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2013年03月30日

献血ルーム廃止、白紙化

strong>署名活動が結実、議会・行政も動く
 来春に湖北献血ルーム(列見町)を廃止する方針を示していた日本赤十字社滋賀県血液センター(草津市)は方針を白紙化し、協議しなおすことを献血推進団体「1000人献血の会」(田中猛士代表)に伝えた。
 同センターの関係者が28日に長浜市役所を訪問。藤井勇治市長や田中代表らと面談し、「いったん白紙に戻し、今後のあり方について、市民の皆さんと時間をかけて協議する」との意向を伝えた。
 献血ルームは県北部の献血拠点となっているが、センターは昨秋、献血協力者の伸び悩みや施設の老朽化、今年2月の草津市内の新献血ルームの開設などを理由に、献血の会に廃止を伝えていた。
 湖北献血ルームを拠点に活動し、昨夏には厚生労働大臣表彰を受賞した献血の会は「長年、献血運動を支援してきたのに、何の相談もなく廃止を決めるのはひどい。廃止以外の選択肢を、地元の声を聞いて一緒に考えてほしい」と反発。昨年12月から1万人を目標に署名活動を始め、今月21日に1万2670人分の署名簿をセンターに提出していた。
 また、市議会も3月議会で存続を求める請願を採択したほか、意見書を可決。地元県議も抗議していた。
 田中代表は「署名は2万人に迫っている。市民、行政、議会の力がセンターを動かした」と白紙化を歓迎している。


血液センターに不信感。「日赤だけで行えば」と見放す発言も
 地元ボランティアと二人三脚で献血運動を推進しながら事前協議なしに一方的に廃止を決めるセンターの姿勢には、他の献血推進団体からも批判の声が噴出した。
 今月上旬に行われた県献血推進協議会の会議では「民間の利益追求だけであれば、日赤だけで献血推進を行えばよい」とセンターを見放すような発言や、「献血は善意で行われるものであり、地域性を考える必要がある」「日赤は、廃止を決定したから伝えるのではなく、その前に関係者できちんと話し合う場が必要だった」などの意見が出た。県も「湖北にも献血の拠点が必要。廃止は承伏できない」と述べていた。
 センターは献血ルームの廃止に対し、反発の声がこれほど広がるとは想定しておらず、廃止を強行すれば献血運動を支えるボランティアから信用を失うと判断し、白紙化を打ち出したとみられる。


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2013年03月29日

バラのような「わびすけ」

神照寺に、真っ赤なツバキ
 新庄寺町の神照寺(岡本承善住職)で、バラのように咲く「侘助椿」が見ごろとなっている。
 このツバキは中国が原産とされる「太郎冠者」という品種から分かれてできたもの。一般のツバキに比べ花は小さく赤やピンク、赤と白のまだら模様があり、複数の花びらを持つ種も。
 名前は▽豊臣秀吉が朝鮮出兵の折、持ち帰ってきた人物の名▽茶人・千利休の下僕で、この花を育てた人の名▽「侘数奇」(茶の湯の侘びを好むこと)に由来▽茶人・笠原侘助が好んだなどという諸説がある。
 同寺の住職の妻・治子さんが約30年前、婦人会で侘助椿を譲り受け、育てており、今では100個余の花が咲いている。岡本承典副住職によると、見ごろは5日前後続くという。


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2013年03月28日

6年ぶり6回目の優勝

伊吹高女子ホッケー部、全国選抜
 伊吹高校女子ホッケー部が27日、東京、日野市で開かれた全国高校選抜大会で優勝した。同大会の優勝は6年ぶり6回目。
 大会は1、2年生主体のチームが、春の高校ナンバーワンのタイトルを競うもので、ブロック予選を勝ち抜いた男女各15チームと開催地代表の計16チームが出場した。
 伊吹は中学までの経験者は少ないが、キャプテンの田中愛(2年)、松本夏波(2年)、森花音(1年)の3選手を中心にまとまったチーム。大会では松山南(愛媛)や今市(栃木)を圧勝。準決勝では超高校級のハイレベルな戦いで羽衣学園(大阪)を2対1で下し、決勝は強豪・各務野(岐阜)と対戦。パワープレーに圧倒されながらも、森選手のハットトリックなどで4対3とし、勝利をもぎとった。
 樋口修監督は「1試合ごとに進化するチームで、伸びしろがあった。自分たちの能力を発揮してくれた」と感無量だった。


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2013年03月27日

早崎内湖、用地取得へ

県が13年度、環境省も再生に注目
 県が2001年に打ち出した早崎内湖再生計画は、13年度に約20㌶の用地取得に着手するなど本格的に動き出す。国内でも他に例がない大規模な自然再生事業に、環境省も事業費を補助するなど、注目している。
 早崎内湖は旧湖北町から旧びわ町にまたがって位置し、昭和期の食糧増産の要請を受け、1970年に89㌶を干拓、農地化された。しかし、米需要の伸び悩みから、ゴルフ場などのリゾート計画が持ち上がるなど、干拓農地の行方が迷走した時期もあった。
 一方で、琵琶湖総合開発などによる琵琶湖の埋め立て、護岸のコンクリート化で、水辺の自然が備えていた生物の「ゆりかご」機能が失われ、琵琶湖の魚や水生生物が減少。その反省から、県は01年から早崎内湖干拓地の一部17㌶に水を入れて内湖の再生を試みてきた。結果、ニゴロブナなどの在来魚、コハクチョウなどの水鳥が確認されている。
 水位は琵琶湖と結ぶ水門でコントロールしているが、琵琶湖の水位が高いと内湖から干拓農地に水が流れ出す危険があり、常時開門できず、内湖の本来の姿は取り戻せていない。
 県は23年度を目標に自然素材の堤防を内湖と農地の境に建設する計画で、13年度から5年間で8億1300万円を見積もっている。
 環境省も国内で例の無い規模の内湖再生事業に注目している。19日に行われた衆院環境委員会では、地元選出の上野賢一郎議員が「早崎内湖再生には10年以上かかる。長期的な支援の枠組みを設けるべき」と求めたのに対し、田中和徳環境副大臣は「前向きな財政支援を検討している」と答弁し、事業費の45%を補助する意向を示した。
 上野議員は「国内の自然再生事業の中でもトップを行く画期的な事業。計画的に応援する取り組みが欠かせない」と指摘している。


