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仏像の盗難にご用心

保護センターが防犯と啓発チラシ
 長浜市内の寺院から相次いで仏像などが盗まれた事件を受け、市文化財保護センターは文化財盗難に用心するよう啓発チラシを作成した。
 市内では1日から3日にかけ、旧浅井町の南郷、大門両町の寺院から仏像や掛け軸など計9点が盗まれる事件が発生している。
 同センターによると、文化財窃盗犯は、写真や記録がなく捜査の手が及びにくい未指定文化財を中心に狙う傾向があり、犯人逮捕で仏像が見つかっても、元の所有者を特定できないことが多くある。所有者すら姿を見たことのない秘仏の場合、盗まれたことにも気付かないケースもあるという。
 このため、仏像などの文化財をあらかじめ写真に残し、寸法などを測っておくと、万一、盗難事件に巻き込まれても、戻ってくる可能性が大きくなる。同センターは「信仰の対象である仏様にカメラを向けるのは抵抗があるかもしれないが、万一の場合、写真と記録をもとに捜査網が敷かれ、水際で救い出すことにもつながる」と自衛を呼びかけている。
 同センターの秀平忠文さんは「犯人は事前に下見をしているとみられる。地域住民が文化財を見守り、他府県ナンバーの車など不審者がいないか目を光らせることが抑止にもつながる」と話している。
 チラシは指定文化財の所有者に発送するほか、自治会長宛に配布する。


2012年06月06日 17:24 |


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