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陶芸と針山、不思議な合体

京都女子大名誉教授・土田隆生さん
 「エコロジカルアート」と呼ばれるパフォーマンスで芸術界に風を起した京都女子大名誉教授で造形作家の土田隆生さん(69)=三ツ矢元町=がゴールデンウイークに合わせ、28日から5月5日まで自宅で個展を開く。
 土田さんは内保町出身、三ツ矢元町育ち。滋賀大、京都市立美大で彫刻・陶芸を学び、長浜西中、北中で美術教員を務めた。しかし、10年程で教員を退職し、農業や魚獲りなど半自給自足の生活を送りながら、創作に没頭。数々の彫刻展で入賞し、国内には20体以上の彫刻が立つ。長浜市内でも元浜町の交差点にある女性の裸体像や長浜北中のモニュメントが同氏の作品。
 京都女子大教授となった1991年以降、半自給自足生活中に感じた環境破壊の実態を、女子学生とともに表現する環境芸術「エコロジカルアート」を考案。琵琶湖の砂浜で学生が下半身を砂に埋めてポーズを取るパフォーマンスが反響を呼んだ。エジプトのピラミッド、フランスのモン・サン・ミッシェルでも同様のアートを披露し、世界に環境アートを発信した。
 2008年に京都女子大を退職したのを機に、26年ぶりに三ツ矢元町の自宅に戻り、教職に追われて集中できなかった創作活動に没頭。最近は3歳の孫の影響か、車や象、イモムシなどを陶芸で表現し、色とりどりの針山を組み合わせた不思議な作品を生み出している。
 個展では大学教授時代の作品と、退職後の作品計100点を展示。エコロジカルアートを再現した作品も。土田さんは「今と昔の作品を見比べ、違いを感じて欲しい。また、自分を見つめ直す機会としたい」と話している。午前10時から午後5時まで。
 土田さん宅は長浜北幼稚園の南東。作品を飾ったショーウインドーが目印。


2013年04月26日 17:21 |


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