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2012年11月30日

気をつけて行ってね!

長浜署で歳末特別警戒の出動式
 長浜署の歳末特別警戒出動式が30日、同署の駐車場で開かれ、署のマスコットキャラクターや、しらやま保育園児が署員を激励した。
 犯罪や交通事故が多発する年末年始を前に、住民が被害に遭わないよう、来年1月3日までを警察活動強化期間とし、パトロールなどを重点的に行う。
 式には署員50人が参加。上野公斉署長は「今年もあと1カ月余り。年末年始を迎えるが、署とボランティアが一体となり、少しでも犯罪や事故が減らせるよう、一丸となって取り組んでほしい」とあいさつ。
 ジュニアポリス姿のしらやま保育園の5歳児15人が「気をつけて、行って来てください」と応援エール。激励を受けたパトカー12台が街中のパトロールに出動した。


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2012年11月29日

伝承もとに温泉発掘を

米原市議会でユニークまちおこしプラン
 「言い伝えをもとに、温泉調査を」—12月5日の米原市議会一般質問で、櫛村由雄議員が市当局にユニークなまちおこしプランを提案する。
 「改訂近江國坂田郡志」(昭和17年、坂田郡教育会編」や「滋賀県神社誌」(昭和62年、県神社庁編)によると、出雲の人が、諸国行脚の途中、米原市米原の山谷(湯谷の森)に寄った際、地面を掘ると、地下から温泉が湧き出た。その湯に浸かると病気が治ったとされ、後に旅人がケガをした子馬をこの湯で洗ったところ、枯れてしまった、とする「湯谷の湯」の伝承が記されている。「出雲」の表記から古代の出来事と推測できる。
 櫛村議員は温泉発掘に際し、空中探査を提案。空から地盤を調べる方法で、無人ヘリコプターに物理探査機器を搭載し、地盤の割れ目から発せられる放射線を測定。その結果を解析することで地盤の状態がわかる。
 北海道の豊浦温泉などはこの調査を基に発掘された。
 櫛村議員は「JR米原駅東口駅前の区画整理事業が伸展しない中、温泉が出ればまちおこしの起爆剤となるのでは」と話している。


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2012年11月28日

宇野さん姉弟が県代表

科学の自由研究で最優秀賞、全国へ
 下草野小学校(西嶋吉昭校長)の宇野ひかりさん(6年)・晃平君(3年)きょうだい=西主計町=は、県児童生徒科学研究発表会でそれぞれ最優秀賞を受賞。2人の研究は県代表として全国児童才能開発コンテストに出品された。
 夏休みの自由研究で、市の代表に選ばれた2人は先月26日、安曇小学校で開かれた県大会で発表。43作の発表があり、ひかりさんは最優秀賞のうちベスト1の県教育長賞、晃平君はそれに次ぐ県科学教育振興委員会委員長賞に選ばれた。
 ひかりさんは葉や花などにふれると動く植物を研究。3年生の時からオジギソウやハエトリソウについて調べており、今回はトリガープラントとマツバボタンのおしべの動きについて調べ、写真やグラフを交え、模造紙24枚にまとめた。
 研究ではおしべの▽運動と花粉の関係▽虫以外の反応▽気温の変化などについて実験、観察。その結果、おしべは外から刺激を受けることで運動。マツバボタンは高温で運動を停止、トリガープラントは昼活動し、夜は休息する性質があり、これまで4年間の研究から動く植物は皆、自然や環境に適応しながら、種族保存のためムダな動きをしないことがわかった。
 晃平君はメダカの生態について調べ、4種8匹のメダカが音や震動、光や色などに反応するか実験。
 水槽の周りで目覚まし時計やフライパンなどで音を発したり、懐中電灯を照射するなどし、動きを観察。また、周りに2種類の色紙を貼り、集まる色の傾向(好み)を調べた。
 その結果、音や震動には反応せず、水面の影などを敏感に察知し、色を見分けることが判明。黒や緑を好む習性があり、これはその色が安全な場所(影や葉)と認識しているから、とまとめている。
 2人の研究はいずれも「小学生らしい科学的表現」と評価され、県代表に。5年生に続き、2度目の受賞となったひかりさんは「昨年は代表になれず悔しい思いをしたが、今回はすごく嬉しい」と語り、晃平君も「初めての自由研究で受賞し、びっくり」とカップを手に嬉しそう。
 全国コンテストの審査は12月上旬にあり、結果は来年2月に発表される。


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2012年11月27日

太陽光発電、前年の3倍

長浜市の助成金、大幅な伸び
 長浜市の太陽光発電システム設置補助金が今年度、半年足らずで昨年の実績を上回った。今後も応募が殺到することを見込み、市は12月議会で、3800万円の予算を追加する。
 市は太陽光発電システムの設置に関し、1件あたり15万円の助成をしている。昨年度は95件(1425万円)の実績があり、今年度も90件(1350万円)の利用を見込んだが、10月末の時点で133件(1995万円)の応募があった。
 特に8〜9月にかけ、大幅な伸びを示しており、市では今後もさらに伸びると上方修正。年間343件の利用を想定し、不足分の253件分を追加。3800万円を予算化した。
 市によると発電システムの価格は200万円前後だが年々、値下がりしており、国の助成金(15万円)や売電(1㌔㍗42円)などを活用すれば、13年程度で投資費を回収できるといい、これが人気の背景になっているとみられる。
 【長浜市の太陽光発電システム設置補助金制度】自然エネルギーの普及推進のため、市内の業者を利用し、市内の住居、店舗、事務所、倉庫などに2㌔㍗以上の装置を設置した場合、最高15万円の商品券で交付。これとは別に国は1㌔㍗当たり3万円(システム価格が1㌔㍗55万円以下の場合)を助成。現在、電気の買い取り価格は1㌔㍗当たり42円。