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2013年03月26日

帰れない?片目の白鳥

「夫」と惜別、早崎内湖に残留
 早崎内湖に左目を失明した1羽のオオハクチョウがとどまったままでいる。春になっても北帰りしないため、湖北野鳥センターには連日、愛鳥家から心配する声が寄せられている。
 オオハクチョウは越冬するため、毎年、シベリアから日本に南下。うち滋賀県には6〜10羽程度が飛来し、今シーズンは昨年11月ごろ、8羽が訪れた。
 冬の間、湖西をねぐらにしていたが、北帰りする時期となり、今年2月下旬、6羽が帰ったが、残る2羽が湖北に飛来。よく見るとペアのうち、メスが左目を負傷していた。
 3月7日になって、ペアはコハクチョウの群れとともに、北帰りしたが、その3日後メスのみが再び、湖北に舞い戻ってきた。同センターによると、北に帰る途中、群れに捨てられたか、離脱し、生き別れになったらしい。
 この日以降、片目のオオハクチョウは住み心地が良いせいか、早崎内湖にとどまっているが、日に日にやせ細り、羽の色も黒くなっている。同センターは「オオハクチョウは群れで生活する鳥。群れから離れると、心細くなり、体調を崩すはず」と気をもんでいる。
 関係者の話によると、ハクチョウは目が横についているので、片目を失明すると、半分近くの視界を失う。遠近感もとれないため、障害物を避けることができず、致命的。
 ケガの具合から外敵から襲われたのではなく、エサを取る際、切り株か、枝などに目を突いた可能性が高い。
 時折、羽で目をこすり、傷を癒そうとしたり、遠くを見つめ、はるか彼方の故郷や別れたオスを思い出しているかのように見えるという。


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30日、起工式。南郷里公民館

 南郷里公民館の新築工事の起工式が30日午前10時半から新栄町の建設予定地で行われる。市、市議会、教委委員会、自治会、地元建設委員会、施工業者の関係者が出席する。
 築40年以上が経過する現存施設の建て替え。新公民館は鉄骨平屋建て延べ985平方㍍。施工は長住建設。工費は約2億7000万円。今年11月に竣工予定。


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2013年03月25日

長浜市、人事異動内示

女性課長6人に、組織改編は限定的
 長浜市は25日、組織機構の改編と春の定期人事異動を発表した。いずれも4月1日付け。
 組織は本庁が6部31課5室、北部振興局・支所が1局7支所19課体制で、部・課・室の数は前年度と変わらない。「田園森林整備課」が「森林整備課」に改称されるなど、組織改編は限定的。
 異動は市長部局、教育委員会などが計455人、病院などが計213人。市人事課は「年功序列にとらわれず、能力と意欲のある職員の積極的な登用を行った。特に、女性の管理職として新たに課長5人を登用し、女性課長を6人にした」と、今年の特徴を説明している。
 なお、退職者に伴い新規採用の補充を抑制することで、職員数を前年度比27人減の1056人とした。

