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森下仁丹、長浜に新工場

3月小野寺町に、カプセルを製造
 森下仁丹(本社・大阪市)が長浜市小野寺町の工業団地に工場を新設することになり、30日、土地売買を仲介した市と同社の間で企業誘致協定の調印式が行われた。
 同団地のよつ葉乳業物流センター跡1万5313平方㍍を約3億円で購入した。センター跡に建つ事務所や冷凍倉庫など延べ2190平方㍍を改修し、来年3月から稼動させる。
 工場では、排水などからレアメタルを回収する「シームレスカプセル」の実証実験や製造を手がける。同社はレアメタルを吸収する微生物を、カプセル内に閉じ込める技術を開発。電子部品などを扱う工場の排水浄化設備に組み込むことで、廃液中から効率的にレアメタルを回収できるという。
 同社が新たな用地を探しているのを聞きつけた市がよつ葉乳業との間を仲介し、誘致につなげた。
 調印式では自らセールスに奔走した藤井勇治市長が「長浜進出のご英断に感謝したい。長浜の経済のけん引役として役割を果たしてほしい」と期待を込めると、駒村純一社長は本社の近くにある玉造稲荷神社が豊臣家ゆかりの神社であることを紹介しながら「今になって気が付いたが、秀吉公のお導きがあったのでは。そういう縁を感じます」「地域の発展のためにできる限りのことをしたい」と話した。
 森下仁丹は1893年創業で来年120周年を迎える。懐中薬「仁丹」で知られるが、近年は独自のカプセル製造技術を生かして食品分野にも手を広げ、ビフィズス菌を使用した健康食品などを展開している


2012年12月01日 13:02 |


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