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指導者、保護者の役割は

練習は週2回、勝ちに拘らず
 県スポーツ少年団副本部長の三和郁子さん(66)=野洲市=による講演会が18日、湖北文化ホールで開かれ、自らの体験談を元に、女性の視点で理想とする「スポ少像」を語った。
 三和さんは元バスケットボール選手で、世界選手権などに出場。引退後は地元で、30年余、ミニバスの指導をしている。
 子どもの発達、発育にふさわしい練習日数は週2日、1日2時間程度。それ以上やっても、子ども達には苦痛なだけで、どこかに障害が起きてくる。
 スポ少の指導者をやり始めた頃は「野洲から全日本選手を」と意気込んだが、3年後、自分の経験を子ども達に押しつけていることに気付いた。
 教育には▽家庭▽学校▽社会という3つの環境があり、スポ少は社会教育の一環。重複した場合は学校、地域、家庭の順で優先。スポ少は子どもの自由な時間に関わっているだけ。指導者・保護者は間違った指導をしてほしくない。
 指導者はボランティア。家庭を顧みず、外の子どもと関わっていることを保護者は認識して。「あの指導者のここが悪い」などと噂や風評を流すことはもってのほか。子どもは保護者と指導者のサンドイッチ。子どもが主役で温かく見守ってほしい。
 スポ少は生涯スポーツのきっかけ作りで、勝ちにこだわるものでない。勝ちにゆく前にチームワーク。勝つ喜びも大切だが、試合に出られない子に目を向けることも指導者の役割。
 やれる人が、やれる時、やることをすれば良いスポーツ少年団となる。
 講演会は長浜市スポーツ少年団の指導者・保護者合同研修会として開かれたもので、関係者約250人が参加した。


2011年12月19日 10:20 |


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