 異動は次のとおり(課長級以上)。
 【部長級】▽県へ帰任(統括監兼秘書室長)西村武▽企画部長(都市建設部長)藤居茂樹▽市民生活部長(議会事務局長)川崎圭司▽健康福祉部長兼福祉事務所長(市民生活部長)福井正俊▽都市建設部長(同部理事兼建築住宅課長兼住宅適性化推進室長)千種利明▽北部振興局長(人事課長兼経営企画室長兼コンプライアンス推進室長)米澤辰雄▽会計管理者兼会計課長(しょうがい福祉課長)川田直孝▽議会事務局長(総務部理事兼総務課長兼財産管理室長兼選挙管理委員会事務局長)伊藤喜久雄。
 【理事(部長級)】▽総務部理事兼財政課長(同課長)且本安彦▽健康福祉部理事兼社会福祉課長(同課長)櫻井公彦▽産業経済部理事兼森林整備課長兼鳥獣害対策室長(滋賀県)北川善一郎▽都市建設部理事兼上下水道課長(北部振興局次長兼副防災危機管理監兼建設課長)草野保徳▽監査委事務局長(健康福祉部理事兼地域包括支援課長)草野正己▽農業委員会事務局長(市民生活部理事兼環境保全課長兼地域エネルギー振興室長)北川台蔵▽教委事務局理事兼教育総務課長(すこやか教育推進課長)福井清和▽市病院事業へ(教委事務局理事兼幼児課長)金森毅 
 【課長級】▽秘書室長(社会福祉課参事)酒井猛文▽総務課長兼財産管理室長兼選挙管理委員会事務局長(市民課長)藤本茂良▽人事課長兼経営企画室長兼コンプライアンス推進室長(税務課長)八上弥一郎▽人権施策推進課長(商工振興課長)小川幸男▽契約検査課長(人権施策推進課長)国友富明▽市民協働推進課長(発達支援センター所長)中嶋利明▽生涯学習・文化スポーツ課長(庁舎整備室参事)岩坪健一▽環境保全課長兼地域エネルギー振興室長(防災危機管理課参事)改田文洋▽保険医療課長(同課参事)佐野善一郎▽市民課長(田園森林整備課参事)金森和善▽税務課長(道路河川課参事)橋本寿▽滞納整理課長(人事課参事兼コンプライアンス推進室参事)福永武浩▽しょうがい福祉課長(健康推進課参事)明石圭子▽高齢福祉介護課長(健康推進課参事)山崎佳代子▽地域包括支援課長(同課参事)織田里美▽湖北地域介護認定審査室長(地域包括支援課参事)若林佳子▽商工振興課長(市民協働推進課長)山田昌宏▽豊公園管理事務所長(湖北広域行政事務センタークリスタルプラザ所長)福島豊行▽建築住宅課長(開発建築指導課担当課長)清水善信▽建築住宅課担当課長(同課参事)岩﨑恵一▽建築住宅課担当課長兼住宅適正化推進室担当課長(同課参事兼同室参事)元井行雄、(同)松居治樹▽住宅適性化推進室長(建築住宅課参事)長谷川隆浩▽北部振興局次長兼地域振興課長兼副防災危機管理監(同局産業振興課長)佃光広▽同局産業振興課長(余呉支所地域振興課参事)大澤誠▽同局建設課長(道路河川課参事)下司一文▽浅井支所長兼福祉生活課長(同課長)大田毅▽同支所地域振興課長(同課参事)小林正幸▽高月支所長兼地域振興課長(同支所地域振興課参事)山岡八尋▽西浅井支所長兼地域振興課長(北部振興局次長兼地域振興課長)山表幹夫▽同支所福祉生活課長(湖北広域行政事務センタークリーンプラント参事)桒原忠行▽文化財保護センター所長・担当課長(同センター所長・参事)森口訓男▽長浜城歴史博物館副館長・担当課長(同館参事)太田浩司▽すこやか教育推進課長(同課参事)平尾真弓▽長浜学校給食センター所長兼すこやか教育推進課参事(湖北地域介護認定審査室長)山田隆司▽市病院事業へ(幼児課参事)磯井義人▽湖北広域行政事務センターへ(長浜病院事務局医事課長)田中久光、(都市計画課参事)西村庄司。
 【参事(課長級)】▽防災危機管理課原子力安全対策室参事(北部振興局地域振興課副参事兼同室室副参事)山岡芳治▽財政課参事(同課副参事)田中正樹▽部契約検査課参事兼検査員(都市計画課参事)坂本仁司▽企画政策課参事(同課副参事)米田裕治▽環境保全課参事(同課副参事)秋野忍▽市民課参事(同課副参事)北庄孝臣▽社会福祉課参事(同課副参事)伊藤治仁▽発達支援センター所長(高齢福祉介護課副参事)河路圭代▽家庭児童相談室参事(同室副参事)横田留里▽健康推進課参事(同課副参事)中川京之▽農政課参事(同課副参事)岩田健▽都市計画課用地対策室長(道路河川課用地対策室副参事兼都市計画課副参事)前嶌誠▽上下水道課参事(同課副参事)横山義人▽北部振興局産業振興課参事(高月支所地域振興課副参事兼農業委事務局副参事)宮田重己、(西浅井支所地域振興課副参事兼農業委事務局副参事)田中稔一▽北部振興局建設課参事(同課副参事)廣瀬信夫、(同課副参事)栢割敏夫▽びわ支所地域振興課参事(会計課参事)青井泉▽高月支所福祉生活課参事(同課副参事)澤山修▽余呉支所福祉生活課参事(同課副参事)山岡信夫▽西浅井支所地域振興課参事(同課副参事)大田久衛▽文化財保護センター参事(同副参事)山﨑清和、(同)黒坂秀樹▽びわ・浅井・虎姫・湖北・高月図書館長(びわ・湖北図書館長)川瀬修。
◇退職者◇
 【部長級】▽(総務部理事兼契約検査課長)大橋豊彦▽(企画部長兼政策監)田中省吾▽(市民生活部理事兼保険医療課長)松浦政秋▽(健康福祉部長兼福祉事務所長)伊藤雅明▽(都市建設部技監兼上下水道課長)中川均▽(北部振興局長兼水道事業所長)今西由隆▽(浅井支所長兼地域振興課長)寺居寿彦▽(会計管理者兼会計課長)北川吉信▽(監査委事務局長)雨森房夫▽(農業委事務局長)江畑平夫▽(教委事務局理事兼長浜学校給食センター所長)田中良和▽(市立長浜病院事務局理事兼医療安全管理室長兼診療情報支援室長)宮川久義。
 【課長級】▽(総務課担当課長兼市土地開発公社事務局次長)西河三男▽(契約検査課担当課長兼監査委事務局担当参事)松橋忠誠▽(滞納整理課長)若林丈資▽(高齢福祉介護課長)岸田治剛▽(田園森林整備課長)田中重雄▽(びわ支所地域振興課参事)山田雅靖▽(高月支所長兼地域振興課長兼水道事業所次長)赤井人志▽(西浅井支所長兼地域振興課長)横井美義▽(西浅井支所福祉生活課長)小森敏平▽(高月・浅井・虎姫図書館長)明定義人▽(湖北病院事務局医事課長)田中義人▽(こもれび苑所長兼木之本斎苑所長兼余呉斎苑所長兼西浅井斎苑所長)細江善彦。


