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太鼓踊り、今年で見納め?

下余呉、少子化で来年以降、休止
 余呉町に伝わる県指定無形文化財「下余呉の太鼓踊り」が少子化で担い手不足となり、来年以降の存続が難しい状況になっている。
 この地域は木材の産地で、昭和中期、東本願寺の再建の際、建築資材を京都まで搬送した。太鼓踊りは地元の人たちが運搬する人たちを慰労したのが始まり。現在のようなスタイルになったのは昭和48年ごろとされる。
 踊りは大太鼓の男子中学生2人を中心に輪となり、小太鼓や鉦を持った男児が「近江八景」などの歌に合わせ、踊りながら楽器を打ち鳴らす。笛を担当する女児も合わせると、総勢30人以上が必要。
 7年前から小太鼓を担当する男児が足りなくなり、中断していたが、昨年人数が確保できたため、6年ぶりに再開にこぎつけ、今年も引き続き、継続することができた。
 住民の間では「経験者が途切れると、伝統を受け継ぐのが難しくなる」「すたれてしまう」などと危機感を募らせているが、今後の運営について下余呉青少年育成委員会の村上義幸委員長は「来年以降再び、小太鼓の打ち手が足らなくなる。再開の見通しは立っていない」と話している。
 なお、太鼓踊りは8月19日、下余呉乎彌神社で奉納される。


2012年07月25日 16:48 |


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