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今年の干支は「蛇ジャ!」

曳山博物館で迎春の企画展
 元浜町の曳山博物館で今年の干支「ヘビ」にちなんだ企画展が開かれている。毎年、お盆に長浜八幡宮で舞われる永久寺町蛇組の作り物など、蛇に関する歴史資料4点を展示している。
 昔からヘビは日本人にとって親しみのある存在で、ヘビの抜け殻を財布の中に入れておくと、お金に困らない、などの言い伝えがあり、白蛇は家を守る屋敷神として信仰されている。
 湖北地域の農村地帯では、ヘビは恵みの雨を降らす水神として崇められ、その神を「ジャ」や「ジャー」などと呼び、米原市磯の磯崎神社には「蛇まわし」という雨乞い祭がある。
 雨乞いをする場合は蛇頭に紅がらを塗りつけ、目と角には金紙を、頭上の宝珠と尾の宝剣には銀紙を貼り、厚手の天竺木綿で幅1・5㍍、長さ10㍍の胴体を作り、うろこを1枚ずつ描き、とぐろを巻かせ、社殿にそなえる。
 真夜中になると蛇を琵琶湖に入れ「雨を下さい龍宮の、やーけーたえ水くれよ」のかけ声もろとも、村人が水をまき散らしながら、村中を走り回る。これを何回か繰り返し、夜の白む前、お宮に帰り、とぐろを巻かせて社殿に納める。蛇まわしが始まると、一片の雲も無かった星空が一変し、大雨になるといわれている。企画展ではかつて祭事に使われていた蛇頭を展示している。
 このほか、干支代わりにちなみ「龍から蛇へ見送る」と洒落た「雲龍図見送り幕」(宮司町の曳山・颯々館)。ヘビにまつわる神話が数多く残る北広島町(広島県)の八岐大蛇の作り物を並べている。
 午前9時から午後5時、20日まで。入館料は大人600円。


2013年01月05日 20:00 |


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