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2013年03月22日

北中の友田さん 県選抜メンバーに

都道府県対抗ソフトテニス大会出場
 長浜北中1年の友田夏帆さんが中学ソフトテニスの県選抜メンバーの一員として、26日から三重県伊勢市で開かれる都道府県対抗全日本大会に出場する。
 友田さんは小学2年からソフトテニスを始め、小学生時代は近畿大会や全国大会に出場した。中学に進学後も県ベスト8に入賞するなど活躍し、1年生ながら県選抜メンバーの8人に、湖北地域から唯一選ばれた。
 27日の団体戦、28日の個人戦で全国の強豪と戦う。友田さんは「正クロスのラリーが苦手ですが、誰にも負けないよう練習に励んでいる。一試合ずつ全力を尽くしプレーしたい」と抱負を語っている。


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2013年03月21日

宿泊、桟敷で商売繁盛

曳山まつり企画展、太刀渡り史料も
 長浜曳山まつりを前に、長浜城歴史博物館は20日から、江戸時代のまつりの賑わいや、長刀組の太刀渡り武者行列に関する資料などを紹介する企画展を開いている。4月24日まで。
 曳山まつりの起源については、町衆の伝承によると長浜城主の羽柴秀吉が男子出産を喜んで祝い金として城下町の町衆に砂金を与え、これを元に町衆が曳山を建造した—とされているが、実際は安土桃山時代に始まった武者行列にルーツがあると考えられている。
 展示資料のひとつ、「近江長浜御祭礼長刀行列之次第」は、江戸時代後期の長刀組の太刀渡り行列を描いた木版画。「尻まくり」の力士が先頭を行き、抜き身の刀を持ち甲冑に身を固めた武者が続く。青年が武者を務めるなど、現代と異なる点もある。京都の絵師が原画を描き、長浜で出版された。
 また、長浜金屋町に居住した寺子屋師匠・沢田五平が江戸時代後期の町政資料を写し取った「心酔亭用留」には、曳山まつりの賑わいが記述されている。他国からの見物人で宿泊や桟敷席収入、商人の出入りによる場所代収入など、長浜町の商売繁盛ぶりが記され、博物館では「祭礼当日は見物人と商人で町中がごった返しとあり、この活況が長浜町の経済活動に貢献していたことがよくうかがえる」としている。
 全65点を展示。午前9時から午後5時まで。入場料は大人400円、小中学生200円。


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2013年03月19日

思い出の学び舎をあとに

長浜、米原の小学校で卒業式
 長浜、米原両市の37小学校で19日卒業式が行われ、6年生が思い出いっぱいの学び舎に別れを告げた。
 長浜小学校では176人が卒業。男子はジャケットやスーツで正装、女子はジャケット、スカート、リボンなどでお洒落し、晴れの門出に臨んだ。
 前田康一校長は卒業生1人1人に卒業証書を手渡し、式辞では「チーム力」をテーマに「1人1人の力は小さいが、それぞれの心が同じ方向に向かうとき、とても大きな力になる」「長浜小学校で学んだチーム力を将来のステージで発揮し、活躍することを願っています」とはなむけの言葉を贈った。
 卒業生は運動会や修学旅行など学校生活の思い出を発表し、在校生も感謝と別れの言葉を卒業生に贈っていた。
 なお、米原小のみ18日に卒業式が行われた。


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2013年03月18日

高月あかり祭2013

地元の若者らがキャンドルアートイベント
 まちおこしグループ高月にぎやかし隊(弓削雅外代表)は23日午後4時から、JR高月駅東側駐車場でキャンドルアートイベント「高月あかり祭」を開く。
 グループは地元の若手有志10人でつくるボランティア団体で、湖北を盛り上げようと、これまで冬の花火大会や高さ11㍍の玉入れ大会などを企画している。
 今回のイベントは高月中学校の移転改築を記念して開くもので、5000個のキャンドルグラスで「ありがとう高月中学校」の文字などを表現。花火は午後7時ごろから、スターマインなど約500発(5分間)を打ち上げる。
 キャンドルグラスに巻いた和紙や打ち上げ花火の玉の中には子どもたちが書いた「夢」や「希望」をテーマにしたメッセージも。
 会場内には幼保育園児らの絵画を展示するほか、地元のグルメ「キムチいなり」「手羽先aiちゃん」などの屋台村なども。弓削代表は「地元を盛り上げることで、若者たちが『湖北に住みたい』と思ってくれれば」と話している。


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2013年03月16日

修行は生きがい、励み

竹籠製品一式 細川隆男商店
 三ツ矢町の竹細工職人・細川隆男さん(82)は、毎月、兵庫県宝塚市に出向き、自らの技を磨くため、修行をしている。細川さん流「80の手習い」の信念は?。

