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古民家の活用を助言

古材も、再生協会滋賀が発足
 木造家屋や国産材の良さを再認識し、次世代に引き継ごうと一般社団法人「古民家再生協会滋賀」が発足。有効活用に向けたアドバイスを始めた。
 県内では古民家と呼ばれる築50年以上の家が約3万4000棟ある。湖北には余呉型古民家と呼ばれる良質なケヤキや桜、ヒノキを用いた太い梁や大黒柱の家屋があり、重厚で強靱な木材はリサイクル素材として注目を浴びている。しかし、家族の高齢化、移住などで空き家になったり、家のコンディションや古材の価値を知らないまま、むやみにリフォーム、解体されているケースもある。
 同協会のメンバーは財団法人職業技能振興会が認定する古民家鑑定士の資格を取得しており、滋賀では建築士、不動産業、材木商、主婦ら11人が加入。依頼を受けると物件の調査、鑑定をする。
 調査は▽床下の湿気▽土台の状態▽アリ害▽雨漏り▽耐震など100項目。データを基に本部(愛媛)で鑑定され▽解体▽部材再利用▽移築・再生可能—などに分類する。
 価値を文化的な側面から判断するため、固定資産上の評価とは異なっており、古民家をデイサービス、グループホームなどの施設や喫茶店、農家民泊などに活用したり、古材をヴィンテージ資材として、新築家屋やアンティーク家具への転用を提案。家を売却したい場合はインターネットに登録(無料)できる。
 これまで6件の実績を持っており、25日には高月で古民家鑑定士のスキルアップを図るため、実技講習を開く。代表理事の大森敏昭さん(落合町)は「良い古民家や古材はたくさん残っている。未来のためにも循環型建築社会は必要」と話している。
 初回相談は無料で、2回目以降は実費。鑑定費用は別途。問い合わせは大森さん℡050(3786)3179へ。


2013年05月18日 16:17 |


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