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運動遊びで脳を活性化

長浜市教委が県内初、心も育成
 長浜市教委は今年度、市内3幼稚園で、脳を活性化させる「運動遊び」を県内で初めて導入。全身運動が心の育成にも役立っている。
 平成23年度、県や市の体力運動能力調査によると、市内の小学生は全国平均(22年)を50とした場合、男児47・9、女児47・6ポイントといずれも低い水準。就学前教育を重視する市教委は、兵庫県豊岡市が導入している「柳沢運動プログラム」に着目し、長浜北、神照幼稚園と、とらひめ認定こども園に試験的に導入した。
 プログラムは松本短期大学(長野県)の柳沢秋孝教授が考案したもので、子どもの発達段階やメンタル面を考慮し、無理なく楽しく体を動かすことで「動ける体」を作り、脳を活性化させる。
 プログラムはカンガルーやカエルジャンプ、クマ歩きやスズメのぶら下がりなどから始まり、最終的には▽側転▽跳び箱の開脚飛び越し▽連続縄跳び▽鉄棒の逆上がりーを目標としている。
 現在、市内の園では脳トレーニングやリトミック運動を取り入れているが、3園ではこれに独自のスタイルで運動メニュ—を加えている。
 長浜北幼稚園では朝の体操やマラソンの後、運動遊び。園庭でジグザグ跳びなどをするほか、「ケンパ遊び」などができるよう廊下にビニールテープやホースでマークを貼付。このほか、発表会の劇のストーリーにも鉄棒やマット運動のシーンを取り入れた。同園は「短時間に集中できるようになるなど、成果が目に見えてわかる。仲間同士が励まし合うコミュニケーション能力が養われ、子ども自身も自信をつけたのでは」と話す。
 神照幼稚園は短時間の「ちょこっと遊び」から「じっくり遊び」に発展。今年度は外部講師を招いて「キッズ体操」を取り入れており「体の支持や俊敏性が養われた。運動への意欲や目標への達成感が芽生えた」と述べている。
 市教委は次年度さらに拡大させ、小学校で幼稚園との連携事業を展開する考え。


2012年02月16日 16:10 |


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