に控え、毎年多くの参拝客で賑わう長浜八幡宮で、迎春準備が進められている。
 神社では冬休み期間中、アルバイトの巫女が縁起物の破魔矢や熊手などを作っている。破魔矢には来年の干支「午」の絵が入った絵馬や「開運招福」「厄除祈願」などが入った飾り物が付けられ、約3000本を準備。アルバイトの山口夏帆さん(18)は「参拝する皆さんが1年間、幸せで健康でいられるよう願い、笑顔で気持ち良く接待したい」と話していた。
 八幡宮では「景気回復を願う企業の参拝予約が多く入っている」と述べ、例年並みの15万人の参拝客を見込んでおり、巫女30人体制で臨む。
   ◇   ◇
 長浜農業高校で26日、迎春用の寄せ植え講習会が開かれ、20人の参加者がガーデニング科の生徒4人から、艶やかな飾り付けを習った。
 長浜市シルバー人材センターが企画したもので、55歳以上の市民が参加し、同科園芸装飾類型を専攻する3年生がアドバイスした。
 参加者は生徒たちが育てた葉ボタンやキンセンカなど10種類の草花や縁起物をあしらって、放射状に広がる寄せ植え「ラジエート」に挑戦。「白など薄い色の花を上に、赤など濃い色は下に飾って」などとアドバイスを受けながら、大小2つの作品を仕上げた。
 西村栄一さん(今町)は「全体のバランスが難しかったが、生徒さんが親切に教えてくれて、うまくできた。花は玄関に飾りたい」と話していた。


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2013年12月26日

尼寺「陽徳院」はここ?

浅井氏ゆかり、小谷丁野町が石碑建立
 浅井氏の歴史を調べている「三盛亀甲郷土史研究会」(脇坂淳市会長)はこのほど、場所が特定されていなかった浅井氏ゆかりの尼寺「陽徳院」の跡地を突き止め、地元、小谷丁野町自治会(脇坂鉄央会長)が地域の歴史を後世に伝えるため、石碑を建立した。
 同会によると陽徳院は鎌倉時代から戦国時代の末期まで、丁野村に実在した尼寺。「竹生島文書」や「徳勝寺受戒帳」などから、浅井三姉妹が小谷城の落城後、かくまわれた実宰院と同様、代々、浅井氏に関わる女性が出家し、入室していたとされるが、丁野村のどこにあったのかは分かっていなかった。
 集落の西側にはかつて、「西山」と呼ばれる山があり、その一角に明治41年まで八幡神社が存在した。日本電気硝子工場の建設に伴い、掘削された山土は工場造成用に使われ、跡地には住宅や寮が建設された。
 現在の日本電気硝子丁野独身寮の一角には寺社ゆかりの小字名が残っている。寺院があった当時は神仏習合の時代で、寺院が神社に隣接されていた可能性が高く、同会ではここに陽源院が存在した、と推測している。
 陽徳院が存在したことを示す石碑は御影石製で25㌢四方の高さ約1㍍。上部に解説板を埋め込んでいる。長浜城歴史博物館の太田浩司さんは「陽徳院は浅井氏一族の寺院であることは間違いない」とし、同会相談役の香水敏夫さんは「史料などから、この場所が寺院跡地といえる。丁野や浅井氏の新事実が明らかになった」と語っている。
 集落内にはこれまで「浅井家産湯の池跡」「若狭屋敷(徳勝寺)跡」「初期小谷城大手道」「北国脇往還」の石碑4基が建立されている。


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2013年12月25日

「Can’ce♡浜姫」をよろしく!

