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最新の環境技術がずらり

長浜ドームでビジネスメッセ開幕
 今年で15回目を迎える環境産業見本市「びわ湖環境ビジネスメッセ」が24日、長浜ドームで開幕した。
 300の企業、団体、研究機関が地球環境に優しい最先端の技術やサービス、商品を紹介している。初日は嘉田由紀子知事らによるオープニングセレモニーが行われ、ビジネス関係者が大挙。ドームの入り口には入場待ちの行列が出来た。会場内ではパンフレットを配ったり、機器を実演したりで自社技術を積極的にアピールし、場内に設けられた商談ブースでは早速、話に花を咲かせる様子もみられた。
 環境メッセは26日まで開かれている。


企業誘致の姿勢語る 韓国女性副知事、嘉田知事と対談
 環境メッセ初日は長浜ドームのセミナー室で嘉田由紀子知事と韓国慶尚北道の李仁善・副知事の会談が行われた。「女性政治家の目線から見た日韓の流域環境保全と地域振興」をテーマに、滋賀と慶尚北道の取り組みについて意見を交換した。
 李副知事は衛生・免疫学の研究者で、日本に滞在したことも。研究成果を企業活動に反映させていたことから「純粋な科学者というよりは政策者」と自身を紹介した。一方、嘉田知事は「琵琶湖の水が汚染されると、下水道を整備するのが政策。なぜ水が汚れるのかを追究するのが学者」として、政治家と学者の違いを解説。そのうえで、琵琶湖の水質保全について「私はフナ寿司が大好き。たくさん食べるにはニゴロブナが琵琶湖で育つ環境が必要。そのためには琵琶湖の生態系が健全でないと」と語った。
 李副知事は2009年から慶尚北道を流れる韓国最長の川「洛東江」の整備に2兆7000億ウォン(1ウォン=0・07円)を投じて水利事業を行い、豊富な水資源と地元の38大学の人材を生かして企業誘致に取り組んでいると説明。日本の産業構造と同じく韓国でもソウルへの一極集中が課題となっていることから「海外企業に対して50年間、無償で敷地を提供し、法人税も免除している」と、思い切った優遇策をとっていることを紹介した。
 また、積極的な企業訪問で課題を把握し、政策に反映させているとして「私は嘉田知事と同じ科学者でも、企業との約束を最優先する『科学政策者』。現場の意見を聞いて政策立案することが大切」と語っていた。
 李副知事は慶尚北道の道庁所在地・大邱で来年、クリーンエネルギーエキスポ、2015年に世界水フォーラムを開くことを紹介し、日本企業の参加、来場を呼びかけていた。


2012年10月24日 18:34 |


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