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川道観音、17年ぶり開扉

3〜11日まで大法要、重文の御代仏も
 「川道の観音さん」で親しまれている川道町の川道観音千手院(岩崎英俊住職)で11月3日から、平安時代初期の作で国の重要文化財「千手観世音菩薩立像」が17年ぶりに開扉される。
 観世音菩薩が33の姿で衆生を救済するとされることから、同院では700年余り前から、33年ごとの「本開扉」、その中間、17年ごとの「中開扉」で法要を営んでいる。
 昨年6月、国の重文に指定された本尊の御代仏「千手観世音菩薩立像」も同時公開する。年1回、開帳されている立像は長浜市文化財保護センターの秀平文忠さんの調査などで、本尊と同様、平安時代初期の作品と判明。市、県指定を飛び越えて異例の重文指定を受けた。


26㍍の幡母衣
 開扉を前に、同院の境内には高さ26㍍の仏具(装飾)、幡母衣が建てられた。
 幡母衣は魔除けと天部の仏や800万の神が宿るとされ、大法要の無事を祈って建てる。
 柱のスギは8月下旬、35㌔離れた岐阜県の今須(関ヶ原町)から切り出し、台車に乗せ、地元住民20人が歩いて運んだ。
 先端には長さ8㍍の割り竹38本を花びらのように飾り、中央には魔除けのヤリを取り付けている。2つの大きな吹き流しも飾られ、秋風に乗って大空を舞っている。


大法要の日程
 3日午前10時から川道のメイン通りで、米原市長沢の公家奴振りや、120人余りの稚児ら総勢300人が練り歩く「お練り供養」。午前11時から西国七番札所の岡寺山主で真言宗豊山派総本山、長谷寺の寺務長を務める川俣海淳僧正の開白法要。法要の後、冨田人形の三番叟披露、約6000個のもちまきがある。
 4、7、10日は午後1時から奉賛志納者の開運などを祈願する法要、最終日11日午後4時からは、閉扉法要が営まれる。


2012年10月30日 15:50 |


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