長浜ご当地ユニット、「キャンセ♡浜姫」誕生
 長浜市のPR大使、音楽プロデューーサー・ヤナギマンさんの手掛ける女性「長浜ご当地ユニット」=写真=の名称が「キャンセ♡浜姫」に決まった。
 ヤナギマンさんは音楽を通して湖北地域を活性化させようと、2年前から旧余呉小学校跡などでミュージックスクールを開いている。今年は「ご当地ユニット」を結成するためオーディションを行い、中学・高校生の合格者4名と、研修生4人をメンバーに選んだ。
 名称は長浜の方言である「お越し下さい」を意味する「きゃんせ」と、「戦国時代をイメージした長浜の姫」を組み合わせ、「長浜へ来られる方々に精一杯のおもてなしを」との思いを込めている。公募198件の中から選んだ。
 ユニットはダンスや歌のレッスンに励んでおり、来年1月19日の黒田官兵衛博覧会のオープニングセレモニーでデビューし、CDもリリースする。


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2013年12月24日

「音楽は裏切らない」

岡田さん&長農「けいおん」コンサート
 長浜農業高校軽音楽部の指導をしているシンガーソングライター・岡田和宏さん(36)のコンサートが23日、米原市のルッチプラザで開かれ、岡田さんの教え子や仲間たちが楽しいステージを披露した。
 岡田さんは大学卒業後、兄の健太郎さんと兄弟ユニット「ファミリー」を組み、東京に進出。「矢印」でCDデビューを果たしたが、その後、地元に帰りしばらく音楽活動を休止。
 自身の生き方を見つめ直していたところ、知人の紹介で、軽音楽同好会の指導を任されることに。新天地に活路を見いだすように、学校に行ったが、見知らぬ外部講師のため、「よそ者」という意識が壁となり、生徒たちが反発することも。
 しかし、岡田さんは根気よく、楽器の基本的な技術をアドバイス。やがて「やんちゃな子たちが真面目に取り組むようになり」(岡田さん)、1年で同好会から部活動に昇格。部員も10人から32人まで増えた。
 岡田さんは東京の音楽仲間を特別講師に招き、さらにレベルアップを図った。レパートリーも増え、月3回程度、ライブや発表会に参加している。
 この日のコンサートでは生徒たちが学年別にバンドを組み、「栄光のかけ橋」や「アンパンマンマーチ」、「世界にひとつだけの花」や「ちいさな恋のうた」などを演奏。岡田さんら外部講師5人のバンドが「THE Visitor(外来者)」「矢印」などを熱演した。
 このステージで引退する3年の磯崎友之さんは「(岡田)先生は友だちのように接してくれ、温かく指導していただいた。音楽で人の輪が広がった」と喜び、「最後にこのような機会を与えていただいて本当に良かった。最高の3年間だった」と感激。
 岡田さんは「この3年間は私にとっても良い勉強となり、音楽は支えになり、裏切らないことを教えてくれた」と振り返り、「生徒たちには音楽でも、何でも自分のやりたいことを続けて欲しい」とエールを送っていた。


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2013年12月21日

伊吹大根そばで年越し

米原で親子60人が手作り体験
 米原市春照の伊吹薬草の里文化センターで21日、親子そばうち体験教室が開かれた。
 伊吹山文化資料館が毎年年末に開く体験教室で、今年で15回目。県元農業普及員で地元特産の伊吹大根を復活させた山内喜平さん(87)=木之本町古橋=と、特産品でまちおこしをしている主婦グループ「上平寺よつ葉フレンズ」のメンバーが講師となり、市内の親子約60人が、そばの打ち方を学んだ。
 子ども達はソバ粉を練ったり、伸ばしたりするのに一苦労。なれない包丁さばきで、麺を細長く切っていた。出来上がったざるそばには薬味として、伊吹大根おろしが添えられ、「みぞれ」入りの年越しそばに舌鼓を打っていた。


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2013年12月20日

イチゴの出荷ピーク

クリスマスを前に、湖北の農家で
 クリスマスを前に、湖北地域でイチゴの出荷がピークを迎えている。
 湖北でハウスによるイチゴ栽培が始まったのは平成6年ごろ。当初は1軒だけだったが、次第に栽培農家や作付け面積も増え、今では47軒が約2・8㌶で生産している。栽培法は「ベンチアップ」と呼ばれる少量土壌培地耕の高床式で、11月下旬から収穫が始まり、今が最盛期。来年5月ごろまでとれる。
 湖北農業農村振興事務所によると、イチゴ栽培は▽野菜や果物がとれなくなる冬場に収穫できる▽価格が安定▽比較的低い温度でも育つため、燃料費を節約できる▽ベンチアップは腰に負担が少ない—などのメリットがあるという。
 12月から1月がイチゴの一番おいしい時期で、同事務所は「スーパーなどでは九州産が出回っているが、湖北産は味が良い、と好評。年々、人気も高まっている」という。湖北のイチゴは長浜地方卸売市場に出荷されているほか、農場や産直施設で販売中。


