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学芸員の確保、育成を

県博物館協議会が緊急アピール
 県内77の博物館・資料館が加入している県博物館協議会の篠原徹会長(琵琶湖博物館館長)は22日、長浜市の藤井勇治市長に専門職員の確保育成や文化遺産の保存などを盛り込んだ「緊急アピール」を手渡した。
 アピールはイベントなどに流されない基礎的な調査・研究活動の確保や専門職員(学芸員)の養成、歴史資料の保存―などを求めている。
 篠原会長は「歴史や自然、文化遺産が観光、環境に結びつければ。文化の衰退はボディブローのように、除々に効いてくる。即効薬はない。かつて博物館は知識の入口といわれたが、今は市民意識が高く、深い理解に応えられる施設が求められている。長い目で見た施策を」と市長に呼びかけた。
 藤井市長は「行政はお金儲けができないが、『費用対効果』が大きな決定条件になっている。この地域は仏教や伝統的な祭が根付いており、比較的理解してもらえるのでは。行政もしっかり頑張り、受け止めてゆきたい」と答えていた。 
 緊急アピールは嘉田由紀子県知事にも手渡されており、篠原会長は今後、県内他市町を順次、訪問する予定。
 なお、長浜城歴史博物館の場合、学芸員の高齢化が進んでおり、平均年齢は40代後半。歴史資料を保管する収蔵庫も不足しているという。


2012年02月22日 17:30 |


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