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61歳、念願の「先生」に

当目町の竹尾久之さん、教員免許を取得
 当目町の芸術家・竹尾久之さん(61)がこのほど教員免許を取得した。県教委教職員課は「教員免許を取得するのは学生を中心に20代がほとんど。60代は非常に珍しい」と話している。
 竹尾さんの本職は陶芸家だが、2007年から長浜養護学校で、08年から彦根総合高校で、社会人採用の非常勤講師として美術を指導している。「この先も教育現場にいるかもしれず、教育の基本を幅広く知っておきたい」と免許取得を一念発起した。
 愛知産業大学通信教育部で単位を取得し、昨年には美術教諭の実習生として3週間、浅井中学で教壇に立った。通信教育とはいえ年に十数回、大学に通う必要があり、週末は授業や自宅との往復で休まる日が無かったという。今年2月末、念願の美術教員(中学・高校)の免許を取得した。
 竹尾さんは「ちゃんと『先生』になれたことが嬉しい。専門分野の美術だけでなく、今問題となっているいじめ、体罰に対する考えを方はじめ、教育心理などを勉強し、教育を深く知ることができた」と免許取得の意義を語り、「この先70歳になっても教育現場に立ち続けたい」と話している。4月からは再び長浜養護学校と彦根総合高校で指導にあたる。
 竹尾さんは大阪市出身で金沢芸大で陶芸を学んだ後、滋賀県内のタイルメーカーに勤務。現在は独立して自宅脇にアトリエを構えている。陶芸のほかに美術、音楽教室を主宰したり、フォークソング団体を立ち上げたりと芸術分野全般で幅広く活動している。浅井文化協会会長も務めている。


2013年04月04日 17:03 |


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