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針穴写真に魅せられて

鍛冶屋町の出雲さん、初の個展
 デジタルカメラ全盛の中、鍛冶屋町の元教諭・出雲滋子さん(55)は、優しく被写体を演出する針穴写真を楽しんでおり、10月、初の個展を開くことになった。
 出雲さんは、びわ、虎姫中などで28年間、美術教諭を務め、2009年に退職。引退後、母校の滋賀大学で鑑賞した針穴写真に興味を持ち、自らも撮影するように。
 撮影に使うピンホールカメラは箱に針穴(直径0・2㍉)を開けた簡単な構造。レンズがないため、ピント合わせもなく、周囲の明るさや光の具合(採光)などで穴の開放時間を調整し、フィルムに画像を残す。
 明るい場所なら数秒で撮影することができるが、室内や夜間は数分、開放したままにしなければならないため、三脚で固定し、周囲に子どもや動物が近寄らないよう見張り番も。
 現像の具合で色や明るさなどが、思ったイメージと異なる場合もあり、最近は撮影フィルムをデジタル化し、パソコンで補正。アナログとデジタルを組み合わせ、完成度を高めている。
 針穴写真の楽しさは手軽に好きなシーンを残せることと、仕上がるまでのワクワク感。出雲さんは「針穴写真は普通の写真とは異なる柔らかさ、独特の雰囲気を持っている。まるで時間がカメラの中に映り込んでくるよう。良さを知ってもらい、仲間が増えれば」と話している。
 出雲さんの作品展は10月3日から、細江町のティー・ランチみずべで。湖北の風景やペットのネコなどを写した15点を展示予定。28日まで。問い合わせは出雲さん℡090(5249)8419へ。


2013年09月05日 17:32 |


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