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虎高で先進的な科学教育

文科省のSSHに、全生徒が
 虎姫高校は今年度、先進的な科学教育を重点的に行う高校「SSH」(スーパーサイエンスハイスクール)に文部科学省から指定され、注目を浴びている。
 1年は週1時間、従来の「情報A」「数学」「理科」を総合的に実践する「究理Ⅰ」を学ぶ。ミニ課題研究やサイエンスフィールドワークで調査や発表などに興味を持たせ、自ら考え判断し、行動する力を養う。
 2年は高大連携のサマーセミナーや科学講演会を受講。うち「理系SS」コースの生徒は「究理Ⅱ」(週2時間)で、選択制の課題研究に取り組み、ミシガン州立大学と連携した科学英語講座などを受ける。
 3年は週3~4時間、文系が原発・脳死・食品添加物など科学的な要素が加わった政治、経済などを学ぶ「トランスサイエンス」。理系が高校の枠を超えた発展的な物理や化学、生物、数学を学ぶ授業「SS」を実施。
 このほか、従来行っている高大連携に新たに長浜バイオ大を加え、電子黒板やスマートフォンを活用した授業なども。また、科学探究部を中心としたサイエンスショーやカスミサンショウウオの飼育保護、中学生対象のオープンスクールなどで外部に情報発信してゆく。
 5年間の継続事業で約5600万円の支援事業費は講師の招へいや機材の購入などに活用。見直しを図り、「第2段」に向けたプログラムを研究開発する。
 県内では膳所、彦根東、立命館守山がSSHに指定されている。虎高は「専門的科学者」(理系)と「科学を支える市民」(文系)を育成するための教育プログラムを導入しており▽探究力▽表現力▽協働力などを養い、社会に出ても役立つような力を身につけさせる。
 県教委によると、文系、理系に関わらず学校単位でSSHに取り組んでいる高校は全国でも少ないという。


2012年06月22日 14:44 |


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