 細川さんは5人兄弟の次男として生まれ、父の光尾さんは子だくさんの家計を養うため、材料費が安価で日銭が稼げる竹籠屋を始めた。当時は客からの注文が殺到し、作ればすぐに売り切れる、という猫の手も借りたいほどの忙しさだった。
 農学校を卒業した細川さんは父の下で修行を重ねるが、材料加工や製品作りは苦労の連続。約半世紀のキャリアを積んだ70歳を前に、「ようやく1人前になれた」と自負していた。
 ある日の新聞で、大阪で「京の竹工芸教室」が開かれていることを知り、自分が職人であることを隠し、興味半分で参加してみた。講師の近藤幸男さんは日本伝統展に入賞など、有名作家で卓越した技術は自分と差が歴然。ショックを受けた細川さんは、一から修行をやり直すべく、13年間、近藤さんの下に通い続けた。
 近藤さんの高齢から教室の閉鎖を余儀なくされたが、昨年、熱心な受講生仲間が集まり、宝塚で講座を再開。探求心旺盛な細川さんは今も通い続けている。
 竹籠は生活スタイルの変化やプラスチック製品の普及で、需要が減少している。市内ではかつて、数人の職人がいたが、県内で技術を教えられるのは細川さん1人になったという。
 「苦労が多くて、益なし」と語る細川さん。しかし「親子二代、100年続いた竹籠作り。誰かにこの技術を引き継いで欲しい。そのためには自分の技を高めておかなくては。上には上がいる。学ぶことは励みにもなる」と話している。
◇  ◇
 【細川隆男商店】三ツ矢町3の9℡(62)3545


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2013年03月15日

4署が合同で消防訓練

看護専門学校で100人参加し
 湖北地域消防本部は14日、県立看護専門学校(八幡東町)で長浜・米原両署と東浅井・伊香両分署との合同訓練を行った。
 学校1階から出火し、建物内に学生が取り残されているとの想定で行い、消防署員39人、車両10台が出動し、学生60人も参加した。
 はしご車を使った屋上からの救助や放水、応急救護所の設置、トリアージ(負傷者の分類)など大規模火災で想定される一連の作業を行い、現場に響く支持伝達の声、無駄の無いスピード感のある署員らの動きに、参加した学生らは圧倒された様子。訓練後、草野とし子校長は「きょうのきびきびした活動を見て、学生の皆さんも実践力を高めるため、日々たゆまぬ努力をして欲しい」とあいさつ。藤井勇治市長は「災害はいつどこで発生するか分からない。きょうの訓練を今後の活動に生かしてもらいたい」と話した。


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2013年03月14日

県道丁野虎姫長浜線が開通

4月7日、40年の歳月かけ
 県道丁野虎姫長浜線が計画から40年の歳月を経て、4月7日、開通する。
 同線は小谷丁野町から、虎姫の中心市街地を貫通し、国道8号線北新バイパス(神照町)までの南北に走る7・9㌔。昭和48年に計画が開始された中野町—五村までの1・26㌔区間が今回完成し、全線開通の運びとなった。
 五村、大寺、田、中野町の計画地には2寺院や保育所、橋などがあり、用地買収や財源不足などで工事が遅れ、平成7年になってようやく測量設計を開始。同12年から本格的な用地買収が始まり、18年から着工した。
 新県道は幅員16㍍の片側1車線で、両側に歩道を完備。田川の「せせらぎ橋」と七縄川の「大寺橋」を新調し、虎姫商工会会館前(田)には信号を設置。開通により国道8号線の交通渋滞緩和や駅前通りを通学する児童生徒の安全が確保される見通し。完成区間の事業費は約22億円。
 長浜土木事務所では渋滞緩和策として、長浜消防署東浅井分署前交差点に、右折だまりを計画。平成25年秋の完成を目指している。


午後から開通式、バイパス愛称を募集
 4月7日午後1時から、虎姫商工会館前で、開通式が開かれる。
 虎姫まちづくり協議会と地元自治会で構成する「県道丁野虎姫長浜線開通式実行委員会」(山内健次会長)の主催で、渡り初めやテープカット、長浜北高ブラスバンド部らのパレードなど。一般車が通行できるのは午後3時以降。
 同委員会では20日まで、新県道(虎姫区間バイパス)の愛称を募集している。応募は事務局・虎姫公民館☎(73)2273へ。


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2013年03月13日

常喜椀、80年ぶり復刻

渡邊さん「漆器の良さ伝えたい」と
 渡辺仏壇(三ツ矢元町)の渡邊嘉久さん(49)が戦国時代から昭和初期にかけて常喜町で生産された「常喜椀」を約80年ぶりに復刻し、16日から31日まで宮前町のギャラリー八草で展示する。
 長浜市史などによると、常喜椀は秀吉の長浜城主時代のころには製造されており、江戸、明治期に盛んに生産された。輪島塗のような高級品ではなく日常的に使われた。西黒田風土記には昭和5年まで富田省三が伝統を守った、との記述がある。
 市史で常喜椀の存在を知った渡邊さんは2008年から復刻のため文献を調べたり、郷土史家から話を聞いたりし、一昨年、加田町の中川真澄さんから現物を譲り受けた。椀の一部を削って構造を調べたところ、下地に柿渋を塗った安上がりな手法で作られていることが分かった。
 復刻した椀は、より使いやすく、耐久性を高めるため、少し形を変え、柿渋を使わずにすべて漆塗りにした。
 常喜椀の漆塗りの技術が江戸時代に入って長浜曳山や浜仏壇に引き継がれたと推測する渡邊さんは「地元で生産されていた漆器を復刻することで、漆器の良さを市民に伝えたい。また、常喜椀のブランド化をはかり、衰退する一途の漆塗り技術の伝承につなげたい」と夢を膨らませている。
 ギャラリーの開館時間は平日午後1時から6時、土日祝日午前11時から午後6時まで。火曜定休。