ケーキ用に最適、榎木町「純野菜王国」
 榎木町でイチゴ園「純野菜王国」を営む吉安純一郎さん(33)=宮前町=は、10年前、農業法人から独立。イチゴ栽培は6年前から始めた。
 2棟(約500平方㍍)のハウスでスタート。好評なため、今では5棟(1500平方㍍)まで増やした。栽培しているのは実が柔らかく酸味が少ない「章姫」と、実がしっかりして酸味と甘みのバランスが良い「紅ほっぺ」。
 今年は早く実り、少々小ぶりだが、クリスマスケーキなどには最適だという。イチゴは市場に出荷され、地元の学校給食にも採用。同所でも販売している。1パック(300㌘入り)650円。1月からはイチゴ狩りも開始。問い合わせは純野菜王国☎090(8822)8360へ。


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2013年12月19日

湖北で演劇盛り上げたい

東京で俳優・磯崎さん、故郷に恩返し
 東京で俳優として活動し、テレビ番組などにも出演していた元浜町の磯崎真一さん(34)が長浜に本拠を移して、本格的に活動を開始。「湖北での演劇を盛り上げたい」と意気込んでいる。
 磯崎さんは小学生のころ、長浜曳山まつりの子ども歌舞伎に出演。虎姫高校に入っても、役者としての醍醐味を忘れられず、2年の時、女生徒ばかりだった演劇部の門を叩いた。
 福井大学に進学したが、演劇部がなく、同級生4人を誘って同好会を発足。北陸は社会人演劇が盛んで、富山や金沢で自主公演を行った。2003年、役者を目指し、上京。劇団などのオーディションを受け、小さな芸能事務所に所属した。
 事務所で役者としてのレッスンを受けながら、日本テレビの「行列のできる法律相談所」の再現VTRなどに出演。
 09年から、新宿文化センターなど東京の小劇場を中心に活動するが、役者としては、自分では納得いかず、レパートリーを広めようと声優やナレーターの修行を積み、自分の方向性を模索していた。
 そんな矢先、今年1月、父の病気が判明し、実家に戻って家業の時計店を継がなくてはならなくなった。「俳優の仕事がしたい」という後ろ髪を引かれる思いはあったが、湖北では劇団活動が下火であることを知り、「役者魂に火をつけてくれたのは曳山まつり」と、故郷への恩返しのつもりで、地元に戻る決心をした。
 現在、地元の子どもや大人たちに朗読劇を指導しており、今後は湖北を中心に役者として舞台出演する予定。
◇   ◇
 磯崎さんが主宰する子ども演劇サークルの朗読ライブは26日午後4時から小谷丁野町のニコニコハウスで。「いのちをいただく」と、大人たちの劇団による「青いたてがみ」の2本。入場無料。


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2013年12月18日

3校にサクラ植える

長浜ライオンズクラブが子ども達と
 長浜ライオンズクラブは子ども達に植樹を通じて環境保全への意識を高めてもらおうと、17日、浅井中学校で生徒会のメンバーと一緒にソメイヨシノ7本を植樹した。
 この日までに長浜西中学校に7本、長浜北小学校に6本を植えており、同クラブでは「自分たちの手で植樹した桜を意識することで環境保全の『こころ』が養われれば」と期待している。