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2012年11月26日

水相さんらが芸術祭賞

長浜文学祭、8部門の入選者決まる
 長浜文学協会(中野彰夫会長)は長浜文学祭の入選者を発表した。今年で54回目を迎える文学祭には、小説、随筆、詩、短歌、俳句、川柳、冠句、情歌の計8部門で約350人から応募があった。
 小説の部では高畑町の水相修躬さんの「積年の悔いの果てに」が芸術祭賞に輝いた。83歳の男性が小学校時代の同級生の女性に抱く「積年の悔い」の秘密が徐々に明らかになる物語で、男性を取り巻く家族の心温まる行動が爽やかさを誘う。選者の作家・木下正実さんは「わずか30枚以内の短編で1人の男と女の80年にもわたる人生を描いたのは見事。彼と彼女を取り巻く家族らの心根が美しい。それは作者の心根であり、生き様の断面でもあるのだろう」と評価している。
 そのほか、各部門で芸術祭賞、特選に輝いたのは次の皆さん(住所無記名は長浜市)。
 【小説】▽特選=若林達也。
 【随筆】▽特選=若林達也、森和、梅本尚孝。
 【詩】▽芸術祭賞=高井豊(彦根)▽特選=林良子、やまかみまさよ(彦根)、谷敏子(同)、毛利芳子、山岡美和子。
 【短歌・島野達也選】▽芸術祭賞=渡邉君子▽特選=平谷昌子、伊吹正弘、辻田忠俊、鳥塚とし代、中道節子(野洲)。
 【短歌・渡辺茂子選】▽芸術祭賞=高山清子▽特選=近藤甚一郎、柴田弥蔵、角川洋子(大津)、小堀由起(彦根)、西山冨美子。
 【俳句・林延生選】▽芸術祭賞=茂森三津子▽特選=西尾辰之(米原)、中川君枝、北川光子、川崎誠治、梅本尚孝。
 【俳句・岡俊明選】▽芸術祭賞=矢守ゆり子▽特選=伊吹正弘、黒谷光子、高山寛、槙島信子、北川光子。
 【川柳】▽芸術祭賞=滝口寿美夫(彦根)▽特選=平塚一枝、廣瀬悠紀子、杉江和夫、寺田節子(東近江)、渡邉君子。
 【冠句・秦谷淑子選】▽芸術祭賞=山田静子▽特選=笠原玲子、前川富江、塚田八栄子、川村峯子、香水きの枝。
 【冠句・松山花兄選】▽芸術祭賞=廣瀬悠紀子▽特選=西川正子、高田和子、大原ふさ子(甲賀)、鳥塚とし代、尾田和士。
 【情歌】▽芸術祭賞=廣瀬悠紀子▽特選=北川均、杉野水光、宮部信子、中田正道、橋本洋子。


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2012年11月22日

伊香女子柔道部、武道館へ

新人大会5年ぶり2回目の優勝
 伊香高校女子柔道部(上田健二監督)はこのほど、県柔道新人大会、団体の部で優勝。個人の部でも2階級を制覇し、来年3月に開かれる全国大会に県代表として出場する。
 同部の部員は1年生3人しかいないが、先鋒の黒田千博さん(内保町)、中堅の中島萌々果さん(湖北町二俣)、キャプテンで大将の中島萌花さん(西浅井町大浦)は中学時代から活躍している強者揃い。特進クラスに入っており、文武両道を目指し、「気遣いを忘れず、明るく元気に笑顔で、夢にむかって行動」するよう心がけている。
 県大会では準決勝、決勝で強豪の草津、近江を倒し、5年ぶり2回目の優勝。個人では中島萌々果さんが57㌔級、中島萌花さんが63㌔級を制覇し、全国大会に出場する。
 主将の中島さんは「まずは1勝。目標はベスト8」と意気込んでいる。なお、全国大会は3月19、20の両日、日本武道館で。


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2012年11月21日

フレッシュで芳醇、濃厚。佐藤酒造の新酒

23日から発売
 創業2年目を迎える佐藤酒造(榎木町)で今年の新酒が完成し、出荷作業がピークを迎えている。23日ごろから市内酒販店に並ぶ。
 完成したのは同社の代表銘柄「六瓢箪」の「新酒しぼりたて」と「新酒にごり酒」の2種類。佐藤硬史社長(38)によると「しぼりたて」は口当たりがやわらかく、芳醇な旨みがあり、後味の切れが良い。「にごり酒」は新酒もろみを荒ごしし、そのまま瓶詰めしており、濃厚でまろやかな口当たり。いずれも加熱殺菌処理を施していない生酒で、フレッシュ感を楽しめる。3月末までの冬季限定。
 佐藤社長は「縁起の良い六瓢箪の銘柄で、年末、新年に長浜の新酒を楽しんでもらえれば」と話している。いずれも720㍉㍑、1260円。問い合わせは同社℡(68)3600へ。


