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竹生島に緑を取り戻そう

びわ北小児童、タブノキ植栽へ
 びわ北小学校の児童たちが、カワウによる森林被害が起きている竹生島の再生活動に一役買うことになり、3、4年生35人が11日、授業で島の状況やカワウの生態について理解を深めた。
 湖北地域で数少ないタブノキの群生地、竹生島は緑豊かな島だったが、カワウの増加と反比例するかのように、草木が減少していた。カワウは巣作りする際、木の枝を折り、フンは土を酸性化したり、葉の光合成を妨げる。県によると島周辺には平成20年秋のピーク時、5万8547羽も生息していた。
 樹木の立ち枯れが相次いだ同島だが、長浜市や県によるカワウ駆除が奏功。今春、カワウはピーク時の約10分の1、5782羽まで減少し、少しずつ緑が戻っており、枯れていたと思われたタブノキの茎から芽が出、イタドリやアカメガシワ、タラノキなどが生え始めている。
 竹生島の関係者や県、市でつくる「琵琶湖北部カワウ等対策事業推進協議会」は、島の緑を復活させるプロジェクトを企画。島に自生する10㌢ほどのタブノキの苗木約300本を児童たちが採取し70〜80㌢まで学校で育て、島に戻す計画。
 この日、タブノキについて説明した県立大学環境科学部の野間直彦准教授は「竹生島の遺伝子を持つタブノキを取り戻すことが大切。再生するためには時間はかかるが、皆さんに手助けしてほしい」と話していた。
 児童たちは26日、竹生島に渡り、苗木を採取する。


2013年09月11日 18:08 |


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