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2013年03月12日

県、米原ルートを支持

北陸新幹線、在来線維持など条件に
 北陸新幹線の敦賀以西のルートについて、県は11日の県議会政策・土木交通常任委員会で「米原ルート案が有利」とする考えを明らかにした。米原ルートの場合、JR西日本による敦賀—長浜の北陸本線の経営分離や、巨額の地元負担の発生が指摘され、県では経営維持や地元負担の軽減などを前提としている。
 北陸新幹線の早期完成を求める関西広域連合は今月8日、敦賀—京都・新大阪間のルートについて▽米原▽小浜▽湖西—の3パターンの検討結果を公表。米原ルートは敦賀駅から米原駅まで北陸本線に沿って新幹線を整備し、建設延長44㌔。建設費は約5100億円で、小浜(123㌔、9500億円)や湖西(81㌔、7700億円)に比べて安上がりで、費用対効果も小浜の2倍、湖西の1・6倍となっている。
 県は県議会委員会で「(関西広域連合の)調査結果によれば、米原ルート案が有利と判断される」と説明。そのうえで▽地元が建設費を負担する現行制度では、県の便益に比べ財政負担が極端に大きい▽地元住民生活に不可欠な足である北陸本線がJR西日本から経営分離されると大きな負担となる—と指摘。建設費の関西全体での負担、JR西日本による北陸本線の運行維持を、米原ルートの条件とした。
 今後、地元市町などの意見を踏まえ、28日の関西広域連合委員会で議論する。
 長浜市は米原ルートが採用された場合、JR西日本が北陸本線を経営分離しかねないとして慎重姿勢を見せてきたが、市企画課は「新幹線の整備によって在来線が経営分離され、3セク化するケースが多いが、在来線が維持されるなら新幹線に代わって特急が無くなるだけで、交通体系はそう変わらないのではないか」とみている。


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2013年03月11日

東日本大震災2年、長浜は

義援金、ボランティアが急減
 東日本大震災から2年を経過し、長浜市から被災地への支援活動が減速している。
 市社会福祉協議会へ11日までに集まった義援金は1259件、2億4537万0070円。1年前と比べ、101件、59万3633円しか増えていない。時間が経つごとに件数は減っており、先月はゼロ。同社協では今月31日まで義援金を受け付けている。
 被災地への支援ボランティアも減少。長浜市ボランティアセンターが昨年4月から、今月11日までに受け付けた被災地ボランティア保険の加入者はわずか55人。ほとんどが夏休み期間中で、一時のボランティア熱は冷めた様子。
 長浜市は被災地、福島県双葉町(昨年5月〜)と宮城県岩沼市(同10月〜)に一般職各1人を派遣しているが、今月末で終了する。ただし、宮城県気仙沼市に派遣の土木職(今年1月〜)2人については、4月から3人に増員し、年末まで派遣する。


南三陸町を訪問、源希倶楽部徳田さん
 長浜市のボランティアグループ「源希倶楽部」(会員15人)の発起人、徳田智史さん(30)=十里町=は12日、宮城県南三陸町を訪問し、市民から集めた義援金を贈る。
 徳田さんはメディアに映る被災地の惨状を目の当たりにし、居ても立ってもいられなくなり、昨年、南三陸町を訪問。少年野球チーム「伊里前ブルーオーシャンズ」にボールをプレゼントした。その後、地元の仲間や恩師らに声をかけ、「長いスパン(期間)での支援が必要」と同団体を発足。長浜でボランティア活動をしながら、同町への義援金約10万円を集めた。
 今回の訪問では、同チームにバットを贈るほか、町に義援金を手渡す予定。


追悼法要や梵鐘、追悼と復興を祈り
 総持寺や宝厳寺(竹生島)など長浜市内の20以上の寺社で、震災2周年に合わせ、梵鐘や追悼法要が営まれた。
 浅井三代の祈願寺、小谷寺(湖北町伊部)は「観音文化ネットワーク会議」(大塚敬一郎会長)の呼びかけで、10日、ねはん会と合わせ、安田学臣住職と信者12人が、犠牲者を追悼し、被災地の一刻も早い復興を願った。


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2013年03月08日

花粉、黄砂にPM2・5

春の陽気続く湖北にトリプルパンチ
 春の陽気とともに花粉症患者に、つらい季節になってきた。8日から9日にかけては黄砂の襲来、さらにはPM2・5の観測値も上昇しており、当分、マスクが手放せない日が続きそう。
 高気圧に覆われた県内は7日から8日かけ、暖かい日が続き、彦根では4月下旬並みの気温を観測するなど、春の陽気を漂わせている。
 彦根地方気象台によると、最高気温は7日、彦根で18・5℃、東近江市と甲賀市信楽で19・6℃など平年を8〜10℃上回り、4月上旬から下旬並みの陽気となった。この陽気は週明けまで続くとみている。

黄砂今夜がピーク
 黄砂が8日夜から9日朝にかけ、ピークを迎える。中国の広範囲で5日午前、発生した黄砂は偏西風に乗り、8日、日本に到達する見込み。
 西日本を中心に影響があり、同気象台では滋賀県内では8日夜から9日朝にかけ、ピークを迎える、と予想している。