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2013年12月17日

チキンで骨組みの標本

Xマスを前に、伊吹山資料館で親子が
 フライドチキンで鳥の骨格を調べるユニークな学習会が14日、米原市の伊吹山文化資料館で開かれた。
 クリスマスに鳥肉を食べる風習に合わせて企画したもので、多賀町立博物館の阿部勇治学芸員が、地球の歴史や恐竜から鳥へと進化した課程、鳥の骨組みなどを解説した。
 教材として利用したケンタッキーフライドチキン1箱(1バーレル、9ピース)には羽や胸、モモの部位などニワトリ1羽分が入っており、きれいに食べると、鳥の骨格標本ができあがる。
 参加した親子約50人はフライドチキンを食べた後、骨の周りについた細かい肉や軟骨などを歯ブラシやフォークで除去。標本図の上に骨の部位を並べると、ニワトリの骨組みができあがった。
 山崎佑紀奈ちゃん(春照小4)・隆蔵君(同2)姉弟は「食べ終わるまで、きっちり組み合わさるか、不安だったが、きれいに出来上がって面白かった」と話していた。


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2013年12月16日

樹齢4百年「不老」など搬入

長浜盆梅展来月18日開幕、準備進む
 来年1月18日開幕の長浜盆梅展に向け、16日、会場となる慶雲館で盆梅の搬入作業が行われた。
 市職員やシルバー人材センターの会員ら総勢30人が参加。樹齢400年の「不老」や、350年の「さざれ岩」の搬入作業では、枝が柱にぶつからないように、鉢を傾けたりしながら、声を合わせて慎重に運び入れていた。
 盆梅展では約300鉢の中から開花時期に合わせて約90鉢を入れ替え展示する。


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2013年12月13日

サンタ人力車でおもてなし

山口さんら、大谷保育園児を乗せ
 長浜市街地で観光人力車を運行する山口善久さんら2人が13日、サンタクロースの衣装に身を包んで大谷保育園児をもてなした。
 普段は菅笠に地下足袋姿の車夫が真っ赤な衣装と付けひげでサンタクロースに変身し、人力車も飾り付け。年長組の園児16人を保育園に迎えに行き、黒壁界隈を案内した。園児は人力車からの街並みを眺めながら観光客に手を振るなどして、一足早くクリスマス気分を楽しんでいた。


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2013年12月12日

ふるさと自慢カルタ、完成

小谷小学校運営協議会が制作
 小谷小学校運営協議会(小柳文之進会長)が「自分の住む地域に自信と誇りを持って」との願いを込め、「小谷ふるさと自慢カルタ」を制作した。
 後世に残るカルタを作ろうと、昨年4月、地元住民から、ふるさとにちなんだ読み札を募集。338首の中から同協議会のメンバーが50作を選んだ。
 「三姉妹 浅井の血筋 世に残す」「七本槍 脇坂安治 名をあげる」など歴史に関するものや「智仁勇 今も引き継ぐ子どもたち」「うれしいな 今日はみんなで 城祭り」など学校関連の話題、「キュートな 如意輪観音 小谷寺に」「夕方に 友と別れる 千人橋」など地元の自慢なども。
 鏡岡中で美術講師をしている美濃部幸代さんに絵札の描画を依頼。色鉛筆で描かれた作品は素朴な色合いで、史実などに基づいた絵柄は郷愁を感じさせる。
 カルタは縦9㌢、横7㌢で1000セットを作り、学区内の全世帯に配布。学校では来年1月15日の全校カルタ大会や総合の学習などで活用する。
 同協議会ではこれまで、ふるさと読本「浅井三代と小谷城」と「地域のほこりが息づく道徳」の2冊を刊行しており、これで教育活動の3本柱が完成。小柳会長は「学校や地域、家庭でカルタに興じる姿が目に浮かぶ。ボランティアや地域のおかげで出来上がった」と話している。


