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万城目学さんの最新小説「しゅららぼん」映像化を

誘致委員会結成、竹生島など舞台
 新進気鋭作家・万城目学さん(35)が琵琶湖や竹生島を舞台に描いた最新小説「偉大なる、しゅららぼん」の映像化とロケ誘致を目指し、長浜観光協会は映像誘致委員会を結成した。
 万城目さんは「鴨川ホルモー」でデビューし、続く第2作「鹿男あをによし」、第3作「プリンセス・トヨトミ」はそれぞれ直木賞候補となった。「マキメワールド」と称される摩訶不思議な独特の世界観で多くのファンを持つ。3作品はいずれも映画、ドラマ化されており、「偉大なる、しゅららぼん」も映像化に期待が寄せられている。
 作品は、長浜と米原の境界に位置する架空の旧「石走藩」城下町が舞台。代々、琵琶湖のほとりに住み、特殊な力を持つ湖の民、日出家と棗家の因縁の争いに巻き込まれる高校生・日出涼介を描いている。城に住み、船を漕いで島の高校に向かうなど、琵琶湖、竹生島、城下町がテーマになっている。作品名は涼介が「力」を発揮する際に鳴る「しゅららぼん」という奇妙な音に由来する。
 万城目さんは執筆にあたり、長浜や竹生島を何度も訪れた。今春の単行本出版後は、竹生島にファンと見られる若者の姿が目につくようになったという。
 28日の映像誘致委員会の結成会見では、委員長の川村博さんと観光協会事務局長の清水義康さんが、主人公の涼介の着ている赤い学生服姿で臨み、「ドラマ、アニメ、映画化へ向け、まずは地元から盛り上げたい」と話した。
 今後、赤い学生服でPR活動を行うと同時に、年内にも万城目さんや出版元の集英社に映像化を打診。万城目さんを招いてのシンポジウムや竹生島ツアーなどを企画したい、としている。


2011年10月28日 17:55 |


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