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2012年11月20日

絵本「川道の観音さま」

千手院、御開扉を記念して発刊
 川道町、川道千手院(岩崎英俊住職)は17年ぶりの本尊開扉を記念し冊子「川道の観音さま」を発刊した。観音の起源や由来を絵本と解説でまとめ、子どもから大人までわかりやすい内容となっている。
 絵と文は日本を代表する絵本作家で、正力松太郎賞を受賞している新潟県、千蔵院の住職・諸橋精光さんが描いたもの。今年5月、川道を訪れ、史実や地元の言い伝えを元に千手院の歩みを絵本で表した。
 後半は大人用の解説文で、国の重要文化財・御代仏の概要や同院の建物と四季を解説と美しい写真で紹介している。
 岩崎住職は「観音様の御心や歴史と伝統、祈りの心を次代につなぐために、形にしたかった」と話している。
 A4変形判、40ページ。オールカラー。1000部を印刷し、志納者らに配布した。残部わずか。希望者は同院℡(72)2169へ。


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2012年11月19日

花嫁はSLに乗って

「夢見心地」米原駅に長持ち唄がこだま
 昔ながらの伝統文化を再現するイベント「花嫁行列と長持ち唄」が18日、米原市米原一帯で賑やかに行われた。
 イベントは毎年、この時期、市内の観光名所で行われており、今年は花嫁行列がSLに乗車し、長浜まで向かった後、再び米原に戻り、米原東簡易郵便局から湯谷神社までを練り歩くことに。
 福田浩二さん(28)・絢奈さん(24)夫妻=米原市間田=と、山脇永寿さん(32)=三田町=、天盛晶子さん(32)=高月町雨森=らの一行約150人はSLに乗車するため、JR米原駅の自由通路を東から西へと、そぞろ歩き。通路内には長持ち唄がこだました。
 絢奈さんはカラフルな色打ち掛け。晶子さんは白無垢で、随所に可愛いバラがあしらわれたタレントの神田うのさんのデザイン。
 絢奈さんは福岡出身で、遠くから親戚を呼べなかったため、結婚式を挙げていない。浩二さんは「家族がこっそり応募してくれたことに感謝している。きれいな花嫁姿に惚れ直した」と嬉しそう。
 山脇さんはイベントの参加がきっかけで、天盛さんの両親に結婚の了解をもらえた。晶子さんは「夢見心地。こんなに嬉しいことはない」と感動していた。


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2012年11月17日

長浜初の小水力発電

余呉に設置、今月末から運用開始
 余呉町中之郷のウッディパル余呉に小水力発電が設置された。同所は発電した電気を人工栽培野菜ツブリナの照明電力に活用する考え。
 施設を指定管理し、山村振興と自然保護の両立を目指す株式会社「ロハス余呉」(辻市夫社長)が、今年4月から導入を進めていたもの。
 小水力発電は中小河川や農業用水路、上下水道などの水流で、水車型や、らせん型のファン(羽根)を回し、発電する技術。
 水力発電の設置には様々な規制があるが、発電量200㌔㍗未満の小水力発電については一昨年3月に規制が緩和された。東日本大震災による福島第一原発事故以降、再生可能エネルギーの一つとして注目を集めている。
 余呉町の山間地は水量が豊かで、発電の適地が多く、同社が採用したシステムは赤子山の脇を流れる谷川の水をパイプで集め、約6㍍下の発電装置に流し込む。
 発電装置はクロスフロー水車方式で最大出力は0・5㌔㍗。1秒間に数㍑程度の水量で発電が可能で、発電した電気はバッテリーに蓄電。インバーターで100ボルトの交流に変換できる。
 配線を終える今月末から供用開始。市から助成を受けており、設備費は約250万円。同社によると実用的な小水力発電の設置は市内初という。


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2012年11月16日

「本番に最高の演技を」

びわ北小で17日、冨田人形の上演
 地元の伝統芸能「冨田人形」を学んでいるびわ北小学校の5、6年生29人は17日、人形浄瑠璃を上演することになり、本番を間近に控え、仕上げに入っている。
 児童たちは9月末から練習を重ねており、保護者参観でオリジナル劇「竹生の弁才天」を演じる。
 物語は琵琶湖を舞台に、悪役人と村人のとの水争いを解決しようとする高僧らを弁才天が助けるというストーリーで、冨田人形共遊団(阿部秀彦団長)の指導で人形遣いのほか、三太夫、三味線も児童が担当。大道具の船や小道具などは地元ボランティアが製作。1〜4年生も合唱で舞台を盛り上げる。
 15日には通し稽古を終え、金澤滋典校長が「本番に最高の演技を」とエール。阿部団長も「今までの成果が出ている」と講評していた。


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2012年11月15日

柿を切ったらサルが去る?