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2013年12月11日

新酒「美田根」初搾り

地域づくり協、日米の大学生が企画
 田根地域の住民や日米の大学生が企画した新酒「美田根(MITANE)」が13日から長浜市内の酒店で販売される。
 同地区・地域づくり協議会(柴田光彦会長)では7年前から米国マサチューセッツ工科大学(MIT)と、まちづくりで交流を続けており、同志社大学や慶應大学の学生らとともに、空き家対策などを研究している。
 まちづくりの輪は次第に広がり、昨年、京都伏見の老舗酒蔵「北川本家」から「自然あふれる田根の風土を生かし、酒米を作ってみては」との話があり、地元住民と大学生らで「地域酒プロジェクト」を開始。
 今春、酒米品種「五百万石」の苗を池奧町の田んぼに手植え。地元、農家の人に育ててもらい、約45㌃の水田から30俵(1800㌔)が収穫できた。
 酒のラベルやネーミングは大学生と地元の子どもたちが考案。米国の学生たちが初来日で感動した田根の田園風景をイラスト化し、銘柄を「MIT」と美しい田根をかけ合わせた「美田根」とした。
 新酒は純米吟醸の生原酒で720㍉㍑入り1500円。甘口でまろやかな飲み口。あと味もスッキリして和食に合う。
 川西章則代表理事は「ひとつの田根ブランドが誕生したといえる。和食が文化遺産に登録されたことを追い風に、アメリカをはじめ和食ブームの海外で販路を拡大したい」としている。
 500本限定で13日から、リカーマウンテン市内3店舗で販売。問い合わせは北川本家営業部☎077(611)1271へ。


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2013年12月10日

総額160万円を社協に寄付

フタバヤ、「善意のかけはし」運動で
 フタバヤ(中川智之社長)は9日、長浜、米原、彦根の3店舗で実施したキャンペーン「善意のかけはし」の収益金など総額160万円余りを地元の社会福祉協議会に寄付した。
 キャンペーンは10月17日から11月末まで、同社が指定する70品目を購入すれば、うち3円を社協の「善意銀行」に寄付するもので、期間中、計56万9661円にのぼった。また、店内設置の募金箱に寄せられた14万2987円、取引業者約70社で構成する「睦会」の協賛金45万円を合わせ、総額116万2648円となった。この日、長浜、米原、彦根の3カ所の社協を訪問し、寄付金を手渡した。
 長浜社協では、中川社長が「地域の福祉のため、困っている人のために使っていただければ」と目録を手渡すと、一居隆夫会長は「福祉のために大切に使わせていただきます」と礼を述べた。
 これとは別に伊豆大島復興対策運動募金箱に寄せられた48万9017円も寄付した。


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2013年12月09日

渇水から希少種を守ろう

田村山ふもとに保護池を整備
 田村山に生息するカスミサンショウウオを保護するため、8日、田村山生き物ネットワークのメンバーらが、田村山ふもとに保護池を整備した。
 カスミサンショウウオは滋賀県のレッドデータブックに掲載されている希少種で、湖北地域では複数の場所で生息が確認されている。田村山のカスミサンショウウオは長浜バイオ大学の齋藤修教授が発見し、保護活動を続けている。
 田村山のふもとの用水路が産卵場所となっているが、渇水のためふ化した幼生が全滅した年もあり、齋藤教授の呼びかけで地元住民や学生らが保護・研究活動に取り組み、2年前、長浜バイオ大の敷地内に整備した人工池では、成長した成体が産卵に戻ってくるなどの成果が得られた。
 この日、整備した池は約20平方㍍。保護活動に取り組む長浜バイオ大学生、虎姫、米原高校生、地域住民らが、池底に石や砂利を敷き、周囲にコナラの木を植えた。渇水防止のため、井戸も設けられた。
 齋藤教授は「早ければ3年ほどで産卵に戻ってくる。希少種を守ろうという意識が高まれば」と話している。
 整備費は約80万円で平和堂財団からの補助金50万円などを活用した。


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2013年12月07日

小学生8人、滋賀代表に

ソフトテニス、西日本、近畿大会に出場
 長浜ソフトテニスジュニアの8選手が滋賀代表選手として12月と来年1月、西日本大会と近畿大会に出場する。
 いずれも11月に長浜市民テニスコートで開かれた県小学生秋季大会で上位入賞した。両大会に出場するのは、県大会2位の藤森優弥(びわ北小6)・酒井健太(同)ペアと、3位の池田朱里(同)・一刈紗葉(野洲・祇王小6)ペア。近畿大会に出場するのは、金澤拓夢(神照小5)・雑賀智彦(長浜北小5)ペア、吉井圭(長浜小6)・宮村萌(神照小6)ペア。
 藤森君は「酒井君と組んで試合するのは小学校で最後となるので、頑張って良い成績を残したい」、池田さんは「ミスをしないよう練習に励んでいる。優勝を目指したい」と話している。
 西日本大会は今月14、15日山口県宇部市で、近畿大会は来年1月25、26日長浜ドームで開かれる。


