代官屋敷の屋根を修復

築250年の登録文化財、八木浜町で
国の登録有形文化財に指定されている八木浜町の中村家住宅でヨシ屋根の大がかりな葺き替え工事が行われている。
中村家は八木浜城の跡地に、宝暦14年(1764)ごろ、中村市右衛門が建てた代官屋敷。敷地内の北端に南向きに建っており、木造平屋321平方㍍で集落最大級。母屋のほか、周りの石垣や表門、土蔵、馬小屋や船着き場も登録有形文化財。
現在、21代目の中村壽夫さん(78)一家が住んでいるが老朽化が進み、ヨシ屋根の一部が傷み始めたため、棟と東西の妻を修復している。余呉型の大型古民家のため、屋根の面積だけで約320平方㍍あり、要所に明取りが設けられているので、修理も手間入り。
近江八幡市の屋根工事業者「ヨシ留」の職人により、6月初旬まで工事が行われる予定。なお、修理代は全額自費。
2013年04月19日 18:17 | パーマリンク
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