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沢宏靭、没後30年展

近代日本画史に影響を与えた長浜の画人
 長浜出身で、近代日本画史に影響を与えた画人・沢宏靱没後30年の企画展が長浜城歴史博物館で開かれている。11月18日まで。
 宏靱は明治38年、神戸町(現元浜町)生まれ。大正時代、京都画壇で活躍し、戦後は日本画家、上村松篁らと共に新しい日本画の創造を目指す「創造美術」の結成に加わり、写生を踏まえた叙情的な風景画を得意とした。
 展示は戦前から晩年までの5期に分け、各時代の代表作など47点を展示。1031年作の「機」は、宏靱が幼少の頃に強い印象を受けたビロード機(手織機)の情景を初々しく描写。「牟始風呂」(1934年)は妻のふくと長男の葵巨矢が土間の桶風呂に入っているシーンで、写生を基調にした初期の代表作とされている。
 観覧に訪れた孫娘(兵庫県在住)は「こんなに一堂で、作品を見たことは初めて」と驚いていた。会期中、市街地などで沢宏靭にちなんだ講演会やイベントがある。問い合わせは同博物館℡(63)4611へ。


2012年10月25日 18:38 |


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