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虎姫、湖北には不在

里親登録者、理解求めフォーラム
 父母の入院や虐待などで家族と離れて暮らす子どもたちのための里親制度。県は県内で里親のなり手を探しているが、今のところ、県内97の中学校区のうち7割程度しか、登録者がおらず、湖北地域での理解を深めるため、28日、米原公民館でフォーラムを開く。
 県は2010年改訂の県児童虐待防止計画に基づき、保護児童の受け入れ体制の整備を進めている。
 長浜市では13中学校区のうち、虎姫、湖北、木之本、杉野以外の9校区に里親がいるが、米原では7学区のうち、大東エリアにしかいない。
 また、里親経験者や児童福祉施設業務経験者などが自宅で5〜6人の子どもを育てる「ファミリーホーム」制度を設けているが、認知度も低い。
 里親に預けられる子ども(0〜18歳)は▽父母の長期入院▽児童虐待に遭った▽家族が経済困窮に陥ったなど、本人や家族、周囲の住民からの相談、通報を受け、自治体や児童相談所が判断する。
 里親は一般家庭でも可。6日間の研修終了後、訪問面接により適合しているか、判断された上、保護児童とのマッチングを図る。
 養育に関しては児童1人に対し、生活費(食費、飲食代)月4万7000円が支給されるほか、教育費、医療費などは実費。ファミリーホーム職員の事務費(給料)は子ども1人当たり月17万円が支給される。
 県は「児童の大半は地元以外で暮らし、高校を卒業すると就職して、自立するケースがほとんど。元の家族と暮らすのが本来の姿だが、難しいのが現状」と話している。

体験発表や講演会
 「社会で子育てフォーラム」は28日午後1時半から米原公民館で開かれる。里親による養育体験発表、ノンフィクションライター・村田和木さんの講演会、被災地、宮城県でファミリーホームを開設した人(東近江市)たちの活動報告など。問い合わせは県子ども・青少年局℡077(528)3551へ。


2012年01月19日 14:15 |


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