スギからヒノキへ
 春本番の陽気で花粉も本番、スギ花粉の飛散がピークを迎えている。
 スギ花粉は今月中旬にかけて「非常に多く」飛散する日がほとんど。今月下旬からは、ヒノキ花粉も飛び始める。スギに反応する人の約7割がヒノキにも反応すると言われており、注意が必要。

PM2・5メール配信
 県は8日から、微小粒子状物質「PM2・5」の濃度が国の基準を超えた場合、電子メールで県民に注意喚起する情報提供サービスを始めた。
 大気汚染を観測している琵琶湖環境科学研究センター(大津市)は県内6地点で、自動観測しており、長浜市では県調理短大(分木町)で測定。
 注意喚起は各地点の午前4時〜7時の1時間ごとの値を出し、上から3番目に高い数値が1立方㍍当たり85マイクロ㌘を超えた場合に実施。朝の時間帯にこの値を超えた場合、この日は環境基準値(1日平均35マイクロ㌘)の倍の70マイクロ㌘に達する可能性が高いという。
 注意情報は午前9時ごろ、早朝の観測値が基準を上回った場合、県の「しらせる滋賀情報サービス(しらしがメール)」で配信し、不要な外出や屋外での激しい運動を控えるよう呼び掛ける。
 東近江市では7日、微小粒子状物質「PM2・5」の平均値が同35・6マイクロ㌘で、環境基準値を突破。長浜でも同32・5マイクロ㌘を観測した。


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2013年03月07日

全小中学校に冷暖房設備

長浜市が20億円を計上、13年度中
 長浜市は国の緊急経済対策を活用し、市内全小中学校の教室に冷暖房設備を完備することになり、事業費約20億円を11日再開する市議会定例会に提案する。
 冷暖房設備はガスエンジンによる「GHP方式」で、小学校は長浜、上草野、下草野、七尾、田根、びわ南、びわ北、虎姫、富永、高月、古保利、七郷、杉野、伊香具の14校に、中学校は西、東、浅井、びわ、虎姫、湖北、木之本、杉野、鏡岡、西浅井の10校に設置する。4月から設計を行い、2013年度中に設置を完了させる方針。夏までに設置できるかは微妙。このほかの小中学校や幼稚園はすでに冷暖房を完備している。


長浜市、40億円を追加補正
 長浜市が11日に提案する一般会計補正予算案は総額40億円。うち、19億6785万円を小中学校の冷暖房設置費用に計上する。
 このほかの事業費は▽職員退職手当の追加補正9億円(退職者57人、総支給額11億円)▽神照運動公園プール整備5億6300万円▽道路点検、舗装修繕、消雪施設修繕1億8180万円▽やわた夢生小路整備8200万円▽通学路安全対策7920万円▽虎姫中グラウンド拡張7000万円—など。


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2013年03月06日

男性の13%、無呼吸症候群

長浜市0次健診で新事実、判明
 長浜市が京都大学大学院と共同で行っている「0次健診」で、男性の約13%が「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の予備軍になっていることがわかった。市は健診で明らかになったこのデータを基に、新年度、予防対策に乗り出す。
 受診した9804人(男性3218人、女性6586人)のうち、自覚症状や家族・友人からの指摘で就寝中「いびきが急に止まった」「一時、呼吸をしなくなった」などSASを訴えた人は517人。うち男性は408人で受診者の12・7%を占めている。
 就寝時、無意識のうちに呼吸が停まってしまうSASは熟睡できないため、昼間の眠気を誘い、事故などを招く。また、生活習慣病と密接に関係しており、血液の不整脈や心筋梗塞を起こしたり、自律神経をマヒさせ、放置すると脳卒中、心筋梗塞の原因になることも。
 このほか、歯周病やメタボ(肥満)、糖尿病予備群の市民が多いという結果から、新事実も。SASの要因は肥満によって空気の通り道が狭くなっていることによるもので、歯が悪い↓十分噛まないで食べる↓肥満↓糖尿病・SASに陥る—という悪循環の構図も明らかになった。
 市では京都大学のアドバイスを受けながら、平成25年度、SASの自覚症状がない人にも受診を薦めたり、相談会を実施。歯周病対策の歯周ポケット(歯と歯ぐきの間)チェックと歯の清掃キャンペーン、糖尿病対策の運動食事体験教室などを実施する考え。現在、開会中の市議会に関係予算164万円を計上している。
 「0次健診」は市民の健康づくりと医学研究に役立てるため、平成19年度から、市と京都大学大学院医学研究科と共同で実施。身体測定や問診、血圧測定や尿検査のほか、呼吸機能、中心血圧測定や歯科診察など14項目で調査し、個人の体質に応じた病気予防や健康維持、介護予防などに役立てている。


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2013年03月05日

余呉小を「交芸」の拠点に

若者の音楽、アートで地域を活性化
 長浜市は廃校となっている旧余呉小学校の校舎を芸術交流施設として活用を計画。新年度予算に事業費460万円(過疎債)を計上し、「交芸の郷・余呉」として過疎地のイメージアップに繋げる。
 旧余呉小の木造講堂は1927年(昭和2)築。木造モルタル校舎は57年(昭和32)に移転改築されたもの。2005年の3小学校(片岡、丹生、余呉)統合まで使われ、今もノスタルジックな雰囲気を残している。
 旧余呉町は全国から活用法のアイデアを募集したが、有効な活用法を見いだせないまま、市町合併した。
 これまで、田舎に住みたい人の「移住交流フェスタ」や若者向けの「サマーミュージックスクール」などを開催してきたが、一時的なイベントになっている。
 今後、市では「余呉まるごと芸術村」や「手作りオペラ」「音楽クレシェンド」などが開かれている風土を生かし、若者らを中心に、学舎を魅力ある芸術や音楽など、創造的な活動を生む場(アトリエ、スタジオ、体験教室など)としての活用を視野に入れている。
 新年度は勉強会、先進地の視察研修などで施設の活用を検討。受け皿となる個人、団体など利用者の募集をかける。
 校舎は雨漏りなど傷みが激しく、エアコンも一部にしか設置していないため、簡易的な補修も行う。