米原市上板並で、木の剪定作戦
 獣害に悩む米原市上板並区で、サルの餌場となっている集落内の柿を刈り取る試みが22日行われる。放置されたままの木を伐採、剪定するもので、その成果に注目が集まっている。
 区内ではサルやイノシシ、シカなどによる農作物の被害が深刻で、特にサルは賢く運動神経が良いため、ネット柵や電気柵、ワイヤーメッシュなどを仕掛けても、効果が薄かった。
 住民らは獣害を掌握するため、大学で獣害対策を専攻していた「水源の里まいばらみらいつくり隊員」の加藤竜真さんの協力で、今年8〜9月、集落内の被害を調査。地図上に示すとサルの出没・目撃地点と柿の位置がほぼ一致し、柿とサルの数が比例していることが明らかになった。
 このデータを基に湖北農業農村振興事務所に獣害対策を相談したところ、柿を低木化するようアドバイスを受けた。木を低くするとサルが近づきにくくなり、高齢者でも収穫が容易で、放置柿を減少できるという。
 今月22日、事前に剪定講習を受けたメンバーによる2チームが、約20本を伐採する。
 伊賀並正信区長は「柿の木の上部はサルのパラダイスと化し、中には作物の収穫を諦めていた人もいた。果樹の伐採を懸念する声もあったが、これをきっかけに住民の意識が高まり、自主的に伐採している人もいる」と話している。
 【上板並の柿事情】84世帯あるが、過疎化で空き家が多い。また、他の集落と比べ、柿の数が多く、放置されたままの木も目立っている。県によると、サルにとって柿1個は1週間分の餌に相当する。3割程度の伐採で効果があり、「このような取り組みは県内でも珍しい」という。


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2012年11月14日

嶋津・田中さんが金賞

「人に笑顔を」県調理短大で作品展
 分木町、県調理短期大学(横田誠一校長)の料理作品展が14日開かれ、学生や卒業生、講師らの作品50点が並んだ。
 調理実習の日ごろの成果を発表するもので、今年のテーマは「ステップバイステップ」。学生たちは大学から支給された材料費2000円を基に、得意なジャンルの洋食や和食を披露した。
 1年の金賞は嶋津明里さん(20)=朝日町=の洋食「朝の光」。キノコやカボチャなど旬の味覚を、朝の日差しをイメージして表現した。
 2年で金賞を受賞した田中敦子さん(21)=野洲市=は、「落葉」と題して、栗やカニなど秋から冬にかけての食材を活用し和食膳に。田中さんは「人に笑顔をプレゼントできるような料理人になりたい」と話していた。なお、このほかの入賞者は次の皆さん。
 【1年】▽銀賞=松永祐綺▽銅賞=冨樫誠▽佳作=山元敬太、深津潤也、松居圭汰。
 【2年】▽銀賞=辻寛▽銅賞=加藤なつ美▽佳作=矢野武也、山田涼子、村田孝平。


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ホッケー中学男子、連覇

大東中生らの滋賀県選抜、全国優勝
 米原市の大東、伊吹山中などで作る中学生男子ホッケーの滋賀県選抜チームは10、11の両日、福井県で開かれた全日本都道府県対抗11人制ホッケー選手権大会で優勝した。2年連続の快挙。
 チームはさきごろの全日本選手権で活躍した選手を中心に両校と彦根南中の選抜メンバー22人で構成。
 20チームが参加した大会では1回戦、優勝候補の栃木を3対2で破って波に乗り、準々決勝、準決勝を危なげない試合運びで勝ち進み、決勝戦へ。
 福井県との対戦は0対0で延長戦にもつれ込み、それでも決着がつかず、PS(ペナルティストローク)戦となり、結局、ゴールキーパーのファインセーブで勝利。大会最優秀選手には主将の杉山惇士選手(大東3)が選ばれた。
 高木進一監督は「短い練習期間だったが、優勝できて嬉しい。大会を通して、将来的にホッケーを続けてもらいたいし、オリンピックを目指してほしい」と話していた。


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2012年11月13日

SNS婚活やカジノ提案

学生と市職員が斬新アイデア
 長浜市の若手職員と同志社大学の学生による政策発表会が10日、臨湖で開かれ、9チームが少子化対策や税収アップ、健康増進のための政策を提案。来場者の投票で、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用した「婚活」事業、琵琶湖にカジノ船を浮かべる構想の2案が入賞した。
 2010年の市職員研修で同志社大の風間規男教授(政策形成)を講師に招いたのを縁に、昨年から若手市職員有志と学生が共同で政策立案に取り組んでいる。
 今年は5月から市職員や、大学生混合の9チームが研究。10日に行われた発表会では結婚支援やカジノ、自殺防止、健康増進などについて、斬新なアイデアの提案があり、来場者135人の投票で優秀賞を決めた。
 入賞した婚活事業は、インターネット上の仮想空間で独身男女が「アバター」と呼ばれる分身を操って交流を深めるのと並行して、市内で利用者同士による「オフ会」を開き、ネット上の出会いを現実世界での出会いに結びつけるもの。初期システム導入経費600万円など事業費993万円を見積もった。ネット上のバーチャルな世界を、動画などを用いて分かりやすく解説し、来場者の好印象を集めた。
 カジノ構想は、シンガポールで直接雇用3万5000人、940億円の経済効果を生み出しているカジノ・リゾートを参考に、民間資金を生かして長浜港を拠点にホテル、レストランなどのリゾート施設を整備し、湖上にカジノ船を浮かべる。関連法律の採択、国の認可などハードルは高いが、滞在型観光、地域経済の活性化、税収アップの起爆剤と位置づけた。カジノ事業に関連する市の収益を83億円と見込み、インパクトの大きさが評価された。
 市人事課では「すべての提案が実現できるわけではないが、どこまで政策に取り入れることができるか、それぞれの担当課で検討する」と説明している。


