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水没集落の実態に迫る

西浜千軒遺跡展、長浜城歴史博物館で
 大地震により一夜で水没したとされる西浜千軒遺跡を取り上げた特別展示「西浜千軒が語る水没村の世界」が長浜城歴史博物館で開かれている。
 祇園町の琵琶湖沖約100㍍には、かつて「西浜村」と呼ばれる集落があり、室町時代の寛正年間(1460〜66年)に起きた大地震で水没したとの伝承が残っている。
 2011年、県立大学の学生で組織する「琵琶湖水中考古学研究会」が伝承に基づいて水中調査を行ったところ、五輪塔や石仏、土器類など集落の痕跡が見つかり、遺構などの年代から1586年に発生した天正大地震(マグニチュード7・9)による地すべりで水没したと解明した。
 天正大地震では長浜城が倒壊、城主だった山内一豊の長女・与禰が死亡した。下坂浜千軒遺跡も天正大地震による地すべりで水没した集落跡とされる。
 博物館では、遺跡から出土した五輪塔の一部や石仏片、土器など17点のほか、写真パネルなどを展示し、水没した集落、大地震の被害について考える。
 入館料は一般400円、小中学生200円(湖北地域は無料)。午前9時から午後5時、7月17日まで。


2012年06月07日 17:36 |


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