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甲子園に導いた村中監督

優勝の彦根東を指揮、虎姫OB
 8日に甲子園球場で開幕する第95回全国高校野球選手権記念大会に彦根東高が出場する。采配するのは虎姫高出身の村中隆之監督(45)=寺田町=。

 監督は長浜南小時代に野球を始め、長浜南中を経て虎高へ。高校では西岡義夫監督の下、厳しい練習に耐え、二塁手で主将を務めた。夏の大会は1回戦、大津商に6対7で敗退。高校野球を通して、精神的に強くなり、仲間と支えあうことの大切さを知った。
 金沢大学では書道部に所属。書を通して人間的に成長した。大学卒業後、北大津高に国語教諭として赴任。野球には携わらないつもりだったが、先輩教諭に薦められ顧問に。北大津の快進撃でその手腕を見初めた彦根商業(現・彦根翔陽)の校長から「野球部を創設したい。力を貸してほしい」と言われ、初代監督に就任した。
 「夏の1勝」までの道のりは長く、5年の歳月を要した。これ以降、監督が指揮をとったチームは現在まで公式戦1回戦で負けたことはない。
 8年前、彦根東に異動となり、今井義尚監督の下、1、2年生の指導を任され、2011年の春、今井監督の強い要望で後任を引き受けた。
 監督就任1年目、入部してきたのが今の3年生。粒ぞろいの選手たちを見て、2年後を見据えた夏の優勝プランを作った。今井前監督のトレーニングを継承しながら、新しい指導法を導入。県内屈指のバッテリーを確立すると、打撃の強化や日常生活の改革に取り組んだ。
 食事の改善や睡眠時間の確保で、集中力が増し、「企業秘密の打撃術」などで攻撃力がアップ。その成果が優勝という形で実った。村中監督は「虎姫と彦根東の両OBの声援を受け、甲子園で赤鬼旋風を巻き起こしたい」と意気込んでいる。
 なお、虎高OBで甲子園に出場した監督は西岡義夫さん(彦根総合監督)、前田光治さん(伊香高校長)に次ぎ3人目。


2013年08月02日 18:50 |


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