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片桐さん2度目の金メダル

日本マスターズ柔道、無差別級で
 柔道教室、北桐館びわ道場代表の片桐清司さん(65)=高月町西阿閉=は10、11の両日、山口県で開かれた日本マスターズ柔道大会、M8クラス(男子65〜69歳)無差別級で優勝。5年ぶり2度目の金メダルを受賞した。
 片桐さんは同大会に体重別、無差別、団体の3部門にエントリー。体重別、団体では惜しくも2回戦で敗退したが、10人が出場した無差別級では1回戦、2回戦をいずれも体落としで1本勝ちし、決勝へ。
 決勝戦では元国体優勝者の本多喬さん(69)=新潟=の足払いのスキを突き、ツバメ返しで1本を奪った。
 大会前、柔道教室の教え子や保護者が、片桐さんの座右の銘「大和魂」を入れた横断幕を作ってくれ、試合ではこの横断幕に一礼してから畳に上がり、気合いを入れた。
 片桐さんは高校卒業後、警官となり、虎姫、長浜署や警察学校などに35年間、勤務。現在、「北桐館」の代表で柔道7段。これまで大会出場は7回で、うち6大会で3位以内に入賞し、優勝は5年ぶり2度目。「優勝できたのは横断幕のおかげ。子どもたちや保護者の気持ちが伝わってきた。喜びをひしひしとかみしめている」と感激していた。


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2012年11月12日

コハクチョウDVD「絆」

廣田さん、早崎ビオトープで記録
 虎姫診療所所長の廣田光前さん(63)は、湖北に飛来したコハクチョウの姿を記録したDVD「絆」を自主制作した。
 廣田さんは地元の自然を撮り続けており、家族愛が強いコハクチョウの姿に感動。今年2〜3月、早崎ビオトープに毎週末、通って撮影。13分間のDVDにまとめた。
 映像の中にはコハクチョウが遠く4000㌔離れたシベリアから飛来し、家族単位で行動することなどを動画と解説を交えながら紹介。飛び立つ群れをスローモーションで追いかけている。
 画像からは離陸する際、お互いぶつかり合わないようにし、泥の中から出てきても、毛に撥水機能があるため、きれいなままの姿でいられることなど、コハクチョウの生態が良くわかる。
 BGMは大井町の音楽家・饗場公三さん(清音ミュージック)が担当。サラウンド効果を利用して、観る人の気分を高揚させたり、リラックスする音楽を場面に応じて流している。
 廣田さんは10年ほど前、台湾から日本に帰化しており「人間は同じ地球の上で、争いごとをしているが、鳥の世界に国境はなく、意味無く傷つけ合ったり、殺したりしない。DVDを通して絆を再確認できれば」と話している。
 12月から販売。1枚1000円。問い合わせは饗場さん℡(73)3165へ。


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民俗衣装で異文化知る

多文化共生フェスタ、多国籍屋台も
 市民と在住外国人との交流、外国文化への理解を目指して、11日、港町の臨湖で「ながはま多文化共生フェスタ」が開かれた。
 日本人移民と在日ブラジル人との交流を描くドキュメンタリー映画「ブラジルから来たおじいちゃん」の上映をはじめ、民俗衣装体験やフリーマーケットなどがあった。民族衣装体験コーナーでは日本の振袖をはじめ、中東、アフリカ、中南米の衣装を試着でき、来場者が思い思いに変身していた。屋外ではインド、タイ、中国、韓国、ブラジルなどの屋台が並び、インド料理はタンドールと呼ばれる窯を持ち込んで、「ナン」を焼くなど本格的。来場者は料理を通してそれぞれの国の魅力を満喫していた。
 フェスタは長浜市民国際交流協会を中心とする実行委員会(会長=松井善和・同協会理事長)が初めて企画した。


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2012年11月09日

長浜北中が2度目の優勝

第3回県中学校軟式野球新人大会で
 長浜北中学校の野球部はこのほど、甲賀市民スタジアムで開かれた第3回県中学校軟式野球新人大会で優勝した。
 大会には95チームが参加した秋季総体の各ブロックで1位となった10チームが出場。第8ブロック代表の長浜北は八幡東を5対2、比叡山を4対1で破り、決勝戦へ。強豪、粟津(大津)を2対1の接戦で下し、2年ぶり2回目の優勝を果たした。
 新チームは守備で流れを作り、点を取る試合運びを得意とし、大会ではコントロールが良く、カーブ主体で三振がとれるエースの沢尾真暉投手(2年)が全試合を投げ抜いた。
 主将の杉中佑伊捕手(2年)は「力はないが、一体感のあるチーム。エラーが多いため、守備を強化したい。優勝は嬉しいが、気を抜かず、夏に向け練習を頑張りたい」と話している。
 なお、ベンチ入りした選手は次の皆さん。
 沢尾真暉、杉中佑伊、石井靖弘、田中敦也、小幡渉、辻野蒼、前田康太、大川克海、澤田裕貴、中口大輝、井川達也、谷村翔斗、川村滉斗、澤面蓮、小幡駿、下山斗慎、岩崎楓真、福原翔真、西谷遥希、小林瞭太朗。


