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桜並木の伐採、待った!

高時川、県の治水計画に地元が
 桜の名所として知られる高月町の高時川堤防の桜並木で、県の治水工事の一環として桜の伐採が計画されたが、地元の反対で、とん挫したことが明らかになった。県は今年度、桜の伐採を極力避ける工法を模索するための調査を行う。
 桜は18年前、地元の柏原、雨森、渡岸寺、落川の住民たちが企業や個人からオーナーを募り、高時川右岸の阿弥陀橋上流約700㍍に約270本を植えた。今では鮮やかな桜のトンネルを見せるようになり、毎春、多くの人が訪れる観光スポットになっている。
 一方、県は高時川でダムに頼らない治水対策を進めており、雨森地先の堤防の内側に長さ390㍍、幅60㌢、高さ1㍍の水路を設け、河川からあふれた出た水を堤外に排出させる工事を実施。今年度から桜並木の堤防でも同様の工事を計画していることを住民たちに説明した。
 ところが、水路を設けるには桜並木を伐採しなければならず、住民からは「もったいない」「やっと、きれに咲いたのに」「何か、残す手だては無いのか」などと反発の声があがり、県の計画は白紙に。
 河川を管理する木之本土木事務所は「地元と協議しながら、完全伐採を避け、桜を生かせる対策を施したいが、すべて残すことは無理」と話している。


2013年04月09日 17:34 |


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