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国民宿舎余呉湖荘、休館へ

老朽化・宿泊客減で、管理会社が撤退
 余呉湖畔にある国民宿舎「余呉湖荘」が今月30日で休館することになった。施設の老朽化と宿泊客の減少が休館の理由で、今後、所有者の長浜市が地元の余呉地域づくり協議会などと相談しながら、活用方法を探る。
 余呉湖荘は1973年に完成し、鉄筋コンクリート造2階建てで宿泊15室を備え、定員は80人。余呉湖周辺はハイキング、釣り、山菜採りなど季節を問わずに自然を満喫でき、余呉湖荘は観光・地域振興の拠点としての役割を果たしてきた。80年には隣に農林漁業体験実習館も開設された。
 今年でオープンから40年を迎えたが、毎年のように施設の修繕を余儀なくされているうえ、畳の布団敷きで、トイレや風呂が共同のため、近年の観光スタイルにそぐわず、宿泊者数が減少。12年度は3528人となった。
 長浜市(旧余呉町)は09年から10年契約で、野洲市内のビジネスホテル経営の関連会社「岩井一夫株式会社ラ・余呉湖はごろも共同体」(岩井一夫代表)に、指定管理制度に基づいて管理・運営を委託していたが、今年8月上旬になって同社から運営の継続が難しいとして解除の申し出があった。
 同社が市の委託を受けて運営しているバンガローやプール、テニスコートなどを備えた余呉湖野外活動センターも同時に休止される。
 余呉湖荘では結婚式の披露宴や地域の親睦会が開かれたこともあり、思い入れの強い住民も少なくない。市では休館後の施設のあり方、活用方法について地元と協議する方針。


2013年09月02日 17:17 |


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