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「生の芸術」湖北の拠点に

テオリアが第一弾、浅井さん作品展
 湖北のアール・ブリュット拠点を目指す十里街道生活工芸館「テオリア」(神前町)は、その第一弾として3日から豊郷町杉の画家・浅井文昭さん(25)の作品展を始めた。
 アール・ブリュットは美術の専門的教育を受けていない人が、伝統や流行などに左右されず自身の内側から湧きあがる衝動を表現した芸術。フランスの芸術家が考案した言葉で、日本語では「生の芸術」と訳される。
 滋賀県では福祉と文化芸術をつなぐ取り組みとして、この芸術を内外に発信し、近江八幡市や湖北町の旅館などで企画展、アートインナガハマでは、ボーダレスアートを展示するイベントが催されている。
 作陶など創作の場と展示スペースがあるテオリアでは湖北の作家を発掘する拠点として一役買うことに。県内の支援団体などと協力して、アール・ブリュット作品の展示や創作支援を展開する。
 浅井さんは高校卒業後、就職したがわずか10カ月で退職。幼い時に、兆候があった「心の病」が心身を襲うようになり、通院しながらアルバイト探しを繰り返していた。
 3年前、「絵画を描きたい」という衝動にかられ、創作活動を開始。独学でアクリル画を描くようになった。作品は心の中から涌き出るものを点や線などで表現しており、明るい色調が目を引く。浅井さんは「僕の絵で何かを感じてもらえたら幸いです」と話している。午前10時から午後4時、22日まで。火曜休館。33点展示。販売あり。観覧無料。


2013年04月03日 16:57 |


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