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献血ルームの存続を

市民団体、廃止撤回へ署名活動開始
 県赤十字血液センター(草津市)が、献血協力者の伸び悩みなどを理由に、長浜サンパレス(列見町)内で運営する「湖北献血ルーム」を廃止する方針を固め、地元の献血推進団体などから廃止方針の撤回と存続を求める声が出ている。
 センターは草津市の本庁舎と献血ルームの県内2カ所で献血を受け付け、他の地域には献血バスを運行している。
 献血ルームは2001年に長浜赤十字病院の旧病棟の解体に伴って同病院から長浜サンパレスに移転した。現在は火、金、土曜に開設し、県北部の献血拠点となっている。しかしセンターでは▽献血ルームの平日の利用者が平均20人を切っている▽来年2月中旬に草津市内に新しく献血ルームが開設し、人員不足となる▽建物が老朽化し、手狭—などを理由に廃止を決定。今年夏ごろから口頭で市や献血推進団体に廃止を伝えた。センターでは廃止後、献血バスの運行などで湖北地域の献血に対応するという。
 市健康推進課では「とても賛成できない。献血者が少ないからと廃止するのではなく、どうしたら湖北地域の献血が増えるが一緒に考えて欲しい」と声を大にしている。
 長年の献血推進運動が評価され、今夏、厚生労働大臣表彰を受賞した市民団体「1000人献血の会」の田中猛士代表(47)は「長年、献血運動を支援してきたのに、何の相談もなく廃止を決めるのはひどい。献血バスでは定期的にルームを訪れている利用者の意欲をそぎ、湖北の献血の気運が下がる。センター内部でどのような議論があって廃止方針が導き出された明らかにすべき。廃止以外の選択肢を、地元の声を聞いて一緒に考えてほしい」と語り、会では廃止撤回を求めて今月から署名活動を始めた。1万筆が集まりしだい、センターに提出する方針。
 署名に関する問い合わせは市健康推進課℡(65)7779へ。


2012年12月05日 13:20 |


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