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2013年03月04日

上丹生彫刻で芸人看板

井尻さん、なんばグランド花月に
 米原市の伝統工芸「上丹生の木彫」が吉本興業の本拠地、大阪の「なんばグランド花月」(NGK)の芸人看板に採用されることになり、連日、職人たちが製作に追われている。
 吉本興業は、創業100周年を記念して全国各地の伝統工芸で芸人看板を飾ることを企画。一般公募66作の中から、コンテストで琉球ガラス(沖縄)、山中漆器(石川)など9作を選んだ。
 上丹生彫刻を三代で継承している井尻彫刻所の井尻一茂さん(41)は、地元のイベントで知り合った吉本興業の関係者に薦められ、応募。西川きよしさんの看板を欄間調に仕上げたことが見初められ、採用が決まった。
 依頼された看板は縦97・5㌢、横31㌢、厚さ2・5㌢のヒバ製で、坂田利夫さんや桂小枝さんら芸人の名前など計41枚。文字の字体は規格で決まっているが、背景のデザインはオリジナル。井尻さんは欄間調の彫りで、四季をイメージし、米原名物のバイカモやカモ、マスなどをあしらった。
 看板は定期的に入れ替えがあり、上丹生彫刻は7〜9月の3カ月間、掲示される。6月中旬までに仕上げなくてはならず、井尻さんは父の宣男さん(72)、叔父の信一さん(70)とともに、急ピッチで作業を進めている。井尻さんは「看板を通して、素晴らしい上丹生彫刻の技術をアピールしたい。今後はジャンルを広げ、他の彫刻にも挑戦したい」と意気込んでいる。製作現場の見学など問い合わせは井尻彫刻所☎(54)1564へ。
 【上丹生彫刻】江戸中期から続く伝統工芸。中心産業は神社仏閣建築の文様や焼杉工芸から仏壇作りへと移行。最盛期には木地師や彫刻師など仏壇職人の6職と合わせ、職人が50人以上いたが、近年は仏壇離れなどでニーズが減少している。


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2013年03月02日

「大きなビジョン持って」

市議会、連合自治会長と意見交換
 長浜市議会は市役所で連合自治会の会長を招いた意見交換会を開いた。
 地域の代表として活動している連合自治会長から市議会活動への意見を聞くため初めて企画し、市議23人、連合自治会長10人が参加した。
 参加者からは「合併後、議員との距離が遠くなった。地域に出向く機会をつくってもらわないと、なかなか情報を議会に伝えられない」(朝日・竹本久隆会長)、「選挙以外では議員を身近に感じない」(西浅井・河原林繁会長)との意見が出され、東野司議員も「アンケート調査でも合併してから議会が非常に遠くなったという意見がある」と指摘。市町合併で議員が大幅に減ったことで、市議会と自治会に距離感が生まれている実態が示された。
 一方、議員活動について「もっと大きなビジョン、目標を持って活動してもらいたい。財政も使い道だけでなく、入ってくる方のチェックも十分にして欲しい」(神照・金澤了吉会長)との意見が出た。
 「高校統廃合問題で市議会は反対だったが、今はどうなっているのか。まったく分からない」(下草野・中川利宏会長)との質問には、市議会の姿勢を歯切れ良く回答できる議員はいなかった。 
 自治会を通して全世帯に配布している「議会だより」については「内容をもっと絞ってスリムに」(金澤会長)、「誰も読まない。市民を引き付ける見出しにして欲しい」(富永・角田功会長)などと厳しい注文が相次いだ。
 このほか、原発防災、病院の医師確保問題なども取り上げられ、議会のチェック機能強化を求めていた。


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2013年03月01日

8人2団体に善行表彰

長浜市教委、清掃や靴揃えで
 長浜市内の小学生や子ども会など8個人と2団体が28日、市教育委員会から善行表彰を受けた。
 南郷里小5年の中村崚成君、前嶌恒輝君、加納達君の3人は3年間にわたって路上や田畑、公園、社寺などに落ちているゴミを拾う取り組みを続けている。
 長浜南小6年の岡部勇都君、小島暁君はバス通学の際にあいさつを呼びかけ、長浜北小2年の浜木愛瑠さんは靴箱のクラスメートの靴を自主的に揃えている。
 富永小の島田夏央斗君(5年)・夏依斗君(4年)兄弟は自治会への配布物を風で飛ばされてしまった友達のため自宅のコピー機で不足分を印刷した。
 このほか、春近町子ども会は週3回実施している夜回りが、高時小児童会は資源回収の収益金などを福島県の小学校に送っている取り組みが評価された。
 この日は市教委職員から表彰状と記念品が手渡され、受賞者を代表して宮部泰士君(高時小6年)が「この賞を励みに、これからも人に喜んでもらえることを続けたい」とあいさつした。
 善行表彰は道徳心の養成のため2年前から始まり、学校や学校運営協議会から推薦を受けた個人、団体を選考委員会が審査している。


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