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2013年12月06日

米澤選手、元旦駅伝へ

稲葉町出身、強豪・中国電力から
 稲葉町出身で中国電力陸上部(広島市)の米澤類選手(26)は、元旦、群馬県で行われる全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)に出場する。同部は近年4〜6位と安定した成績を残しており、優勝への期待も高まっている。
 米澤選手はびわ中でテニス部に所属していたが、シーズンオフに行われる県中学駅伝に同校の選抜メンバーとして選ばれ、2年の時、3位に入賞し、近畿大会にも出場した。
 長距離が得意だった兄の豪さん(27)の後を追い、敦賀気比高校、青山学院大学に進学。高校時代は北信越大会5000㍍で3位入賞。大学では3年の時、豪さんとともに同学院を32年ぶりに箱根駅伝に導いた立役者となり、4年では区間3位に入る健闘ぶりを見せた。
 大学卒業後、17年連続、ニューイヤー駅伝に出場している名門の中国電力に入社。先月17日の中国大会では6区の米澤選手がトップに立ち、逆転優勝した。
 米澤選手は入社1年目からレギュラーとして出走。2年目はケガで走れなかったが、2年連続通算3回目の出場。母の節代さんは「ケガをしないで楽しんで走ってほしい」とエールを送っている。


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2013年12月05日

絵手紙年賀状で元気を

地域の高齢者に、速水小6年が制作
 速水小学校で5日、6年生51人が地域の独居老人たちにおくる絵手紙年賀状を制作した。
 湖北公民館絵手紙教室(肥田文子代表)のメンバーら6人が講師となり、「今年も頑張ろうという気持ちになる年賀状にして」などとアドバイス。ゆずやミカン、つるし柿などをモチーフに、鉛筆で下書きし、パステルや色鉛筆などで彩色。「ハッピーニューイヤー」「人生は一つ一つ積み重ねでできている」などと、思い思いのメッセージを入れ、1人2枚を完成させた。
 年賀状は朝日、小谷小でも制作され、湖北福祉の会により地域内の高齢者世帯や障害者宅など149世帯に配られる。
 吉田透馬君は「講師の人たちのアドバイスで、うまく描けたと思う。この手紙で元気を出してもらえたら」と話していた。


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2013年12月04日

湖北唯一、長浜農高軽音楽部

講師はシンガーソングライター
 シンガーソングライターの岡田和宏さん(35)=米原市村居田=が講師を務める長浜農業高校軽音楽部(鈴木麻成斗部長)が活気あふれる活動を展開し、注目を浴びている。
 岡田さんは大学卒業後、兄の健太郎さんと兄弟ユニット「ファミリー」を組み、東京に進出。テレビドラマ「イヌゴエ」のテーマソングでCDデビューを果たした。
 その後、地元に帰り、ソロ活動や長浜北高の音楽講師などをしていたが、知人で長農の軽音楽部顧問だった森高人教諭から3年前、指導を頼まれ、外部講師として生徒たちにアドバイスするようになった。
 当初、部員は10人足らずでまともに1曲を演奏することができなかったが、岡田さんは熱心にギターやドラムなどの基本的な技術を教え、東京で「ファミリー」をサポートしてくれたメンバーたちを特別講師として招いた。
 部員は専門的なアドバイスを受けて練習を週3〜4回行うように。2年前、同好会から部に昇格し、部員も23人に増え、レパートリーも人気アニメの曲やポップスなど20曲程度までこなせるように。今は湖北地域を中心に月3回程度、ライブや発表会に参加している。
 湖北で唯一の軽音楽部ということもあり、「バンド活動を本格的にしたいから、農高に行きたい」という中学生も増えている。森教諭は「普通、音楽をする人は教え子をその人のスタイルに合わさせようとするが、岡田さんは生徒たちに歩み寄り、広い気持ちで受け止めている。(岡田さんが)いなければ、ここまで盛り上がらなかった」と話している。