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詩の朗読、元気に発表

長浜南小児童62人、百人一首も
 長浜南小学校(佐々木尚隆校長)で9日、詩の暗唱大会があり、児童62人が体育館のステージで全校児童や保護者を前に発表した。
 同校では普段から詩の暗唱に取り組んでいる。覚えた詩を家庭や学校で発表し、校長から「合格」のお墨付きが出れば暗唱賞を受賞できる。6年前から詩の発表会を開き、各学年の予選を通過した児童が出場している。
 この日は個人の部に19人、団体の部に17組43人が出場し、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」、夏目漱石の「吾輩は猫である」などを発表していた。中には百人一首の「秋風にたなびく雲の絶え間よりもれいづる月の影のさやけさ」を詠み、「秋の月は美しい。今も昔も人の心は同じだな。五・七・五・七・七の中に込められている気持ち。日本文化は素晴らしい。僕は絶対100首全部覚える」と宣言する児童もいて、会場から大きな拍手を受けていた。


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2012年11月08日

日光浴びて「あまんぼう」

晩秋の風物詩、干し柿作り
 米原市日光寺で、晩秋の風物詩、干し柿の「あまんぼう」作りが始まった。
 高さ約5㍍の「柿屋」と呼ばれるやぐらに渋柿6000個が、カーテンのように吊され、日光を浴びながら、日増しにアメ色になっている。
 同所の干し柿は日当たりの良さと風の冷たさで甘みが強く、昔から特産品として各地に出荷していた。
 戦後、洋菓子などの普及で、自然消滅したが、1996年に、住民有志が生産グループ「サンワークス」(奥村幹男会長・28人)を発足し、「昔ながらの味」を復活させた。
 干し柿は2週間ほど吊した後、手もみ。さらに2週間、むしろ上で天日にさらすと、おいしさの証となる「白い粉」をふく。
 23日の「おふくろ市」(道の駅・近江母の郷)で販売するほか、12月上旬から現地でも販売する。


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商店街で出会いを♥

商議所青年部が「街コン」を企画
 長浜商工会議所青年部は12月9日、市街地商店街で独身男女の出会いの場として「街コン」を開く。
 街コンは商店街などを舞台に「合コン」(食事会)を開くことで、男女の出会いと街の賑わいの創出の一石二鳥を狙うイベントで、全国で人気を呼んでいる。
 当日は午後1時に長浜市曳山博物館に集合。「カレー&バー・サイ」「ヨシノ」「セカンドブーズ」の3店舗で飲食しながら歓談を楽しむ。
 青年部のみらい長浜福祉委員会(堀田昭人委員長)は「未婚化の進行は少子化、人口減少といった地域全体の課題であり、長浜も例外でない」と指摘し、「街コンで異性、異業種の市民が交流し、恋愛や結婚だけでなく、友達作り、仕事上の関係作りにもつなげてもらえれば」と参加を呼びかけている。
 参加費は男性6000円、女性4000円。対象は市内在住、勤務の成人男女。既婚者不可。同性2人で参加する。定員は各30人。申し込みは商工会議所青年部℡(62)2500へ。定員に達し次第、締め切る。


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2012年11月07日

民俗衣装や多国籍屋台で交流

11日臨湖で多文化共生フェスタ
 市民と在住外国人との交流、外国文化への理解を目指し、11日、港町の臨湖で「ながはま多文化共生フェスタ」が開かれる。長浜市民国際交流協会や市、教育委員会、奉仕団体などで組織する実行委員会(会長=松井善和・同協会理事長)が初めて企画した。
 日本人移民と在日ブラジル人との交流を描くドキュメンタリー映画「ブラジルから来たおじいちゃん」の栗原奈名子監督の講演(午前10時20分)と上映(同11時)、国際カラオケ大会(午後2時)のほか、ブラジル、インド、タイ、韓国などの料理を振る舞う多国籍屋台、フリーマーケットなどがある。
 また、国際協力機構(JICA)の協力で、シリア、ウズベキスタン、エルサルバドル、ボリビア、セネガル、マレーシアなどアフリカ、中南米、アジア、中東地域の民族衣装を取り揃え、自由に試着体験、写真撮影ができるコーナーも。世界の国々の衣装に袖を通すことで、風土や文化に触れられるユニークな企画で、来場者の興味をそそりそう。
 午前10時から午後4時半まで。問い合わせは同協会℡(63)4400へ。


