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三姉妹効果で売上8億円

黒壁決算、過去4番目の好成績
 黒壁は26日の総会で2011年度の決算を報告。NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」に合わせて開かれた浅井三姉妹博覧会の効果で、黒壁スクエアを訪れた「来街者」は過去最多の244万人を記録し、近年低迷していた売上は創業以来4番目に多い約8億円を計上した。
 店舗別売上はガラス館2億5400万円(前年度比28・9%増)、オルゴール堂8600万円(同22・2%増)、札の辻本舗6500万円(同30・3%増)、青い鳥5900万円(148・3%増)。また、日本酒やワイン、ビールなどの酒類販売を昨年7月から実施し、販売9カ月で約600万円を売り上げた。
 総売上は前年度比26・2%増の7億9700万円にのぼり、利益も3500万円を計上した。
 また、ガラス体験教室の受講者が3万0175人にのぼり、09年の2万1981人、10年の2万5300人と順調に伸びている。
 ガラス製品を見て買うだけでなく、製作に挑戦する体験型観光の需要が高まっているとみられ、同社では「ガラス体験のアイテムの見直しを含めて受け入れ態勢の整備をはかりたい」としている。
 黒壁は長浜市が出資する第3セクターとして1988年に創業し、ガラス文化による街おこしが中心市街地活性化の成功例として全国の注目を集めている。しかし、97、98年に9億円近くの売上を計上して以来減収が続き、経営の建て直しが課題となっている。11年度の業績は、同社が「公共電波の威力を改めて認識した」とレポートするように三姉妹効果によるところが大きく、総会の席で藤井勇治市長は「イベントがなくても安定して利益を出せる黒壁へと経営体質を変化させる必要がある」と述べていた。


2012年06月26日 15:08 |


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