23日、コンサート 特別講師バンドも
 長浜農業高校軽音楽部のコンサートが23日午後1時半から、米原市のルッチプラザで開かれる。
 人気アニメ「けいおん」の主題歌や「世界にひとつだけの花」、「アンパンマンマーチ」など大人から子どもまで楽しめる曲や、フチモトリョウさん(ギター)、小川知之さん(ドラム)ら特別講師5人のバンド「IFTO」がオリジナルの新曲を披露。シンガーソングライターの岡田健太郎さんや本庄礼佳さんら地元出身のアーティスト4人のライブなどがある。入場料は大人999円、高校生以下500円。問い合わせは岡田音楽事務所℡(55)3781へ。


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2013年12月03日

木村さん、プロテスト合格

長浜初、総合格闘技でデビューへ
 八幡東町の木村賢一さん(28)はこのほど、総合格闘技、日本修斗協会のプロテストに合格。長浜初のプロシューターが誕生した。
 木村さんは中学時代からプロレスに憧れ、伊香高校時代、アメリカンフットボール部に所属。卒業後は働きながら、プロレスラーを目指していたが、親に猛反対され、一度は夢を諦めた。
 24歳の頃、同じ会社で総合格闘技をしていた中村潤さん(米原市顔戸)と知り合い、道場に通って修斗で新たな夢を追い求めた。腕ひしぎ十字固めが得意で2011年のグラップリング(寝技)大会では2連覇だったが、総合格闘技の戦績は9勝8敗2分け。
 「このままのスタイルではプロになれない」と戦法を打撃や蹴り、投げなどすべてをこなすオールラウンダーに変更し、今年、東海選手権で準優勝。先月23日に開かれたプロテストを兼ねた全国大会ではベスト8だったが、試合内容などが評価され、見事、合格した。
 身長168㌢の木村さんはフェザー級(60㌔)の中でも小柄。対戦相手との身長差(リーチ)を克服するため、さらに軽量しバンタム級で再来年、プロの新人王トーナメントに挑戦する。
 総合格闘技道場ハーヴェスト(勝町)からは中村さんに次いで、2人目のプロ誕生。木村さんは「夢を追い掛けるため、挑戦し続けたい。目標は世界舞台」と意気込んでいる。


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2013年12月02日

条例より河川改修が先

県の治水案説明会で批判続出
 県が制定を進める流域治水条例案の説明会が1日夜、虎姫文化ホールで開かれた。嘉田由紀子知事らが住民に理解を求めたが、参加者からは「条例制定より河川改修を優先すべし」など批判の声が相次いだ。
 条例案は浸水危険区域で、土地のかさ上げなど浸水対策をせずに新改築するのを禁じ、罰則を盛り込んでいる。虎姫地域には約800戸がこのエリアに該当。この日は130人の参加者に、知事や県の担当者が地域の浸水のリスクや条例案の概要などを説明した。
 浸水危険区域で、自宅で緊急避難できるよう2階を3㍍以上の高さにするよう求めているが、現在、想定地域内で、基準外の家は数軒しかない、と説明。治水対策では、高時川堤防の改修や川底の浚渫、田川カルバートをもう1本増やす計画があることなどを明らかにし、理解を求めた。
 しかし、参加者からは「地元への説明が後回し」「条例制定より河川改修を先に」「丹生ダム建設を待っていては遅い」「危険区域に指定されたら、子や孫が帰って来なくなる」などと反発の意見ばかり。
 知事や県は「丹生ダムは年明け、方向性が示される。国の方針を踏まえ、高時川の治水計画を策定したい」などと答えた。
 全会一致で条例案の再考を求めている長浜市議会の土田良夫議長は「このような状況では地域住民の同意は到底得られない」とし、話し合いが平行線で終わったため、山内健次元虎姫町長は「もう一度、知事を招いて議論し、認識を深めたい」と述べた。
 説明会後、知事は条例制定と危険区域の指定を切り離して、考えていることを示唆し、今議会への条例提案については「広く住民の声を聞いてから」と述べるにとどめた。


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