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地酒「湖濱」を長浜代表に!

40年ぶり復活、市民有志が応援
 榎木町の佐藤酒造(佐藤硬史社長)が昨年、約40年ぶりに復活させた地酒「湖濱」を、長浜を代表する銘柄へ盛り上げようと、まちづくり活動などに取り組む沢田昌宏さん(54)=沢田商店社長=が呼びかけ人となって「湖濱応援団」を結成。会合などを開いて、味の方向性やPR方法などを検討している。
 佐藤酒造は明治初期に長浜八幡宮前で創業し、「湖濱」は代表銘柄として地域に愛されていた。しかし、1973年に湖北地域の8社が酒造免許を統一して「滋賀第一酒造」を設立したのを機に姿を消した。
 日本酒需要の低迷で昨年、滋賀第一酒造が廃業し、佐藤社長が新しい酒造会社を設立。米と米麹のみで仕込んだ純米酒を「湖濱」として復活させた。淡麗・辛口が日本酒の主流となる中で、新しい湖濱は濃厚で芳醇、甘みのある味が特徴。現在、市内の飲食店15店舗程が扱っている。
 湖濱応援団は昨年10月に結成され、有志15人程が参加。これまでに3回の会議を開き、4日夜には高田町の創作日本料理店「塩梅」で「第1回湖濱と料理を楽しむ会」を開いた。
 「長浜への郷土愛を感じ、湖濱を応援したいと手を挙げた」と語る中嶋利直店主(35)は、この日のために、カジキマグロ、鴨、ビワマスなどを素材に、湖濱との相性をイメージして7品を創作した。
 常連客ら10人が楽しむ会に参加し、男性客は「白ワインのように飲みやすい」「料理に良く合います」と語り、往時の湖濱を知る女性客は「長浜に昔あった湖濱を取り戻してくれて嬉しい」と感激していた。
 沢田さんは「お酒は文化。皆で知恵をしぼって湖濱を育てたい」と語り、佐藤社長は「湖濱を長浜の代表銘柄にしたい。出来はまだまだで勉強が必要だが、徐々に洗練させたい」と話している。
 湖濱に関する問い合わせは佐藤酒造℡(68)3600へ。


2012年04月06日 15:25 |


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