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元三大師生誕千百年

虎姫時遊館で16日まで、講演会も
 三川町の虎姫時遊館で、「元三大師」生誕1100年を記念した企画展が開かれている。
 元三大師(良源)は延喜12年(912)、三川に生まれ、幼い時から比叡山で修行を重ね、55歳で第18代天台座主に。堂塔の整備や教学の振興に功績をあげ、「中興の祖」とも呼ばれ、おみくじ大師や厄除け大師としても有名。
 企画展では元三大師とゆかりが深い「木造薬師如来座像」(智蔵院)や「慈恵大師像の掛け軸」(光明寺)、江戸中期から昭和にかけてのおみくじ箱、昨年、地元の人たちが作った「元三大師かるた」の原画など約40点を展示。午前9時から午後5時、16日まで。無料。
◇    ◇
 11日午後1時半からは講演会。大津市歴史博物館の寺島典人学芸員が「元三大師の肖像と文化」をテーマに話す。無料。問い合わせは同館℡(73)5030。


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2012年11月06日

大通寺・安楽寺からも撤退

湖北の菊花展、高齢化、資金難で
 大通寺(元浜町)と安楽寺(細江町)で開催されていた菊花展が愛好家団体の高齢化や会員不足などで存続できなくなり、今年、1会場に集約された。
 湖北地域では60年以上前から長浜豊香会と北近江秋香会による大規模な菊花展が開催され、多くの観覧客で賑わった。
 ところが、ここ数年、会員の脱会が相次ぎ、メンバーも高齢化。資金不足や会場設営難なども重なり、昨年、大通寺会場は市民プールに変更したものの、膨大な経費がかかったため、存続不能に。また、安楽寺の菊花展も市の助成金カットで中止を余儀なくされ、今年は2団体で「北近江豊香会」を結成。北近江リゾートの協力で何とか、菊花展の存続にこぎつけた。
 事務局の越中隆さんは「湖北の菊文化の継承も大切。今後は女性の加入なども勧めたい。昔は会場狭しと、菊が並んだのだが…」とさみしそう。


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賤ヶ岳に「冒険遊び場」

子どもの自由な発想を応援
 子ども達が自然の中で自由に遊べる機会を作ろうと、木之本町内の女性3人が「賤ヶ岳冒険遊び場の会」を立ち上げ、今月10日、木之本町大音の古民家で初めての催しを開く。
 三國陽子さん(木之本町木之本)、山岡有子さん(同)、稲垣里香さん(同町石道)の子育てママ3人が市社会福祉協議会の支援で会を立ち上げた。賤ヶ岳のふもとにある古民家の空き家を地主から借り、活動の拠点に。
 「遊び場」では、火を起こして食べ物を焼いたり、木登りしたり、ロープを張って綱渡りしたりと、子ども達の発想にまかせて、自然の中で遊びを満喫する。「自分の責任で自由に遊ぶ」「弁当とケガは自分もち」をモットーにし、「危ないからダメ」ではなく、子ども達の「やってみたい」を大切にしている。
 三國さんは「今の子ども達はテレビゲームや与えられた玩具で遊び、外遊びも遊具のある公園。自然がたくさんあるのに、都会と同じ遊びをしていることに矛盾を感じている。子ども達に本当に必要な遊びは何なのか、考えたい」と話している。
 市内では豊公園を拠点にする「ながはま冒険あそび場」に続いて2つ目の遊び場の誕生となった。
 10日の賤ヶ岳冒険遊び場では、木工、焼き芋、穴掘り、火起こし、探検などを計画している。午前10時から午後2時まで。参加自由。今後、毎月第2土曜に活動する。
 問い合わせは市社会福祉協議会浅井支所℡(74)8200へ。


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2012年11月05日

17年ぶり開扉で賑わう

川道観音、総勢500人のお練りも
 川道町の川道観音千手院(岩崎英俊住職)で、国の重要文化財「千手観世音菩薩立像」が17年ぶりに開扉され、連日、多くの参拝客で賑わっている。
 観世音菩薩が33の姿で衆生を救済するとされることから、同院では700年余前から、33年ごとの「本開扉」、その中間、17年ごとの「中開扉」で法要を営んでいる。
 開扉初日の3日には「お練り供養大法要」を営んだ。
 稚児120人を含む総勢約500人の行列は米原市福田寺の公家奴振りを先頭に、集落北の地蔵堂から同院までの約500㍍をゆっくり練り歩き、開扉を祝福。その後、法要や冨田人形の三番叟披露、もちまきがあった。
 開扉は午前8時から午後4時、11日まで。


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飯田史彦さんが講演

14日商議所で、「生きがい論」説く
 長浜商工会議所女性部は14日午後1時半から商議所2階ホールで、「生きがい論」を説いている経営学者・飯田史彦さんの講演会を開く。
 飯田さんは福島大学経営学教授と並行して自殺防止、終末期医療などのボランティア活動を展開。教授辞職後はメンタルヘルス・マネジメント研究所の所長、スピリチュアル・ケア研究所「光の学校」校長を務めながら、企業や病院などのコンサルティングや、医療機関でのカウンセリングを行っている。著書「生きがいの創造」シリーズは200万部の発行。
 当日は「生きがいの創造〜私たちは、なぜ生きているのか?」をテーマに話す。定員100人。入場無料。申し込みは9日までに商工会議所☎(62)2500へ。


