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新施設に、手を差し伸べて

重症心身障害者の保護者が募金活動
 重症心身障害者の通所施設「たいこ」が来春、移転新築されるのに伴い保護者会(込山恵子代表)が中心となり、資金を集めるための募金活動を行っている。込山会長は「湖北に重度の障害者がいることを知ってほしい。ぜひ協力を」と支援を呼びかけている。
 同施設は湖北で唯一の通所施設として、社会福祉法人「びわこ学園」により平成4年に開設された。宮司町の旧保健センターなど4回の移転を繰り返し、現在は市社会福祉協議会虎姫支所(宮部町)を間借り。来年4月、建設予定の長浜市ウエルセンター(小堀町)の一角に施設を新築することに。建設には約2600万円の自己資金が必要で、保護者会では「びわこ学園への一助となれば」と昨年9月、募金活動を開始した。
 現在、通所しているのは脳などに重い障害がある長浜、米原両市に住む18歳から54歳までの11人。「手を差し伸べないと、明日には命を落としてしまう」(込山会長)ほど、自力で生きることができないため、職員が日中の活動を支援。自宅に帰っても保護者が夜、世話しなくてはならず、睡眠時間は3時間ほど。保護者の高齢化も進み公的支援が求められている。
 保護者たちは、このような生活に追われ募金活動が思うようにできないが、職員らの力を借り、湖北地域の社協や商店、事業所など43カ所に募金箱を設置。これまで約19万円の寄付を集めることができた。込山会長は「親の思いが実現するまで頑張りたい」と話している。
 なお、保護者会では設置協力店やボランティアなども募集中。問い合わせは「たいこ」℡(73)2325へ。


2013年04月17日 17:49 |


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