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2012年11月02日

下八木の秋の風物詩

86歳の中辻さん、菊花展12年
 下八木町の中辻留夫さん(86)は12年前から毎年、この時期、自宅前の通りで菊花展を続けており、話題となっている。
 中辻さんは長年、大工をしていたが、17年前に引退し、老後の楽しみとして菊作りを始めた。「菊作りは土作りから」と呼ばれるほど難しいが、毎日、手入れを欠かさず、丹誠込めて育てたため、きれいな大輪を咲かせるようになった。
 菊の愛好家団体「豊公会」に入り、大通寺や安楽寺、護国神社(彦根)にも出品。交配や品種改良などを手がける北近江菊花研究所も発足させた。
 自宅前の展示会場にはダルマや福助、懸崖や小品など約400鉢を並べており、近所の俳句愛好家の作品も掲示。下八木の秋の風物詩として定着している。
 中辻さんは「時代の移り変わりやメンバーの高齢化などで、愛好家が激減しているが、きれいな花をいつまでも咲かせたい」と話している。20日ごろまで展示。


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200年前も獣害に苦悩

米原市の新指定文化財「峠のシシ垣」
 米原市はこのほど、江戸時代の獣害対策の跡「峠のシシ垣」(小泉)を新指定文化財に指定した。地域の住民が約200年前にも、イノシシやシカの被害に悩まされていたことがうかがえる貴重な歴史資料(写真)。
 シシ垣が作れる場所は周辺に花こう岩、石灰岩など岩石が豊富に採取できる山沿いに限定され、県内では東近江、大津(志賀地区)と米原のみ。1700年代から1800年代に盛んに作られた、とみられる。
 米原では伊吹地区と小泉地区を結ぶ県道東側にあり、台地状の耕作地を野生獣から守るため大きな石灰岩を塀のように積み上げた。総延長は約2㌔、高さは最高2・5㍍にもなり、県内屈指の規模。
 獣害は乱獲や耕地開発などで周期的に発生することがわかっており、そのたび人々は「土を盛る」「杭打ち」などの対策を講じており、「小泉 藤田家文書」(文政7年)には「8年前の大火事で焼けた上、山からシカやイノシシが降りて来て田畑を荒らし、困っている」という記録が残っている。
 現在、シシ垣の向かい側の畑には電気柵が張り巡らされており、人と獣の知恵比べが対比できる。


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2012年11月01日

ゆう歌舞伎、今年も魅せます!

2、3日曳山博物館、子ども教室発表も
 市民による手作り歌舞伎「長濱ゆう歌舞伎」の公演が2、3日、長浜市街地の曳山博物館で開かれる。子ども歌舞伎教室の発表会も同時公演され、31日にはリハーサルを行った。
 ゆう歌舞伎は長浜曳山まつりの伝統を生かして商店街を活性化させようと、ゆう壱番街商店街振興組合が1997年から始め、今年で16回目。一般公募による役者が舞台に立ち、大道具もすべて手作り。演目は「絵本太功記十段目尼ヶ崎閑居の場」。本能寺の変で信長を討った明智光秀(作品中は武智光秀)を主人公に「三日天下」を題材にした物語。
 子ども歌舞伎教室は市内の小学生に伝統芸能の子ども歌舞伎に親しんでもらおうと長浜曳山文化協会が開講した。演目は源平合戦の一場面を描いた「一谷嫩軍記熊谷陣屋の場」。
 2日は午後6時半に開演し、第1部が子ども歌舞伎、第2部がゆう歌舞伎。入場料1000円。3日は午前11時から長浜西中生による琴演奏と子ども歌舞伎。無料。午後2時からゆう歌舞伎。1000円。問い合わせはみのや☎(62)3776へ。
 出演者は次のみなさん。
 【ゆう歌舞伎】和田展幸、七里八須子、中橋恵美子、中川凌、堤園子、西村知子、土田桂緒莉。
 【子ども歌舞伎】岸田健太、渋谷祐太、大塚創史、平礒愛巳、中川琴恵、藤田彩花、藤岡詩香、笹原あかり、中村遥玖、上野穣、筒井大貴。


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ガラスと自然木の共演

柴田さん、内保町で初の個展
 元小学校長の柴田郁造さん(65)=室町=の初の個展「ガラス光彩&木質を楽しむ造形遊美」が1日から内保町内で始まった。6日まで。
 「小学生のころからモノを作ることが大好きだった」と語る柴田さんは彦根市の平田小、鳥居本小、米原市の伊吹小校長などを経て、4年前に定年退職したのを機に工芸や彫刻を始めた。「ノートルダム寺院など海外の教会を訪れた際、ステンドグラスに光が差し込む美しさに感動した」と、黒壁で2年間、ステンドグラスの創作を学んだ後、ステンドグラスと自然木を自由な発想で組み合わせた作品を作っている。
 個展では長浜市美術展、米原市芸術展などの入選・入賞作品10点を含む、ランプやオブジェなど約50点を並べている。会場は内保製材モデルハウス「感響の家」。市役所浅井支所から東へ徒歩3分。午前9時半から午後5時まで。


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